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(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

フィーバーピストル大名GP(SANKYO、デジパチ)

2012-02-16 01:17:16 | 現金機デジパチ

1997年登場の現金機デジパチ「フィーバーピストル大名GP」(SANKYO、時短機)

★大当り確率1/214、出玉2000個(賞球7&13)

★大当り絵柄…〇~十三までの漢数字、ん(全15通り)

★三、五、七、んの計4通りで当ると、次回までの時短に突入(突入率26.6%)


今思えば、まぁ「ぶっ飛んだ」機種だったと思う。ゲームキャラが主人公であり(ナムコ「ピストル大名の冒険」1990年)、マニアックなリーチアクションや大当り中のストーリー画面(カッパに捕まった姫が、尻をキュウリで打たれる)などは、90年代独特のテイストを醸し出していた。

「Fピストル大名」シリーズは、CR版でも2機種登場したが、現金機「GP」が一番人気ではなかったか。良心的な大当り確率(1/214)と、時短機能による適度な出玉感が受けたのだろう。個人的にも、現金機の方を最も打ち込んだ。

因みに、CR版は「SR」と「JX」の2機種で、前者は確率1/359の確変1回ループ(突入率7/15)、後者は1/257の1回ループ(突入率4/15)である(いずれも5回リミッター付き)。

「JX」の方は、現金機「GP」に近いマイルドなゲーム性になっていたが、リミッターの存在がやはり問題だったか。まぁ、4/15を4連続で引くのは、相当の引きが必要なのだが…。

 

★リーチアクションは、ノーマルリーチの他に、スーパーリーチが7種類。

(1)でか手リーチ…リーチ後、中デジタル下に巨大な手が出現。中デジを掴み、引っ張りながら変動させるアクション。

(2)でか足リーチ…連獅子風キャラが大砲で中デジに火を点ける。その後、巨大な足が登場して火のついたデジタルを小便で消す。大当り時は、足元に金の玉が二つ落下。

(3)お祈りリーチ…背景が暗転して、宣教師と祈祷師(僧侶)が登場。大当り祈願の「お祈り」を始める。

(4)頭山桜の介リーチ…ピンクの裃を着た、頭山桜の介(とうやま・さくらのすけ)が登場。頭から桜がグングン伸び、デジタルに桜吹雪を散らす。全回転アクションだが外れも多い。

(5)相撲リーチ…こちらも全回転系アクション。4人の力士がリズミカルに飛び跳ねた後、勢いよく着地してデジタルを停止させる。大当り時は必ず時短絵柄だが、外れる事も多し。

(6)鯨潮吹きリーチ…全回転リーチの中で最も信頼度が高い。画面に大きな鯨が登場した後、勢いよく潮を吹いて中デジタルを停止させる。

(7)鯨ひみつリーチ…ノーマルリーチ後、「ひみつ」と書かれた幟(のぼり)が刺さった鯨が登場。再始動系リーチだが、派手な演出の割に信頼度は低かった。

※リーチ以外にも「予告」アクションあり。デジタル回転中に赤い忍者が画面を横切ると、リーチ確定。但し、大当り信頼度がアップする訳ではない。

 

★大当り時の画面も個性的だった。時短絵柄で大当りすると、大当り時に「確変」の文字が出現。なお、大当り中のストーリー画面は、諸般の事情により自粛。まぁ、コンセプトは「シューティングゲームとお色気」である。

 

★デジタル上の「天晴」という文字は、「てんせい」ではなく「あっぱれ」と読む。