~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

宙組「逆転裁判」観劇

2009-02-27 | 宙組
今日は、宙組「逆転裁判」を観劇してきました!!今日は、午後から大雪が降っており、思わず、行くの
やめようかと思ってしまいました。でも、せっかく、チケットも取ったんだし… と思い、大雪の中、行って
きました。大雪だったので、電車が遅れるといけないと思い、少し、早めに行ったのですが、遅れることなく、
行く事ができました。と言うより、早めに、駅についてしまい、駅前のお店で、ランチを食べる余裕まで
ありました。「逆転裁判」は、評判が良かったので、かなり、期待して行きました。ラントム君(蘭寿とむ
さん)期待を裏切らず、すごく、いい感じのニックでしたね。そして、ニックのかつての恋人レオナ役の
まさみちゃん(美羽あさひさん)も、とても、素敵でした。

話としては、ニックが、かつての恋人であり、恋人だったレオナが、上院議員殺人事件の容疑者として逮捕
されたことをTVで知るところから始まります。そして、容疑を認めるレオナの弁護を引き受け、初めての裁判
では、無罪を主張するニック。調査を進めると、3年前のある事件が絡んでいる事を突き止めるのです。
その事件には、レオナの妹、モニカが、犯人によって人質となったことが分かり、レオナが、その事件とも
関わっていた事を知り、証人として、モニカを出廷させたニック。そこで、真実が明かされます。3年前の
事件では、裁判中に殺人犯が裁判所から逃げ出し、弁護士として研修中だったレオナと待ち合わせをしていた
部屋に犯人が逃げ込み、モニカが人質となったのです。そこに、レオナが入ると、モニカが倒れており、犯人の
胸には、ナイフが刺さっていて、殺されていたのです。そこで、ニックは、レオナに、その時の状況を聞いて
いくうちに、レオナが「もろ刃のナイフが刺さっていた」と言う証言をしている事を指摘!!胸に刺さっている
はずの刃先が、なぜ、もろ刃だと分かったのか?と、問いただすニック。結局、犯人は、レオナが、顧問弁護士
をしていたミラー市長が犯人でした。まず、ミラー市長が、一番初めに部屋に入ってきて、犯人を殺します。
そこに、レオナが入ってくる前に、医師のモニカが、いつも、持ち歩いていたメスを、犯人の胸に刺します。
その後、レオナが入ってくると、妹のモニカが持ち歩いていたメスが刺さっていたのを見て、モニカが、犯人を
刺したと思い込んだのです。レオナの後から市長が入ってきて、モニカを助けるために、また、別のナイフを
刺して、偽装工作をするんですよね。結局、モニカは、殺していないのですが、モニカが、犯人を殺したと
思ったレオナは、市長に騙されていたのです。その事で、借りを作ったと思ったレオナは、市長の顧問弁護士と
なり、今回の事件の上院議員も、本当は、市長が殺したのですが、それを、レオナが、駐車場に死体を運び、
殺すフリをしているところを、わざと、フリーカメラマンに写真を撮らせ、自首したのでした。

これで、ストーリーは終わりですが、私のツボとしては、ニックの秘書のマヤちゃん(すみれ乃麗さん)かな?
自称、霊媒師の娘というマヤちゃんですが、かなりの天然なのです。事件現場に落ちていた携帯で、電話をかけ
ようとするし、ニックに注意されて、携帯を元に戻そうとするのですが、どこに落ちていたか覚えていなくて、
適当に、携帯を置くマヤちゃん。なんか、好きだなぁ…。しかも、このマヤちゃんを、すみれ乃麗さんが、
うまく演じているのですよ♪そして、エッジワース検事(七帆ひかるさん)も、私のツボかも…。初め見た時、
たかちゃん(和央ようかさん)かと思った!!その位、メイクしたえりちゃんは、たかちゃんに似ていました。
でも、冷静沈着なエッジワースを、うまく、演じていたと思いますよ。しかも、すっごい、カッコいいと思い
ました。それから、おもしろいのが、ディック刑事を演じたみーちゃん(春風弥里さん)です。前半の殺人現場
に登場し、事件の事は教えられないと言いつつも、捜査内容をペラペラとしゃべってしまう軽~い刑事さんなの
です。そんな軽~い刑事さんをみーちゃんが、うまく、演じていました。なかなか、見ごたえのあるいい作品
だったと思います。そして、もう一つ、よかったのが、

ダンスシーン!!

ステージが小さい分、背の高いジェンヌさんの多い宙組生です。ラントム君を初めとして踊る群舞は、とても、
圧巻でしたねぇ…。すごく、迫力があって、よかったんですよ!!客席からは、ダンスシーンが終わるたびに

ブラボー!!

と言う声が上がっていました。でも、ダンスシーンが終わるたびに、「ブラボー!!」と言われると、初めは、
良くても、だんだん、うるさく感じましたね。きっと、一般の人なんでしょうね。宝塚ファンだったら、
お行儀がいいので、絶対、そんな事言いませんものね。また、客席には、ゲームオタクっぽい団体様も
いらしてました。やっぱり、ちょっと、いつもの宝塚ファンとは違った客層が多かったですね。そういうのも、
なんだか、新鮮でした。舞台は、おもしろかったし、満足した愛里でした。