喜びあえる、ということ

みなさんこんにちは。シニア担当のsatomiです。
もう師走ですが・・。
先週のワークのご報告です。



みなさん、今年の紅葉、ご覧になりましたか？

私は先週、福島県の会津にいきました。
白虎隊の若者たちが自刃したとされる飯盛山へいきました。
私は、生まれてはじめてこんなに真っ赤な紅葉をみたようにおもいます。


いや～見事に美しかった。
歴史深い場所だからというわけかわかりませんが、この地を訪れる人々が
何百年前から毎年この紅葉をみているのだとおもうと、
深く胸に響いてくるものがありました。


おのずと、シニアをやってきているくせでしょうか。
感銘をうけながらも、ひらひらと舞い降りる紅葉を拾い続け、
おのずと旅をともにした友も拾うこととあいなりました・・。
これがまた楽しいのですが・・。





当日、シニアのみなさまの前には、とれたての紅葉の写真と葉。

仲間たちがそれぞれの地から運んできた実や美しい葉たち。

アートセラピー常連のシニアの方々にとって、目の前にあるものすべてが
これからやるアートの素材であることは百も承知です。


おのずと、手に取り、集めはじめる・・・

そして思い出す。


　　夫婦で中国へ観にいった紅葉・・

　　　息子のいる南会津の風景・・

　　　　写生旅行へ行った青森のおいらせ紅葉・・



今回は、合同画です。



みなさまの思い出ひと枝ひと枝が、おおきな木になりました。
ご覧ください。









そして総勢20名の皆様のつけたタイトルとともに感じていただけたら・・




　　紅葉狩り　　　　　葉っぱの親子　　　　色様々の秋



よみがえった落ち葉　　　　秋の山道　　　　　　ばん秋



　　　秋のいろどり　　　　平ぼん秋晴れ　　　照る山紅葉



　　　　　　散る落ち葉　散らぬ落ち葉も　皆一緒



　　秋の紅葉の葉は落ち着いている　　　　　かがやき



　　　　　　秋は動く　　　　　うるわしの秋



　　紅葉花ざかり　　　秋のスカイツリー　　　明るい落ち葉



　　　　　　紅葉の香り　　　　美しき紅葉

　　　

　　　　　　　　木枯らしの前夜





この、ひと枝ひと枝の位置もみなさまご自分で決めました。

　「スカイツリーだけにてっぺんにお願いします」

　「一番めだつところに」

　「もう少し右上」　　「どこでもどうぞ」

などなどこまかな微調整も皆様でなされました。




帰り際、


「美しい」

　　　「みんな燃えてるね」

　　　　　　　　　「みんな素晴らしいよ」


ただただじっと眺めておられる方も・・



スタッフの方も、あらためてじっくりみながら・・
「エネルギーがこんなにあるとは・・」と笑。





　　　　いま、この場にいることを、喜びあえる、ということ




　奇跡にもちかく、ごく自然のようなこのことこそが、
　人生の醍醐味のひとつなのではないでしょうか。




　そして・・・

　　この場にいなくともこの喜びを皆様に伝えることができる。
　　これは、私の醍醐味のひとつかもしれません。





　　　さぁて、さてさて今年も終わりにちかづいてきました。


　　　冬が　はじまるぅ♪