墓参り

梅雨があけ久しぶりに強烈な陽射しがもどってきた。


暑い日に『暑いな～』って言っても、

涼しくならないのは判っているのに、

ついつい言葉にしてしまうのはなぜだろう。




ここ最近、

決算の関係でバタバタしていたため、

溜まっていたとある仕事。

それを片付けるため、さいたま市方面へ車を走らせた。

次々と案件を廻り最後は新座へ回る予定だった。


途中、某保険会社の担当者から何度か電話が入る。

その人は今年入社の新人さん。

新入社員だからこそなのか、

段取りの悪さや、約束の取り付け方が下手くそだったりと、

なにかとこちら側を動かせる人なのだ。

果たしてそれは仕事に慣れるまでなのだろうか？

でも、

初々しいので心の中では応援している自分がいる。



戸田方面から新座に向かう途中、

『そうだ墓参りしていこう』

そんな事をふと思い、お墓のある和光市へ寄ったのだ。




幼少の頃から変わらない風景。

やはり落ち着くのは生まれた土地だからなのかな。



ここを真っすぐ進み兄貴に会いに行ってきた。

ここには居ないのだろうけどやはり気分は違う。

子どもたちのことや母親の事など、

家族の近況報告を済ませ後にした。


自分の心の中も浄化されたようだ。


この日は夜がお休みだったので、

久しぶりに家族総出でお出かけしたのだ。




子どもたちにも経験させたかった鶴瀬の『忠八さん』

成人している長男とお酒を飲み交わし、

車で合流した長女に送ってもらう贅沢。


こんな日が来るのが夢だったような気がしてきた。


『子どもと酒飲めるようになりたいな～』

時間が経てばこの日が来るんだね（笑）




二次会はカラオケに移動。

あっという間の二時間だった。



今週末から息子２人がフィリピンへ語学留学？へ行くので、

本人たちに心得と目標を再確認したのだ。


俺の兄貴は６歳でこの世を去った。

やりたい事をチャレンジできる環境に、

改めて感謝しないといけない。

そんな気持ちを子どもたちに伝えたかったのだ。


そう、

自分にも言い聞かせるように・・・