全専研開催の研修が先月26日から開催されました。
我々専攻科滋賀の会メンバーも参加しました。所感を含めた情報を共有いたします。ご参照お願い致します。
参加者:徳田理事・立岡理事
日 時:2017年08月26日~27日
会 場:愛知県立大学
1、開会のあいさつ
冒頭、田中会長から「全専研が結成され13年目」となること。その中で「実践的・理論的力量をいっそう高めていくため2014年度から年1回実践研修講座を開いて今年で4回目」となる事を告げながら文科省の「特別支援教育から生涯学習」が昨年末に発出されるなど、情勢がふくらんできていることを押さえた開会のあいさつが行われた。
2、記念講演「性同一性障害を考える」
松尾かずな先生(泌尿器科医師)が性同一性障害を生きる、を軸に90分の講演があった。
先ず、
●「性別を考える」から始まったが、性別には女か男かという2つしかないというのはヒトの思いこみである。・・・聞いた私は講演の入り口から不安な状態になり始めた。
●性の多様性と性同一性障害の諸問題。
●医学的に見た性同一障害、と聞きなれない話が次々と飛び込み、途中から少々パニック状態となった。
結局皆さんにしっかりした報告はできないことを確信した。そして、今日の講演では「思い込みが日常多くある事・もっと柔軟に物事を考え、とらえる事」を学んだのは確かだった。
(詳細を知りたい方は senkouka.shiga@mail.com 迄お問合せ下さい。詳細情報をご提供いたします。)
3、研修の概略
初日と2日目、立岡や徳田は世話人と司会の任務があり、それぞれの場所で責任を果たした。
初日は、日ごろの実践報告を聞き、4グループに分かれてヂスカッションする方式で学びあった。
2日目は「学びについてどう考えるか~親の立場から~」をベースに3人の父母を囲み座談会方式で学びあった。その後は再び各地の実践報告を受け、討論を深めた。
4、まとめ
1日目のまとめは國本副会長から、2日目のまとめは小畑副会長から合計30分で報告があり確認し合った。
5、閉講式
受講生30人に「修了書」が渡され無事終了した。尚、初日の夜は多くの出席者が夕食を兼ねた懇親会を開き、大いに交流を深め合ってきた。
〈以上〉