第五節「小百合の病気」
磯島「はじめまして、松岡さん。私は、高校の時からの小百合の親友です。」
沙羅「こちらこそはじめまして」
磯島「まわりくどい言い方は嫌いだから、はっきりいうね。
私はずっと駿君と小百合はつきあっていると思っていたし、たぶん小百合もそう思っていたと思う。小百合は、駿君があなたと付き合いだしたのを知って、すごくショックだったの。それで・・・自殺未遂を・・・・」
愛理、沙羅「じ・・・自殺未遂???」
磯島「一度は、ガスで・・・たまたまお母さんが早く帰ってきたから・・・で救急車で運ばれて・・・て・・・・今日は・・・・」
というと磯島の両目から涙がぽろぽろとこぼれた。
磯島「今日は、手首を切ったわ・・・かなり出血したようだから、今救急車で病院に・・・・・
彼女うつ病なの・・・・だから学校にもこられなくなってしまって」
沙羅「うつ病・・・・」
病名はよく効くことがあるかどんな病気なのかさらにはよく理解できなかった。
でも、自殺未遂を二回もするのだからかなり重症なのだろう。
磯島「小百合には駿君が必要なの・・・・だから・・・・」
愛理「ちょっと待って!!だから沙羅に身を引けって言うの???おかしいわよ!そんなの」
沙羅「それに、駿の気持ちだってあるし・・・・」
第六節 「病室にて」
小百合の母「駿君ごめんね。呼び出した上に、輸血までしてもらって・・・・
あの子・・・小さなときからずっと駿君のお嫁さんになるんだって言っていて・・
私も、和子さん(駿の母親)もずっとあなたたち二人はつきあっていると思っていたものだから・・・・・そうしたら、急に、小百合の様子がおかしくなり、心療内科に連れて行ったら、うつ病の重症だと言われて・・・・」
和子「駿・・・・私も、小百合ちゃんとずっとお付き合いしていると思っていたし、その松岡って子のことは、ずっと母さんにも黙っていたわよね・・・」
駿「ごめん。母さん、小百合のお母さん。僕は、今、同じサークルの松岡沙羅ちゃんて子とつきあっているんだ。予備校時代からずっと気になっていて、やっと告白できたんだ」
小百合の母「ねえ・・・・駿君・・・・母親の私がこんなことをお願いするのも変なんだけど」
看護婦さん「患者さんの意識が戻りました。駿君という人と二人で話をしたいといっていますが」
駿「はい・・・・行きます」
駿・・・・小百合の病室に入っていく
小百合「駿・・・・ごめんね。うちのお母さんが、あなたのお母さんに連絡しちゃったみたいで・・・あと・・・献血ありがとう。なんかうれしいな私の中に駿の血が流れているなんて」
駿「小百合、これ以上、心配をかけないでほしい。小百合のことは、幼馴染だし、とても大切な存在だよ。」
小百合「駿は私のこと好き?」
駿「好きだよ・・・・でも・・・・愛しているのは沙羅なんだ・・・それをわかってほしい」
小百合「わかりたくない!!駿は、駿は、ずっと私のもの!!あの子なんかに渡さない!!
私は絶対に駿のことあきらめないから!!!!!!!!」
小百合の大声にびっくりして看護婦と二人の母親が病室にはいってきた。
看護婦「だめですよ!患者を興奮させないでください!!」
小百合「駿出て行って!!でも私絶対にあきらめないから・・・・」
一方磯島さんと沙羅は、まだ話をしていた。
沙羅「磯島さん、お話はわかりました。でも私はもう駿とは別れられないんです。彼を心から愛しているんです」
愛理「もしかして、もうあなたたち・・・」
沙羅「うん・・・」
磯島「松岡さん、人の不幸の上に成り立っている幸せなんて本当の幸せじゃない。いつかあなたにも同じ報いがくるわ・・・・もっと話がわかる人だと思ったのに残念だわ・・・」
沙羅「いつか磯島さんにも死ぬほど愛する人ができたとき、きっと私の気持ちがわかってもらえると思います。ごめんなさい。」
磯島「これ以上話をしていても時間の無駄のようだから、もう私は帰ります。愛理ちゃんごめんなさいね。お手数とらせて・・・・」
愛理「いいえ・・・・じゃ気をつけて・・・・・」
沙羅「ごめんね。愛理今度ゆっくり話をするから今日は疲れたから私も帰るわ・・・・」
沙羅は、お店をでると何度も駿の携帯に電話をしたが、ずっと圏外のままだった。
