自作タッチセンサー(エレキット仕様)が完成したのが、2005年9月。
8年が経てば技術も進むわけでして、生産終了も止む無し。
今後のことを考え、筋力低下の方がわずかな指先の力だけで
スイッチ動作が出来るようタッチセンサーをネットで探しました。
結論、ありました!!
【製品概要】
「透明シール型タッチスイッチ」はセンサ部に透明電極を用いた
静電容量式のタッチスイッチです。用途に合わせて
「シンプルタイプ」「マルチタイプ」の二種類を用意しています。
・シンプルタイプは機能を絞った小型タイプで、タッチスイッチは
1チャンネル、出力はリレー接点となっています。
・マルチタイプはリレー接点出力のタッチスイッチを3チャンネル
持っているのに加え、USB接続も可能。
USBキーボード/マウス/ボリュームコントロールの機能を
タッチスイッチに割り当てて使用する事が出来ます。
また、PCからタッチスイッチの内部値や閾値を
モニタ/変更する事も可能です。
動作電圧はどちらも5V~12Vで、マルチタイプはUSB電源でも
動作します。
透明フィルムの中央が感知エリアとなっており、
指が触れるとスイッチが入る仕組み。粘着テープ付きで固定可能。
透明シール型タッチスイッチ シンプルタイプですが、
非常に小さいです。 ですが、機能は非常に優秀。
理由として、これまでのタッチセンサーは家庭用のコンセントを
電源とする場合は正常動作、ただ電池を使用する場合は
静電容量の関係で動作が安定しませんでした。
今回の透明シール型タッチスイッチはこの問題が全くなく、
電池でも問題無く使うことが出来ます。
ケースに入れ、電源はUSBバッテリー電源で動作チェック。
長時間チェックを行いましたが、問題なく使えます。
ただ1つだけ注意点があります。
指先の部分(爪と指腹の間)では接地面積が足りないと思われ、
スイッチが入らない場合があります。
指の腹であれば全く問題なく使うことができます。
シンプルタイプは安いところで¥1800-程度であり、
半田を使って作っていく手間もなくて簡単です。
あとは利用者に合わせたフレキシブルアームによる固定が
出来れば使うことが出来ますね。
お試しされたい方がおりましたら、コメント願います。
※メールだとチェックが抜ける場合がありますので・・・
透明シール型タッチスイッチ マルチタイプは、
パソコンに接続可能な高性能タイプです。
こちらの説明はまた後日♪