恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
ご訪問ありがとうございます♪
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最初から読む
第五十二話 脳内メーカー!?
「どうだった。」
「うん・・・C判定」
「そっか・・・・」
私にお茶のペットボトルを手渡しながら、健人も私の隣でため息をつく。
もう公園のベンチで過ごすには肌寒い季節だが、こんな夜遅くに
幼馴染とは言え、健人の部屋にあがりこむわけにはいかない。
私が落ち込んでいるとき
まるで私の心が見えているかのように鳴り出す携帯電話。
「星波さ~」
健人が、私の頭に手を置き、自分のほうへ顔を向ける。
「今、お前の頭の中、脳内メーカーで見たら、80%が庄司で・・・・
20%が来夏なんだろうな。」
図星で顔が赤くなるのがわかる。下をうつむきたくても、健人の手が
そうさせてくれない。
一時期夢中になった脳内メーカー。
ネットで自分の名前だか、生年月日だかを入れると
勝手に「愛」が50%「食」が30%とか、自分の頭の中を占めている
感情を勝手に決めてくれる。
それがおかしくて、紫苑や健人と一緒にやって、笑い転げていたっけ。
ふ~
健人が、私の頭から手を離して、大きなため息をつく。
「来夏はな、あの顔立ち。長崎よりも少しアメリカ人に近い顔立ちのせいで、
小学生のとき、いじめられていたんだ。
小学校5年生になり、そのイジメが原因で、不登校になった。
不登校+ひきこもりだ。
ご飯以外の時には、自分の部屋から出てこなくなったらしい。」
いきなり健人が、何を話しだしたんだろうと思ったが、私はうつむいたまま
聴いた。
~第五十三話「来夏」へつづく~
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
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小学生のとき、いじめられていたんだ。
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