第一章からお読みになる方はこちらからお願いします♪
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/d6d06f0bf82506e6c5b1a72c07bf82f3
第二章 お葬式
警察の一通りの検証が終わると自殺ということで決着がつき、和彦のお通夜とお葬式がしめやかに行われた。
「大場ってどんな奴だっけ?顔思い出せねぇ・・」
「いつもなんかクラスの隅にいた奴ジャン」
「あ・・・あのガンプラ好きの?」
「よくおまえ覚えてるジャン」
「一回だけ話した事あるからな」
(やっぱり死んでよかった。みんな俺のことなんて覚えていてくれてないんだ・・・なんだったんだろうな・・・・俺の人生って
こう、なんか、生きてきた証っていうもんがなかったんだな・・・・)
「ってか、なんで俺、自分のお通夜の風景が見られてるんだ?
まさか、俺、成仏できずにお化けになっちゃったのかな???」
「お化けとは何じゃ、子供じみた言い方するな、幽霊というか、成仏できてないんじゃよ。いわゆる自縛霊じゃよ・・・・・まあ大場だから大場家でおおばけ。おばけか??」
「冗談言っている場合じゃないでしょ!!じゃ僕このままずっとこの世に居座っているんですか?そんなのいやです!!」
「だから、自殺をとめたんじゃがな」
「だいたいあなたは誰なんですか?いきなり目の前に現れてごちゃごちゃと・・」
「わしゃ・・神様の代理みたいなもんじゃ」
というと名刺を一枚和彦にくれた
「神様も忙しいから我々のように、自縛霊対応係がいるのじゃ。 神様代理部長じゃ一応」
「へぇ~今は、天国もずいぶん組織化したんですね。」
「バカモン!!自殺したものは、天国にはいけないんじゃ!!自縛霊になるか地獄に落ちるかどちらかじゃ・・・」
「ぼく・・・地獄には行きたくないんですが・・・」
「じゃ・・・まだ、若いんじゃから生き返るしかないな・・」
「え~こんな状態なのに・・今さら生き返られないっすよ・・」
「わしゃ神様代理部長じゃ・・・そのくらいの特権はある。とりあえずおまえ以外の人間の記憶を消して、おまえが自殺する前の日に戻してやるから、もう一度人生やりなおすんじゃな・・・・カァッカァッカァッ
自縛霊にも、地獄にも行きたくないんじゃったらな・・・」
「は~い」
「はいの間は、のばさんのじゃ!そんなことじゃまた自殺したくなるぞ!!一度死んだつもりで・・・まぁ死んだんじゃがな、死んだつもりで今度こそ自分の人生やりなおしてみんしゃい!!」
「はい。」
「お礼はないのか?本当ならおまえは今頃、三途の川あたりだったんじゃぞ・・・」
「神様部長代理ありがとうございました。」
「神様代理部長じゃ・・・」
「すみません。とりあえず、もう一回生き返って人生やり直してみます。」
ということで和彦は、神様代理部長の命により本人には生き返って。周りには、今までと同じ形として存在していた。
~つづく~
第三章へ
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第二章 お葬式
警察の一通りの検証が終わると自殺ということで決着がつき、和彦のお通夜とお葬式がしめやかに行われた。
「大場ってどんな奴だっけ?顔思い出せねぇ・・」
「いつもなんかクラスの隅にいた奴ジャン」
「あ・・・あのガンプラ好きの?」
「よくおまえ覚えてるジャン」
「一回だけ話した事あるからな」
(やっぱり死んでよかった。みんな俺のことなんて覚えていてくれてないんだ・・・なんだったんだろうな・・・・俺の人生って
こう、なんか、生きてきた証っていうもんがなかったんだな・・・・)
「ってか、なんで俺、自分のお通夜の風景が見られてるんだ?
まさか、俺、成仏できずにお化けになっちゃったのかな???」
「お化けとは何じゃ、子供じみた言い方するな、幽霊というか、成仏できてないんじゃよ。いわゆる自縛霊じゃよ・・・・・まあ大場だから大場家でおおばけ。おばけか??」
「冗談言っている場合じゃないでしょ!!じゃ僕このままずっとこの世に居座っているんですか?そんなのいやです!!」
「だから、自殺をとめたんじゃがな」
「だいたいあなたは誰なんですか?いきなり目の前に現れてごちゃごちゃと・・」
「わしゃ・・神様の代理みたいなもんじゃ」
というと名刺を一枚和彦にくれた
「神様も忙しいから我々のように、自縛霊対応係がいるのじゃ。 神様代理部長じゃ一応」
「へぇ~今は、天国もずいぶん組織化したんですね。」
「バカモン!!自殺したものは、天国にはいけないんじゃ!!自縛霊になるか地獄に落ちるかどちらかじゃ・・・」
「ぼく・・・地獄には行きたくないんですが・・・」
「じゃ・・・まだ、若いんじゃから生き返るしかないな・・」
「え~こんな状態なのに・・今さら生き返られないっすよ・・」
「わしゃ神様代理部長じゃ・・・そのくらいの特権はある。とりあえずおまえ以外の人間の記憶を消して、おまえが自殺する前の日に戻してやるから、もう一度人生やりなおすんじゃな・・・・カァッカァッカァッ
自縛霊にも、地獄にも行きたくないんじゃったらな・・・」
「は~い」
「はいの間は、のばさんのじゃ!そんなことじゃまた自殺したくなるぞ!!一度死んだつもりで・・・まぁ死んだんじゃがな、死んだつもりで今度こそ自分の人生やりなおしてみんしゃい!!」
「はい。」
「お礼はないのか?本当ならおまえは今頃、三途の川あたりだったんじゃぞ・・・」
「神様部長代理ありがとうございました。」
「神様代理部長じゃ・・・」
「すみません。とりあえず、もう一回生き返って人生やり直してみます。」
ということで和彦は、神様代理部長の命により本人には生き返って。周りには、今までと同じ形として存在していた。
~つづく~
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