トンマッコル”とは村の名で「子どものように純粋な村」という意味。そこに住む村人たちは、共に畑を耕し、食べ物を分かち合い、自分の子どもも人の子どもも分け隔て無く育む。そんな温もりのある暮らしを続けてきた人々だ。同じ人間というだけで見知らぬ人も温かく迎え、腹が減っていれば食べ物を、寒さに震えていれば着る物を与えることを当然だと思う心こそ“トンマッコル”の意味するもの。陰の主人公でもあるこの村は、私たちがそのように暮らしたいと思う理想を反映している。全ての人の心に隠れている人間愛と善良さを映し出したものだと言えるのだ。また、村の入り口の山道にいくつも置かれた不気味だがかわいいところもある石像は、トンマッコルの守り神。実際に済州島にあるトルハルバンという石や溶岩で作られたものをイメージして作られた。トンマッコルを守る神様でもあり象徴でもある守り神は、映画のラストで非常に重要な役割を持つのでお見逃しなく!!
はかわいぃーね
じゃないといいな
