懐かしのパチンコ番組レビュー
「パチンコスタジアム」（第3部・旅情編…1996年10月3日～1998年3月26日）
・MC：斉木しげる
・提供：ダイコク電機（CMには、表情豊かな「ピエロ」が登場）
・TV東京系にて、毎週木曜日24:45～より放映
・「自腹一万円勝負」、斉木名人が取った景品の一部は視聴者プレゼント
※1997年3月6日（木）O.A. ゲスト：森末慎二
・ロケ地…目黒区自由が丘「ラスベガス」（現「P-PORTプレゴ・自由が丘」）
・対戦台
SANKYO「フィーバーアラビアンDX」（現金機、時短搭載、大当り確率：1/227）
（9種類の絵柄のうち、赤7、青7、Feverで揃うと次回までの時短に突入。時短突入率1/3）
SANKYO「CRF・ビッグパワフルFX」（CRデジパチ、確変2回ループ、大当り確率：1/331）
（縦横斜めの8ライン。7が2ライン以上かオールフルーツで確変。突入＆継続率1/4、リミッター9回）
★オープニング
斉木名人、東急・自由が丘駅の前で、ゲストの森末慎二（ロス五輪、体操金メダル）を待つ。ゲストにちなんだ格好…という事で、ピチピチの体操着ファッションで出迎える名人だが、場所柄かなり怪しい。森末さんは、母校の日体大に程近い自由が丘に、昔から馴染みの店も多く思い入れがあるという。
★対戦の概要
斉木名人と森末さん、「ラスベガス」に入店。一通り景品を物色した後、台の頭上にある呼び出しランプに注目。「サービスコール」と書かれたハート形ランプには、「ドル箱を運んでね」「遊び方を教えて」「暑いです、寒いです」等と書かれた呼び出しボタンが並ぶ。店のサービスの良さに感心しきりな2人。
さて、このロケでは斉木名人のヒキが炸裂。人気台・フィーバーアラビアンDXで、ビシビシと大当りを決める。
まずは、中・右ドラムが同時回転する「さまようリーチ」から、時短絵柄の赤7で当てる名人。その直後、リーチ中にドラムがガクガグ揺れる「不思議なリーチ」から、宝石揃いで2度目の大当り。さらに、全回転系の「魔法のリーチ」から魔女が揃い、名人思わず拍手＆小踊り。
（C）テレビ東京
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※斉木名人の大当り中、森末さんが学生時代から馴染みの串焼居酒屋「七味亭」のご主人が登場。「勝負が終わったら、店に来ませんか」との誘いに、来店を約束する2人。
さて、ゲストの森末さん、斉木名人の迫力に呑まれたのか、イマイチ調子が出ない。絶好調の名人を横目に、ハズレリーチのオンパレード。一人置いてけぼりの展開に、表情もさえない。デジタルの回りも悪いようだ。
（C）テレビ東京
流れを変えようと、フィーバーアラビアンからCRFビッグパワフルFXに台移動する森末さん。しかし、依然調子は上がらない。隣の一般客に「出てますね～。（コチラは）全然出ないんですけど」と愚痴る。困った顔でうなずく客…とんだ「とばっちり」である。
画面に夢々ちゃんが出てくるスーパーリーチも、7が一コマズレて停止。すぐに次のリーチが来るが、今度はテンパイラインに7の先の「スイカ」が止まりハズレ。思わず、「スイカなんかいらないよ！」と、カメラに向かって叫ぶ森末さん。
（C）テレビ東京
一方の斉木名人、その後も当りを1回引いて（右ドラムスベリ⇒「不思議なリーチ」から宝石揃い）、さらにリードを広げる。
ここで、ビッグパワフルからF・アラビアンDXに戻った森末さん（残り3000円）。ようやくデジタルの回りが良い台をゲット、リーチも頻繁に掛かり期待。が、アッサリ残金を使い切り、「玉切れ」で終了。ビッグパワフルを打たなければ、森末さんにもチャンスがあったかも…。
★最終結果
斉木名人は、F・アラビアンDXで見事4回の大当りを引き（時短1回）、8114個をゲット。一方のゲスト森末さんは、残念ながら当りなしに終わる…。
※斉木名人が取った景品…コニカ全自動カメラ、ケンウッドCDプレーヤー、カシオカラー手書電子手帳、ディナーカレー（レトルト）、クリームシチュー（レトルト）、中華丼（レトルト）
（全自動カメラは視聴者プレゼント）
★対戦を終えて
店主との約束通り、パチンコ対決後「七味亭」に立ち寄り、ジョッキを煽る2人。店内には有名人のサインがビッシリ飾られており、森末さん自身がロス五輪当時に書いたサインもある。
その後、「七味亭コース」というコースメニューの中にある、野菜スティックの付けダレが絶品だと、2人で舌鼓を打つ。
（C）テレビ東京
～「パチンコスタジアム」レビュー、ゲスト：森末慎二（1997年）の回、了～