11月17日(日)13時半~15時半にかけて滋賀県立草津養護学校にてがサンデー専攻科と学習会を開催しました。学習会は17名、サンデー専攻科は15名の参加者が集い有意義な時間を共有できました。学習会、サンデー専攻科それぞれの速報を所感としてお知らせいたします。
三重県の学校法人特別支援学校 聖母の家学園 辻校長先生の講演を中心に参加者の皆様と情報交換も行いました。聖母の家学園は1995年(平成7年)に同校高等部に専攻科を設置し、既に19年が経つ事で全国的にも先駆的な存在です。学習会には滋賀県内の特別支援学校の先生や保護者の方々と作業所で学びの活動をしている職員さん等17名の出席になりました。当会でも実施した専攻科に関する県内アンケートを、三重県内でも実施され「専攻科設置を望んでいる」という集計はなんと80%迄上りました。さらに、辻校長先生のお話しで印象的だったのが、全国特殊学校長会東海支部会議で静岡県内の校長先生方が「特別支援学校高等部の3年間では教育機関があまりにも短いので、教育年限の延長を!」と校長先生達が訴えていた。。というお話しがありましたが、ついに現場からもようやく声が出てきたのだなあ。。と感じました。
▼専攻科の取組みを説明される聖母の家学園の辻校長先生
▼講演後に補足説明される専攻科滋賀の会の立岡理事長
サンデー専攻科は当会活動4年目にして初の県立養護学校での開催となりました。サンデー専攻科は「美術」のテーマで竹内先生ご指導により、クレヨンと水彩絵の具を使った色々なテーマに取組み、最後は皆で「作品発表会」で参加学生さん達15名の想いを共有しました。私も飛び入り参加しましたが、筆を持つのも約30年ぶりで昔を思い出すとともに癒されました。。竹内先生いわく「アート・セラピー」というジャンルに入るそうで妙に納得してしまいました。。
学生の皆さんは、ディズニーの好きなキャラクター、学校で気になる男の子、琵琶湖のイメージ等いろいろな作品を思い思いに描かれ生き生きしてました。
▼さあ、下書きのクレヨンから!このテーブルは女子会?のようでした。。
▼みんなで作品をならべます。キャンバス紙にカラフルな色紙を貼りました。
▼最後に先生と一緒に個別発表です。
数多くの関係者の方々にご参加頂き有り難うございました。
※お問い合わせは専攻科滋賀の会メールアドレス senkouka.shiga@gmail.com までお願いいたします。
記載H.K.