マックスは8歳になる男の子。このごろは不満がどんどんたまっていく。まず、姉のクレアに腹が立つ。自分の友達ばかりを大切にして、小さな弟はのけ者扱い。マックスを「世界の王様」と呼んでくれたパパは、ママと離婚してもういない。ママはといえば、ひとりで2人の子供を抱え、家事に、仕事に忙しい。それから恋にも忙しい。家に恋人が訪ねてくると、マックスが話しかけても上の空。そしてある晩のこと。ついに、たまりにたまった不満が爆発し、マックスは泣きながら家を飛び出した。
島の奥へと入っていくと、そこにいたのは、見たこともない大きな体のかいじゅうたちだった…。
島の奥へと入っていくと、そこにいたのは、見たこともない大きな体のかいじゅうたちだった…。