こうべを垂れる

『 実るほど　こうべを垂れる　稲穂かな 』



うちのオットは誉められるのが大好きです。
まぁ、キライな人はいないとは思いますが、オットのは尋常じゃない。
なので、小さなことでも誉めて誉めて誉めまくります。
そのへんのエピソードには事欠かないのですが、今の時期になると毎年思い出すことがあります。

息子がまだ県外の大学に通っていた頃、業務連絡のついでに、「稲穂が出てきたんだけど、何て言って誉めればいいかなぁ？」とメールしたのです。
その返事はひとこと「稲穂を誉めるには、こうべの垂れ具合でしょう」と。
ナルホド・・と思ったけれど、垂れ具合をどう誉めるかまでは教えてくれないのね。。。

「まあ、なんて素晴らしいこうべの垂れっぷりでしょう！さすが！！群を抜いてるねぇ！！！」

これでよかったのでしょうか。
毎年これですけど。

孫。パパのお下がりを着る

この白いガーゼの産着、なんと、我が息子が新生児の頃に着ていたものです。
わたしの母が大事にしまっておいてくれたらしいのです。
お盆にみんなで実家に行ったときに、「これ・・・」と出してきてくれました。
「わぁ・・・」と言ったきり、言葉がありませんでした。
yomejoなんて、「かわいい・・」と涙ぐむし。

当時は日々成長する我が子に夢中で、産着をとっておこうとか思いつきもしませんでした。
母に感謝！です。

こうなったら、代々伝えていくしかありません！！