シニア担当のYokoです。
昨日のシニアアートワーク 午前と午後はセラピストを違えて団扇のワークでした。
いやぁ~いつも以上に盛り上がりました。
午前中は現在アドバンス中のともっちのワーク
今日は私にはとても思いつかないワークでした!!
彼女は子どものクラスの主催者でもありベテラン保育士
子ども向けの蓄積をうまくシニアに応用したプログラムでした。
これには私たちも、シニアの皆さんも職員さんもびっくり!
手が動く動く。
それはこれです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/94/35ff9e7b9cfb0a100d88ee7137143ac0.jpg)
『氷絵の具スティック』
この猛暑で自宅から施設に運ぶために
どれ位で溶けるか?どうしたら溶けないか?など試行錯誤にご家族総出で研究!
(ともっちのお母様にはほんとうにいろいろとお世話になっており、私は第三のサポーターと呼んでいます。 いつもほんとうにありがとうございます。)
夏の涼を氷を通して味わってもらいたい想いや、まさかっていう驚きでワクワクしてもらいたい想いが
たっぷり詰まった『氷絵の具スティック』
団扇に乗せてすっと滑らせると色がつく。力を入れなくても氷のつるつるで自然と腕が動いていく。
午前は介護フロア。
呼びかけをしても反応が薄い方もいらっしゃいます。
筆を握る事や動かす事も難しくなっている方もいます。
自分でしっかりスティックを持ちゆっくりほんとうにゆっくりですがご自分で描かれたN様
その様子に驚き、続々と職員の方が集まって大変喜んでいました。もちろん私たちも!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/01/9f3f3473fa8455fbd7e761e2b6acab60.jpg)
このスティックは『アイスキャンディ』に見間違えて口に入れてしまう可能性もあります。
でも危ないからやらないという選択ではなく、あり得ない「氷絵の具」という驚きを楽しみに変えて行くか・・・
しっかりとこれはどういった物かを事前に伝え、事故を防いでいく。そしてワーク中も私たちがしっかり見守りながら更に防いで行く。
楽しみながら残存能力をどれだけ引き出せるか?
ここを考えていく事もシニアアートセラピストの大切な仕事です。
そして何より一番大切な事は「認知症だから伝えてもわからない」という意識を持たない事
だからといって「認知症である事」を全く無視する事も出来ません。
想像以上にシニアの皆さんの下り階段の段差は大きい。昨日で来た事が今日出来ないという事は十分あります。
だからこそ、普段からその方の喜びポイントや危険ポイントを知り、提供方法を常に模索し続ける姿勢
私のやり方を通すのではなく、あなたのやり方を届けて行く。。
それまで子どものクラスでのアートワーク提供経験があるともっちはシニアのワーク参加をして1年ちょっと。
この1年で一番積み重ねてきたものは、キッズとシニア、シニアと自分との違いを知るという事だったかもしれません。
「出来ないんだ・・・」 介護フロアの皆様のサポートをしながら彼女の口から時々出てきた言葉です。
持てるものが持てない。理解出来ると思った事が出来ないetc・・・・
それは介護の現場や身近な方の介護という事を経験した事がなければ、誰にだってわからない事です。
決して失礼な意味ではなく、ともっちの正直な言葉と私は思っていつも聞いていました。
ワークを提供する側に立った時、この「出来ないんだ」という視点があったからこそ、別な視点で物を考えていく。
それは自分の中の資源の新しい発想との出会いであり、新しい自分との出会いとも言えるかもしれません。
このワークはそんな新しい自分へとの出会いの挑戦を諦めなかったからこそ
大勢の方の喜びに繋がったワークだったように思います。
出来上がった団扇を見て今朝は少し不穏だったひとりのシニアの方がこういいました。
「これをこういうやつに入れて(額のようです)毎日拝みたい。神様みたい」って。。
氷絵の具の滑らかさ、鮮やかさ、不思議さ、
アートセラピーは素材のセラピー
心の緊張が氷のようにゆっくりと溶け、自分の中の神聖なものに出会って行く。
シニアアートワークは奥が深い・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a8/caf2828cf65a1778d8e2fb6fcb51b397.jpg)
午後のワークはまた後日にでも・・・
昨日のシニアアートワーク 午前と午後はセラピストを違えて団扇のワークでした。
いやぁ~いつも以上に盛り上がりました。
午前中は現在アドバンス中のともっちのワーク
今日は私にはとても思いつかないワークでした!!
彼女は子どものクラスの主催者でもありベテラン保育士
子ども向けの蓄積をうまくシニアに応用したプログラムでした。
これには私たちも、シニアの皆さんも職員さんもびっくり!
手が動く動く。
それはこれです!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/94/35ff9e7b9cfb0a100d88ee7137143ac0.jpg)
『氷絵の具スティック』
この猛暑で自宅から施設に運ぶために
どれ位で溶けるか?どうしたら溶けないか?など試行錯誤にご家族総出で研究!
