今日は、雪組公演でゆみこちゃん（彩吹真央さん）のさよなら公演である『ソフェリーノの夜明け』を観劇
してきました。話の内容は、赤十字ができるまでのお話でした。敵のイタリアと味方のフランス兵士を
敵味方関係なく軍事病院は、治療するべきかどうか？という、すごく、考えさせられる話でした。軍事病院で
働いている人たちの中には、敵軍に自分の家族を虐待された人もいて、敵の怪我人の世話を拒否する人もいる
んだけど、そこを、たまたま、通った旅行者が、その惨状を見て、まだ、生きている敵軍を連れて行くと治療を
拒否されるんだよね。だけど、その人は、『同じ傷ついた人間だ！！』と言って、その病院で働き始め、そこの
病院に従事する人たちの気持ちを変えさせるんですよね。そして、医療施設が少ないので、もっと、施設が
整った病院に移すだめに、激しい戦場を安全に通るために、何か、目印になるものを作ろう！！ということに
なって、赤い十字架を表す十字を目印にするんだよね。でも、敵軍に自分の大事な人を虐待されたりしたら、
やっぱり、許せないのかなぁ・・・？私だったら、うちのバカ（父親）が虐待されたら、うれしくて喜んでしまう
ような気がする。私は、案外、そういうの冷静に見ちゃうから、あまり、なんとも思わないかもしれません。
でも、大事な人や仲のいい友人が、そういう目に遭っていたら、許せないかもしれませんね。私は、家族より
他人の方が大切なので・・・。そして、ゆみこちゃんは、準主役という感じで、みなこちゃん（愛原実花さん）と
両思いになる役でした。きっと、歌劇団側も考えたんでしょうけど、私は、センターに立つゆみこちゃんが
見たかった。愚痴を言い出したら、キリがないんだけどね。
ショーは、『これぞ、雪組！！』という派手なショーあり、しっとり歌い上げる穏やかなシーンとかいろいろ
でしたね。ちか（水夏希さん）＆ゆみコンビを見るのも、これが最後なんだなぁ・・・ と思ったら、切なくなり
ました。だけど、ストーリーの方も、ショーの方も、全然、飽きさせない演出だったので、私は、この作品
好きですね。