満ちる

こんにちは。シニア担当のYokoです。

先日の中秋の名月　見事でしたね。

皆さんもご覧になりましたか？？

私はベランダから　そしてちょっと外に出て夜のお散歩をしながら楽しみました。

その時ふっとある事を思い出しました。

私が３，４歳の頃　　山間を家族で車に乗っていた時、窓からみた景色

外灯もないのに　外は大きな大きなお月様で明るかった

「・・・・どうしてついてくるんだろう？」

そう、車はどんどん走って山の景色は変わるのに、お月様はいつも同じ場所にいて

子どもだった私は・・・どうしてだろう？？って不思議に思ったんです。

あはは・・なんてかわいい私でしょう。（そんな時期もありました）




中秋の名月の数日後　お月様のワーク

テーブルにはまん丸提灯を黄色く染めてお月様に

そしてすすきやおいもとお供えもの　

いろいろなお月様の写真



シニアのみなさん　手にとって写真を愛でたり　すすきの穂を撫でたり

介護フロアの皆さん　やって来た秋の景色に大喜びです。

この日は半年間　シニアの現場デビューの為のアドバンスコースの最終日

リードはこの方　前回はおもしろとんぼのおもしろメガネをかけていたShikibuさん



テーブルの写真や自然素材に触れながら　五感の刺激

さらに「満月体操」では大きくカラダを動かして　午後のぼんやりとした時間から覚醒を促していきます。

この時１００歳の女性　とっても小さな女性　一生懸命腕を伸ばして満月を作っていました。

何度も何度も・・・

笑い声があっち　こっち

さっ、皆さんの準備OKです。

いろいろな紙で作った満月　皆さんの愛でる中秋の名月　お楽しみくださいませ。


　


こちらのフロアの皆さんは「選ぶ」「決める」という行為も難しくなっている方が多い

アートワークではじっくりとセラピスト達が関わっていきます。

だからこそ、同じ素材なのにこのように同じ風景は描かれることはないのです。

だからほら・・・こんなステキなうさぎさん





お月様が満ちるように　１時間のワーク　フロアが笑顔で満ちあふれ

そうしてもちろん　Shikibuさんも見事に半年をやり終えました。

仲間を大切に　自分の気持ちを確かめながら

さらにシニアの方の自分らしさが溢れるあたたかいアートワークの時間になるように

ゆっくりゆっくり　Shikibuさんらしく　

満ちて行きますように・・・・

おめでとうございます。