「天使の卵」公開翌日に続編放送
市原隼人(19)、小西真奈美(27)が主演する映画「天使の卵」(10月21日公開)の続編「天使の梯子」が映画公開翌日の10月22日、午後9時からテレビ朝日・ABC系でスペシャルドラマとして放送されることになった。映画から10年後の世界をミムラ(22)、要潤(25)主演で描く。映画の直後にドラマを放送するという珍しい形でのメディアミックス。映画を見てからドラマを見るか?ドラマを見てから映画を見るか?-。
最近はテレビドラマで映画がリメークされることはあるが、続編がしかも公開翌日に放送されるのは極めて異例。映画を初日に見て、翌日ドラマを見れば時系列通りに「天使」ワールドにどっぷりはまることもできる。珍しい形のメディアミックスにテレビ朝日の杉山登プロデューサーは「ぜいたくなコラボレーション。これまでにないことだと思います」という。
「-梯子」は「-卵」の10年後の世界を描く。市原隼人が演じた歩太をドラマでは要潤が、沢尻エリカ(20)が演じた夏姫をミムラが演じる。主題歌だけはSunSet Swishの「君がいるから」が映画、ドラマ共通だ。
村山由佳氏のベストセラーが原作の「-卵」は19歳の斉藤夏姫(沢尻)が恋人・一本槍歩太(市原)と姉・春妃(小西真奈美)を“失う”までを描いた物語。ドラマ版では姉の死と歩太の心の傷に罪悪感を抱えたまま29歳になった夏姫(ミムラ)が年下の恋人・古幡慎一(渡部豪太)の出現で少しずつ心を癒やされていく姿を描く。
映画で先にキャラクターが確立しているため、ミムラは難しい演技を要求されるが「人の持っている“陰”と“陽”がしっかりと表現されている役なので、リアリティーを持って演じたい」と気合十分。ミムラとは初共演となる要も「新たな自分が発見できることを楽しみにしています」と話した。
公開日に見に行くか??27日の試写会が当たるといいなぁ~~