よかったぁ~~
「安藤」生きてたよぉー
本当に死んだかと思ったわー
続きみよっ
今度は牧村さんまで撃たれちゃったよー
加藤雅也もなんか怪しくなってきたしぃー
誰が犯人なんだぁ~~雪平の元だんなも怪しいしー
気になるぅー
誘拐犯で真犯人を知る牧村(木村多江)が何者かにより射殺された。警察は、牧村は誘拐事件の口封じのために狙撃され、真犯人は誘拐事件の共犯者だと断定。これにより、警察内部の犯行という可能性がより強くなり、刑事たちも、お互いを疑念の思いで探り始めるようになる。
事件が混迷を深めるなか、雪平(篠原涼子)は撃たれた牧村が息絶える直前雪平だけに聞こえるよう口にした、「バツ…」という言葉の意味を計りかねていた。そんなとき、牧村の夫と娘をひき殺した加害者・広田(伊藤洋三郎)が殺されたとの一報が。遺体発見現場で、雪平が見たものは、広田の手の甲に付けられていたバツ印の傷だった。
翌朝、捜査本部にいた雪平は、殺害された広田が事件の夜、「日報新聞」の記者を名乗る男と会っていたことを伝えられる。あろうことか、これまで被害者だった和夫(香川照之)に逆に容疑の目が向けられているのだ。そこへ、また、バツ印のついた死体が発見されたとの連絡が。場所は、日報新聞社の地下駐車場だ。被害者は、和夫の上司で、編集長の武田(大河内浩)だった。雪平は、和夫の部下の今井(榊 英雄)に、和夫の所在を尋ねる。すると、和夫は会社を辞めていると言う。しかも、和夫は美央(向井地美音)の誘拐事件のことで武田ともめていたとも。雪平は、思わず言葉を失う…。
和夫は一体、どこで何をしているのか?事件にどう関与しているのか?事態は新たな展開を迎え、最後の連続殺人事件の謎解きが今はじまる――。