(ともっちのお母様にはほんとうにいろいろとお世話になっており、私は第三のサポーターと呼んでいます。 いつもほんとうにありがとうございます。)
夏の涼を氷を通して味わってもらいたい想いや、まさかっていう驚きでワクワクしてもらいたい想いが
たっぷり詰まった『氷絵の具スティック』
団扇に乗せてすっと滑らせると色がつく。力を入れなくても氷のつるつるで自然と腕が動いていく。
午前は介護フロア。
呼びかけをしても反応が薄い方もいらっしゃいます。
筆を握る事や動かす事も難しくなっている方もいます。
自分でしっかりスティックを持ちゆっくりほんとうにゆっくりですがご自分で描かれたN様
その様子に驚き、続々と職員の方が集まって大変喜んでいました。もちろん私たちも!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/01/9f3f3473fa8455fbd7e761e2b6acab60.jpg)
このスティックは『アイスキャンディ』に見間違えて口に入れてしまう可能性もあります。
でも危ないからやらないという選択ではなく、あり得ない「氷絵の具」という驚きを楽しみに変えて行くか・・・
しっかりとこれはどういった物かを事前に伝え、事故を防いでいく。そしてワーク中も私たちがしっかり見守りながら更に防いで行く。
楽しみながら残存能力をどれだけ引き出せるか?
ここを考えていく事もシニアアートセラピストの大切な仕事です。
そして何より一番大切な事は「認知症だから伝えてもわからない」という意識を持たない事
だからといって「認知症である事」を全く無視する事も出来ません。
想像以上にシニアの皆さんの下り階段の段差は大きい。昨日で来た事が今日出来ないという事は十分あります。
だからこそ、普段からその方の喜びポイントや危険ポイントを知り、提供方法を常に模索し続ける姿勢
私のやり方を通すのではなく、あなたのやり方を届けて行く。。
それまで子どものクラスでのアートワーク提供経験があるともっちはシニアのワーク参加をして1年ちょっと。
この1年で一番積み重ねてきたものは、キッズとシニア、シニアと自分との違いを知るという事だったかもしれません。
「出来ないんだ・・・」 介護フロアの皆様のサポートをしながら彼女の口から時々出てきた言葉です。
持てるものが持てない。理解出来ると思った事が出来ないetc・・・・
それは介護の現場や身近な方の介護という事を経験した事がなければ、誰にだってわからない事です。
決して失礼な意味ではなく、ともっちの正直な言葉と私は思っていつも聞いていました。
ワークを提供する側に立った時、この「出来ないんだ」という視点があったからこそ、別な視点で物を考えていく。
それは自分の中の資源の新しい発想との出会いであり、新しい自分との出会いとも言えるかもしれません。
このワークはそんな新しい自分へとの出会いの挑戦を諦めなかったからこそ
大勢の方の喜びに繋がったワークだったように思います。
出来上がった団扇を見て今朝は少し不穏だったひとりのシニアの方がこういいました。
「これをこういうやつに入れて(額のようです)毎日拝みたい。神様みたい」って。。
氷絵の具の滑らかさ、鮮やかさ、不思議さ、
アートセラピーは素材のセラピー
心の緊張が氷のようにゆっくりと溶け、自分の中の神聖なものに出会って行く。
シニアアートワークは奥が深い・・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/a8/caf2828cf65a1778d8e2fb6fcb51b397.jpg)
午後のワークはまた後日にでも・・・
こんな事を味わってもらいたい。。。といつも考えているからこそできるワークだなぁって思いました。
すごくステキ!
キレイ、味わい深い、心地よい…
みなさんのココロをとらえた時間ですね。
確かに力を入れずとも、色が広がっていきますね。
読んでいて、自分がやりたくなってきちゃいました!
>危ないからやらないという選択ではなく、あり得ない「氷絵の具」という驚きを楽しみに変えて行くか・・・
>そして何より一番大切な事は「認知症だから伝えてもわからない」という意識を持たない事
どちらもわかっていても、自分が不安の中にいるとみえなくなってしまうことですね。
こういったことを大切にできる、このシニアアートワークに携われることは本当にすばらしいこと。
このブログを読んで改めてそう思いました。
ブログを読みながら、思い出して・・・(涙・号泣)
まだまだ、2回目のファシリテート。自分のやりたい思いとシニアの方の予測の出来ない行動、不安、緊張・・・でも、やりたい思いを出来ない!ではなく、やってみよう!と支えてくれた洋子さん・彩ちゃんのサポートに感謝です。私の中に深い喜び・楽しさ・嬉しさでいっぱいです。本当に本当にありがとうございました。
☆さとちゃん、ありがとう!
さとちゃんからのコメントは誰よりも嬉しいよ。
シニアの皆さまが大好きなんだよ~。だから一緒に楽しい時間を過ごしたいのです。それだけなのです。
☆いけちゃん、ありがとう!
ぜひ、やってみてね~。私もいけちゃんのワークいつも素敵だなって思ってるよ。お互い奥深いシニアアート、楽しんでいこうね。先輩!これからよろしくお願いします。