こんにちは!
今日は、皆さんも滅多に見たことない
「石切り場」の風景を紹介します。
ここは、「福光石」を採石する場所です。
この石は、今から約1600万年前に
海底火山噴出物(火山灰等)が海底に
堆積し、長い時間を掛け岩石となった
堆積岩(凝灰岩)です。
さて、「石切り場」とは、どんな所で
しょうか・・・。
じっくりとご覧下さい。
【 石切り場探訪 】
写真は、大田市温泉津町のある石材店が所有
する石切り場(採石場)です。
ここは、室町時代から手掘りで石を採り出し、
今では山が大きく口を開けています。
ノミやタガネを使った手掘りは、昭和30年くらい
まで続いていたそうですが、石の壁をよーくご覧
下さい。
無数のノミの跡が見てとれます。
又、写真中央には、削り出した石の残りも見えます。
今では、機械による採掘となり、写真右側の入り口
を入ると、地下10数メートルの所で切り出しを行な
っています。
この「福光石」は、石像、鳥居、狛犬、灯籠、墓石
などに使われて来ました。
現在は、建物の地状石、石畳、又この石は滑らない
ことから浴室の床材としても利用されています。
ここは、まさに人間が作り出した造形美を鑑賞できる
素晴らしいストーン・ゾーンです。
*旧バージョンでご覧になると、もっと迫力のある
ストーン・ゾーンが鑑賞出来ます。(◎_◎;)