~ SERENE SKY ~

流風香(るうか)の日々の日記や好き勝手な自己主張、呟きを書いていくブログ♪

TVで見たけど…

2009-03-17 | TV・ドラマ感想
昨日、父親と犬猿の仲だと書きましたが、今日、虐待を受けていた子供が自立するための施設で過ごしている
様子をやっていたのですが、なんだか、羨ましかったなぁ…。それで、その映像の後、専門家の人が、説明
していたのですが、普通の家庭に育った人は、両親に、たくさん、依存して育つので、基礎ができているけど、
虐待を受けて育った人は、依存して育ったわけではないので、どう接したらいいのかが分からなくなると
言っていました。これは、私が、一番、悩んでいるところなんですよね。だから、自立支援の施設で過ごして
いるのを見て、羨ましかった。その施設の男性が、すごく、親身になって接してくれてるんだよね。だから、
きっと、そこで過ごした子供達は、周りの人に依存する事によって、どう接したらいいのかが分かる。たぶん、
そこで受けた温かさを知る事で、普通の感情が生まれると思うし、支えてくれる人がいるという安心感も出て
くるだろうと思うんだよね。これは、普通の人には理解できない事だと思う。普通に愛情を受けてきた人は、
甘えてるというような事を言うんだよね。中には、そういう思いをしていても、立派に生活している人もいる
みたいな事を言うんだよ。だけどさ、虐待を受ける環境にいて、本当に、そんな事言えるのか?と言いたく
なることがある。だから、それは、普通の家庭に生まれた人の言う事…。虐待を受けて育った人の気持ち
なんて、分かるはずがない。それに、そんなに嫌なら、その家を出て行けばいいと言う人もいる。でも、
それができないから、この家にいるんだよね。いろんな事情があるんだよ。それに、虐待を受けたと言っても、
いろんな虐待の種類があるし、その虐待を、うまく、かわして育つ子供もいる。そういう子は、普通に生きて
いける。うちの妹のように…。私は、もろに虐待を受けていた。なんと言っても、父親に、思いっきり、反発
していたから、受ける暴力の回数も多かったらしい。だから、虐待のレベルが違う。だから、すぐに立ち直れる
子供と立ち直るのに時間がかかる子供がいる。そういうので、社会生活が、うまく、送れる人と送れない人の
差が出てくる。なので、普通の人が言う「そういう人でも、立派に自立している人がいる。」と言うのは、
どの人にも当てはまるものではないんだよね。話を元に戻すけど、私にも、周りに頼る事ができる大人がいて
くれたら… と思う。でも、日本の大人は、他人の子供の面倒を見るほど心が広くない。ボランティア精神が
足りないんだろうね。ただ、今は、「虐待」と言うのが問題になってきているから、関心を持っている人は
増えてきたと思うけど…。私の頃は、暴力を受けていても、「躾」の一言で片付けられていた。しかも、
母親は、暴力を受けていた妻だったので、夫に従うしかなかった。だから、子供の私を守ろうとはしなかった。
ただ、妹は、幼稚園の頃、病気をしていたので、両親は、妹には、やさしかった。その分、私は、放って
おかれた。そして、やたらと、厳しかった。だから、甘える事や頼る事を許されなかったので、自分で、
何でも、解決するしかなかった。悩みがあっても、相談する相手がいなかった。学校の先生は、あてに
ならない。だから、私の周りには、頼りになる大人がいなかったんだよね。だから、TVで、自立支援の施設の
人が、親身になって子供たちのことを心配しているのが、羨ましかった。こういう大人が、私の周りにいて
くれたら… と思う。もちろん、カウンセリングをしてくれている先生を頼りにはしているけど、やはり、
精神科の先生だから、一線引いているのが分かるんだよね。それに、薬での治療が、主だし…。だから、
先生は、親身になってくれているようで、親身になってくれない。だから、ある意味、私は、孤独なのかも
しれない。家でも、外でも…。それでも、生きていかなきゃいけないのよね。だから、どうせ、生きるなら、

楽しく生きたいじゃん?

って思うわけですよ。今まで、楽しくもない人生生きてきたんだから、これからは、楽しく生きたい!!
と思ってます。まぁ、めげてても、仕方ないしね。そんなわけで、最近では、開き直り始めている愛里
なのでした。