恋愛小説「恋花」は、
作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
高校3年生の淡くてせつない恋物語を描いていきたいと思っています♪
純愛をテーマにしているので年齢関係なく読める恋愛小説になっています。
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第五十六話「レクチャー」
「何事も両立させるコツは、何か一方をやっているときには、他の事は忘れて
集中することだ。Concentration!
たとえば、中間や期末テストが、気になっても部活中は、バスケのことしか考えない。
だって、バスケやりながら勉強のことを気にしても、その場で学習できるわけじゃないし。
そして、勉強するときは、集中して短期に効率的にする。
まぁ、星波の場合は、勉強するときは、とりあえず、庄司のことは頭から
隔離して、携帯の電源も切っておく。
お前、勉強中も、庄司からレスが来ないな~なんてしょっちゅう考えているんじゃないか?」
全く持って図星だったので、星波は、顔を真っ赤にしてうつむく。
「それにな~男ってそんなにメールとかマメじゃないから。
どうせお前のことだから、自分は、たくさんメールに書いているのに
なんで庄司君のメールはあっさりしているんだろう!?とか勉強中も
気になって気が散ってるんだろう。」
軽くおでこを小突かれる。
うわ~やばい!!
健人は、私の心が読めるのか??
図星すぎてぐうの音も出ない(><;)
「はいはい!わかったら、まず、頭の中をお勉強モードにして、庄司のことは
一旦、頭の中から追い出して、どこかに置いておいて・・・」
そのまま、ずっと庄司のことを考えずにいてくれたら・・・・
なんて無理な注文を心の中でしてみる。
う~ん
星波が、眉間にしわを寄せて目を瞑る。
こいつ、なんでこんなに無邪気で少女のような真似ができるんだろう。
ちょっと「ヘ」の字に曲がった、かわいい唇に思わず見ほれる。
「OK!!」
星波が、キラリとした瞳で俺をまっすぐに見る。
俺は、手を伸ばして、星波の頭をポンポンと二度ほど叩く。
「じゃ、今から、試験対策詰め込むぞ・・・・」
「はい!」
邪気の無い笑顔を見て、俺はちょっとだけ心が痛む。
俺は、部活をしていようが、勉強をしていようが
いつも心の一番大切なところに星波をおいているから・・・
俺の心の中からはどんなときだって星波をはずすことなんて
していないから・・・・
嘘つきの俺・・
本当は、こんなアドバイスする資格なんてないのに・・
~第五十七話「忍耐」へつづく~
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第五十六話「レクチャー」
「何事も両立させるコツは、何か一方をやっているときには、他の事は忘れて
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だって、バスケやりながら勉強のことを気にしても、その場で学習できるわけじゃないし。
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なんで庄司君のメールはあっさりしているんだろう!?とか勉強中も
気になって気が散ってるんだろう。」
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健人は、私の心が読めるのか??
図星すぎてぐうの音も出ない(><;)
「はいはい!わかったら、まず、頭の中をお勉強モードにして、庄司のことは
一旦、頭の中から追い出して、どこかに置いておいて・・・」
そのまま、ずっと庄司のことを考えずにいてくれたら・・・・
なんて無理な注文を心の中でしてみる。
う~ん
星波が、眉間にしわを寄せて目を瞑る。
こいつ、なんでこんなに無邪気で少女のような真似ができるんだろう。
ちょっと「ヘ」の字に曲がった、かわいい唇に思わず見ほれる。
「OK!!」
星波が、キラリとした瞳で俺をまっすぐに見る。
俺は、手を伸ばして、星波の頭をポンポンと二度ほど叩く。
「じゃ、今から、試験対策詰め込むぞ・・・・」
「はい!」
邪気の無い笑顔を見て、俺はちょっとだけ心が痛む。
俺は、部活をしていようが、勉強をしていようが
いつも心の一番大切なところに星波をおいているから・・・
俺の心の中からはどんなときだって星波をはずすことなんて
していないから・・・・
嘘つきの俺・・
本当は、こんなアドバイスする資格なんてないのに・・
~第五十七話「忍耐」へつづく~
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