'90s芸能人パチンコインタビュー(その4)
1993年(平成5年)、某民放のゴールデンタイムに放映されたパチンコ特番での一コマ。
ダンプ松本さん(女子プロレスラー、タレント)
この収録は、ビルの屋上でダンプさんがパチンコを打つシーンから始まる。
因みに、この時彼女が打っていたのは、三共のハネモノ「フライングカーペット2」だった。
(三共・フライングカーペット2…名機マジックカーペット=「マジカペ」の新要件バージョン)
(ナレーション)
~休みはもちろん、地方に行けば必ずパチンコ店に駆け込むというダンプ松本さん。
初めてパチンコをやったのは、女子プロに入って、まだ新人の時ですね、19歳のときです。
稽古中に、マラソンコースが目黒にあるんですけど、そのコースってパチンコ屋さんの目の前を通るんですよ。で、ポケットに千円位しかなかったんですけど、クーラーが効いてて涼しいんで『ちょっと練習サボって、入っちゃおう』って、2,3人で入っちゃったんです。
そして、千円しかないのに『ちょっとやってみようかな』って打ったら、その時にはもう『777』というのが揃って・・・。
最近は負けております!二日で10万くらい負けております・・・。で、思うんですよ、ずっと負け続けると『もう絶対止めた!もう二度と行くもんか。』って。
店員にも、『もう絶対来ないからね!』って言っちゃうんだけど、次の日になると、時間になると胸がうずくというか『行きたいな、行きたいな』って思っちゃうんですよ。
あの魅力は何だろう・・・落ち着くからかなぁ?それに『もしかしたら、今日は勝てるかも』っていう夢がありますよね。
(自身の必勝法は、と聞かれて)
新聞に、その日によっての占いっていうのが書いてある新聞があるんですね。『愛情・総合・勝負運』っていう感じの。その勝負運が、新聞に『良い』って書いてある日は、良くないんです。さかさまの日が良いんで、店に行く前には、必ず勝負運を見てから行きます(笑)。
(インタビュー終り)
「ダンプ松本」といえば、悪役でありながら、当時はテレビや雑誌等のメディアに出ずっぱりの大変な人気ぶりであった。個人的には、「タコヤキラーメン」というテレビCMのイカツイ表情が、強く記憶に残っている。
彼女がリング上で相手の人気選手を竹刀でめった打ちにすると、会場の女子高生ファンから一斉に悲鳴が上がる…かつての「全女」における懐かしい光景であった。
最近は、メディアへの露出も以前より少なくなったようだが、ダンプさんの公式ブログを拝見した所では、今も現役の女子レスラーとして頑張っておられる様子だ。大変嬉しい限りである。