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ウィリーチャンプ(エーアイ、4号機)

2012-02-13 00:45:46 | パチスロ4号機

1994年(平成6年)登場の4号機「ウィリーチャンプ」(エーアイ)

 

★確率表

      BIG   REG   SIN集中  パンク

設定1 1/420 1/420 1/585
設定2 1/364 1/420 1/546  
設定3 1/321 1/420 1/546  各設定共通
設定4 1/287 1/420 1/546    1/66  
設定5 1/273 1/420 1/482
設定6 1/273 1/364 1/431

 



当時、ウィリーチャンプはかなり「お気に入り」で、新宿「Mリバー」※、荻窪「O会館」、地元「Pランド」の3店舗を打ち回っていた。とはいっても、青パネル「ウィリーチャンプV」に見られたような大爆裂の経験はない。

※(くりくりさんへ)ウィリーチャンプは2Fにありました。西武新宿駅から見て奥側、左手の壁付シマで打ったのを覚えています。逆に、自分はエニイエブンの記憶が薄いです(向ケ丘遊園の銀座ホールでばかり打ってました)。3号機(初期4号機)時代だと、1Fがマジカルベンハー一色、2Fがチェリーバーと青パネルのアラジンIIだったのをハッキリ記憶していますが。「女性専用台」札が刺さっている台もありましたね。「ムサシ」の頃は、1Fがスーパーセブン、2Fがスーバニだった時代もあります。


ウィリーとドップリ付き合ったのは、1994年の導入当初から1995年中頃の「ダラダラ赤チャンプ時代」である。馴染みの設置店は、何れもノーマル若しくは弱性連チャンのマイルドな出方をしていた。確か、チャンプが暴れ始めたのは、青チャンプ(ウィリーチャンプV)が幅を利かせた1995年後半辺りからだったと記憶する。この青チャンプ時代は、赤チャンプにも同様の爆裂Verが増殖したが、その頃は既にチャンプ以外の台を追っていた。

 

爆裂の体験がほとんどないにも拘らず、私がウィリーを好んで打ったのは何故か。それは、単純明快かつ美麗なリーチ目、名機スーバニ譲りのスマートな筐体、サファリ、グレハンには無いビッグの軽快なファンファーレ、独特のフォルムの赤7、7テンパイ時の軽快なサウンド、存在感溢れる下パネルの絵、そして怪しげな集中機能と、妙に「そそられる」要素が詰まっていたからだ。

「みなみ」、問答無用のビッグ一確目である。当時は、コイツを拝めるだけで、何とも幸せな気分になれた。同一絵柄に挟まれた7といえば、既にユニバのオリエンタル2で「焼きリンゴ・7・焼きリンゴ」というのがあった。しかし、あれは鉄板でも何でもなく、ガセりまくっていた。ましてや、3号機コンチやコンチ2の「オレンジ・7・オレンジ」など、論外である。

やはり、通常時「ズドーン」とコイツが降臨した時のインパクトは、当時の4号機の中でも随一だった。もちろん、オリ2にも「7・焼きリンゴ・オリエンタル」の一確目があったが、ビジュアル的には「みなみ」にいささか劣る。

 

その他、左リール中段にBARが停止して、小役が外れれば、それも鉄板目だ。コチラは「みなみ」とは違い、何か控え目な感じのリーチ目である。それでも、揃うはずのトウモロコシやプラムがいきなり外れてビックリする事もあった。中リール中段のボーナス絵柄も強く、小役ハズレはリーチ目となった。その他、ビタ限定やスベリ条件付の目もあり、長時間打っていても飽きる事はなかった。

(左中段バー⇒小役ハズレのリーチ目。中リールがプラム・モロコシ非テンパイの時点で2確。形によってはビッグ確定目にもなる。)

 

それと、本機を語る上で外す事の出来ない「シングルボーナスの集中」。突入確率は上記の通り高めに設定されているが、低シングル確率&高パンク確率の為、コインがなかなか増えなかった。加えて、ジャックゲームの引き込みも100%ではなかった。それでも、集中突入時には、上パネルの「ボーナスゲームランプ」がピカピカと点滅を開始。ここで席を立つ事など、到底できなかった。ランプ点滅中の買い足しなども、よくやったものだ。

(途中でバケを引くと、一旦消灯後に再び点滅。即パンも多く、打ち手泣かせの役。)

 

7テンパイ時に派手な音が鳴る演出には、ユニバへの対抗心が垣間見えた。7が揃った時の独特なファンファーレも、サファリやハンターの頃にはない新鮮さがあった。また、スーバニ好きの自分は、4号機になってエーアイがオリンピア筐体へ回帰した事も嬉しかった。

 

そんな訳で、当時はノーマル然とした赤チャンプでもガッツリ打ち倒せた訳だが、今考えると、最も自分を引き寄せていたのは、多分コイツだったと思う。

 

下パネルに描かれたグラサンヒゲオヤジ。映画「イージーライダー」のデニス・ホッパー辺りに影響受けまくりの、「いかにも」なオッサンであった。大型のハーレーに跨り、ラスベガスに向かう砂漠の一本道を、豪快に走っている光景が思い浮かぶ。