磯島「はじめまして、松岡さん。私は、高校の時からの小百合の親友です。」
沙羅「こちらこそはじめまして」
磯島「まわりくどい言い方は嫌いだから、はっきりいうね。
私はずっと駿君と小百合はつきあっていると思っていたし、たぶん小百合もそう思っていたと思う。小百合は、駿君があなたと付き合いだしたのを知って、すごくショックだったの。それで・・・自殺未遂を・・・・」
愛理、沙羅「じ・・・自殺未遂???」
磯島「一度は、ガスで・・・たまたまお母さんが早く帰ってきたから・・・で救急車で運ばれて・・・て・・・・今日は・・・・」
というと磯島の両目から涙がぽろぽろとこぼれた。
磯島「今日は、手首を切ったわ・・・かなり出血したようだから、今救急車で病院に・・・・・
彼女うつ病なの・・・・だから学校にもこられなくなってしまって」
沙羅「うつ病・・・・」
病名はよく効くことがあるかどんな病気なのかさらにはよく理解できなかった。
でも、自殺未遂を二回もするのだからかなり重症なのだろう。
磯島「小百合には駿君が必要なの・・・・だから・・・・」
愛理「ちょっと待って!!だから沙羅に身を引けって言うの???おかしいわよ!そんなの」
沙羅「それに、駿の気持ちだってあるし・・・・」
第六節 「病室にて」
小百合の母「駿君ごめんね。呼び出した上に、輸血までしてもらって・・・・
あの子・・・小さなときからずっと駿君のお嫁さんになるんだって言っていて・・
私も、和子さん(駿の母親)もずっとあなたたち二人はつきあっていると思っていたものだから・・・・・そうしたら、急に、小百合の様子がおかしくなり、心療内科に連れて行ったら、うつ病の重症だと言われて・・・・」
和子「駿・・・・私も、小百合ちゃんとずっとお付き合いしていると思っていたし、その松岡って子のことは、ずっと母さんにも黙っていたわよね・・・」
駿「ごめん。母さん、小百合のお母さん。僕は、今、同じサークルの松岡沙羅ちゃんて子とつきあっているんだ。予備校時代からずっと気になっていて、やっと告白できたんだ」
小百合の母「ねえ・・・・駿君・・・・母親の私がこんなことをお願いするのも変なんだけど」
看護婦さん「患者さんの意識が戻りました。駿君という人と二人で話をしたいといっていますが」
駿「はい・・・・行きます」
駿・・・・小百合の病室に入っていく
小百合「駿・・・・ごめんね。うちのお母さんが、あなたのお母さんに連絡しちゃったみたいで・・・あと・・・献血ありがとう。なんかうれしいな私の中に駿の血が流れているなんて」
駿「小百合、これ以上、心配をかけないでほしい。小百合のことは、幼馴染だし、とても大切な存在だよ。」
小百合「駿は私のこと好き?」
駿「好きだよ・・・・でも・・・・愛しているのは沙羅なんだ・・・それをわかってほしい」
小百合「わかりたくない!!駿は、駿は、ずっと私のもの!!あの子なんかに渡さない!!
私は絶対に駿のことあきらめないから!!!!!!!!」
小百合の大声にびっくりして看護婦と二人の母親が病室にはいってきた。
看護婦「だめですよ!患者を興奮させないでください!!」
小百合「駿出て行って!!でも私絶対にあきらめないから・・・・」
一方磯島さんと沙羅は、まだ話をしていた。
沙羅「磯島さん、お話はわかりました。でも私はもう駿とは別れられないんです。彼を心から愛しているんです」
愛理「もしかして、もうあなたたち・・・」
沙羅「うん・・・」
磯島「松岡さん、人の不幸の上に成り立っている幸せなんて本当の幸せじゃない。いつかあなたにも同じ報いがくるわ・・・・もっと話がわかる人だと思ったのに残念だわ・・・」
沙羅「いつか磯島さんにも死ぬほど愛する人ができたとき、きっと私の気持ちがわかってもらえると思います。ごめんなさい。」
磯島「これ以上話をしていても時間の無駄のようだから、もう私は帰ります。愛理ちゃんごめんなさいね。お手数とらせて・・・・」
愛理「いいえ・・・・じゃ気をつけて・・・・・」
沙羅「ごめんね。愛理今度ゆっくり話をするから今日は疲れたから私も帰るわ・・・・」
沙羅は、お店をでると何度も駿の携帯に電話をしたが、ずっと圏外のままだった。