千ちゃんが載ってました
気持ちが「素」になれる、心とカラダの有酸素運動。
80年代ポップス街道をひた走ってきたアーティストの日常は、洗いたてのシャツ
みたいな日なたの匂い。心にはどんな音楽が鳴り響いているのだろう。
気持ちがやすらぐのは、音楽から離れた場所が多いですね。ジョギングしていて、ふと季節の移ろいを感じたときとか。週末、人気がいなくなった都心の公園は、酸素濃度が高くなっているような気がするんですよ。曲づくりのインスピレーションも、歌舞伎とかお芝居といった音楽以外の空間に身を置いたときや、人との出会いから受けることが多い。知らず知らず頭でっかちになっている自分を回復させるため、とにかく自分のカラダを使って、いろんな場所に脚を運ぶようにしてますね。
つい、最近、20年振りに車で大阪の実家に帰ったんです。30代の頃は海外に目が向き、ニューヨークに住んだこともありましたが、今回の帰省は実に新鮮でした。僕が生まれ、僕の音楽が生まれた、大阪人のDNAがワサワサ音を立てるというか。喉頭癌で声をなくしたオヤジとは、気持ちの底に釣り糸を届けるように語り合えたし。こんな等身大の自分を映すような、80年代とはまた味わいの違うポップスを発信したいですね。
気持ちが「素」になれる、心とカラダの有酸素運動。
80年代ポップス街道をひた走ってきたアーティストの日常は、洗いたてのシャツ
みたいな日なたの匂い。心にはどんな音楽が鳴り響いているのだろう。
気持ちがやすらぐのは、音楽から離れた場所が多いですね。ジョギングしていて、ふと季節の移ろいを感じたときとか。週末、人気がいなくなった都心の公園は、酸素濃度が高くなっているような気がするんですよ。曲づくりのインスピレーションも、歌舞伎とかお芝居といった音楽以外の空間に身を置いたときや、人との出会いから受けることが多い。知らず知らず頭でっかちになっている自分を回復させるため、とにかく自分のカラダを使って、いろんな場所に脚を運ぶようにしてますね。
つい、最近、20年振りに車で大阪の実家に帰ったんです。30代の頃は海外に目が向き、ニューヨークに住んだこともありましたが、今回の帰省は実に新鮮でした。僕が生まれ、僕の音楽が生まれた、大阪人のDNAがワサワサ音を立てるというか。喉頭癌で声をなくしたオヤジとは、気持ちの底に釣り糸を届けるように語り合えたし。こんな等身大の自分を映すような、80年代とはまた味わいの違うポップスを発信したいですね。