Life is ART!

高齢者施設で活躍しているアートワークセラピスト達の旬な声をお届けします。

雪がとけたら何になる・・・

2014-02-15 02:43:04 | 素敵な現場
こんにちは。シニア担当のYokoです。

今朝の世界は・・・・真っ白

四十数年ぶりの大雪 もうすでに関東で20cm越えです。

さっき窓を開けてみたらあまりに静かで・・・大雪は困るのですが、少し気持ちよかったです。

どれくらいあと降るのでしょうか。。


「雪がとけたら何になる・・・」

もう有名なお話しですね。

朝日新聞の天声人語に載ったお話し

お母さんの遺品の中にあったセピア色の紙

投稿した60歳の女性の小学校の理科のテストが一枚・・・

ご存じの方も多いと思います。(ご存知無い方はどうぞ調べて見て下さいね)


私はこの季節に必ず思い出すお話しです。

どこか胸がきゅんとなり、そして春への想いを膨らませる。。


この新聞記事をシニアの皆さんの前でお読みしました。

するとSさん、ぽろぽろ涙を流されました。

お母さんの優しい想いは、春のようにあたたかい・・・


「雪がとけたら道がぐちゃぐちゃになる」

「雪がとけたら水になるよ」

「雪がとけて小川になって春がくるよ」




テーブル一面の真っ白な綿を雪に見立て、雪合戦のあと、雪をかき分けると見えてきたものは・・

「雪がとけたら・・・・春になるよ」

そう、雪の下から出来てたものは

ピンク・黄色・赤・黄緑・水色・・etc

春色のお花紙達

この日は皆さんにこれからやってくる春を思い描いて頂くワーク

雪をかき分けて芽吹いた小さないのちもあれば

雪の中でこれからの春を待ちわびるもの・・


小さな春・・みぃつけた。



♪春が来た 春が来た♪



雪の下に色紙が・・・これからゆっくりと春がきます。
 


はじめてのアートワークに参加された女性  



光から春を感じているかのよう・・



雪がとけた小川になって・・・ふるさとの春です。



シニアの皆さん  柔らかい素材をたっぷりと味わいながら ゆっくりと迎えたい春のイメージを形にしていきました。

「イメージをする」 私たちが持っている素晴らしい力です。

皆さんの若々しくてみずみずしい 雪のあとに訪れる春  なんだかあったかい・・・



さぁ真っ白なこの世界

あなたはどんな春を描くのでしょうか?

きっと思い描いたあなたの春はもうそこまで・・・・・








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