こんにちは!
今日は、「棚田の今の風景」その2です。
前回は、棚田の下段辺りの写真を載せましたが、
今回は中段付近の様子をご覧下さい。
< ① >
棚田の中段にやって来ました。
ここでは、民家のすぐ裏に棚田が迫っています。
石造りの棚田とは言え、家の近くに田んぼが
あるとは、ちょっと驚きでした。
< ② > 「 助(たすけ)はんどう 」
これは、「助はんどう」と言います。
「はんどう」とは、地域の言葉で「水瓶」のことを差します。
ここは、水源地で昔から水が枯れたことがなく、渇水の
時住民はここへ水を汲みに来て、難を逃れたそうです。
< ③ >
これが、この「大井谷棚田」の象徴です。
開墾で出て来た石を積み上げて、このような
石垣の棚田が出来ました。
これは、本当に先人の遺産です!凄いッ!(◎_◎;)
< ④ >
かなり上まで登って来ました。
大小色んな大きさの田んぼが、山の傾斜を
利用して造られています。
田んぼの形が、実に面白いです。
< ⑤ >
もう直ぐ、頂上です。
こうして見ると、かなり急斜面に棚田が
造らているのが分かります。
600年前に最初の開墾が始まり、現在
まで棚田が受け継がれて来ましたが、
これを維持伝承するのは、物凄く大変
だったと思います。
私も、先人の苦労を感じつつ、カメラの
シャッターを切らせて貰いました。