恋愛小説「途中下車」は、作者が初めて掲載する、大人の恋愛を描いた小説であり、
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/c45e8109514fc86cd817de86c809fa80
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
第二部 第六章「情報」~No.45~
いつものように俺達は、ベッドで抱き合い、一息つくために俺が、タバコに火をつけたときだった。
「昌樹・・・・うちらの同期の松井さんているじゃない?」
「あぁ・・・あの優等生っぽい奴な・・・・」
結局、俺と中森は、その後もずるずると付き合っていた。
俺も30歳。係長にもなり、課長の椅子も見えてきたところだし、そろそろ自分の出世に役立つ女に乗り換えようと考えていた矢先のことだった。
「松井さんって、処女みたいだよ。」
「へぇ・・・29歳で処女って。何でお前がそんなこと知ってるの?」
「この間ね、短大時代の友達と夕食を食べにいったとき、たまたま、私達の後ろの席が、松井さんと綾部さんだったの。」
「綾部と松井?また面白い組み合わせだな・・・・」
「あの二人、地方で大学一緒だったみたいよ。で・・・・松井さん、今、同期の松岡君と付き合っているんだって。」
「え・・・・」
俺は、大嫌いな松岡の名前が出て、一瞬気分が悪くなった。
「あの松岡が松井と・・・・まぁ堅物同士お似合いだな・・・・・」
というと俺は、苦虫を噛み潰したような顔をした。
「でもね。綾部さんの話によると、松井さん、昔、お姉さんが妊娠させられた男に捨てられて自殺したらしくて、両親に結婚するまで、男の人とそういう関係になるのを禁止されているんだって。それで、綾部さん、松井さんに、松岡君はそれでも我慢しているの?って感じで訊いていた。」
俺は、俺が差し出した餌の小泉にすぐに飛びついてきた松岡の男の性(サガ)を考えると少し、哀れに感じてクスリと笑った。
「そりゃ・・・ずいぶん、古風な話だ。いいじゃん。さっさとやっちゃって既成事実作って結婚すりゃ・・」
というと大きな声で笑いだした。
「でも、ちょっと松岡君かわいそう・・・・彼女がいるのに手を出せないなんて。
彼女達の話だと松井さんのご両親、教師らしくて。ものすごく厳しいんだって。」
「まぁ、この時代、処女なんて珍しいから、そりゃそれで、松岡もラッキーだったんじゃねえか?」
と言うと、身を寄らしてきた中森をもう一度ベッドに押し倒した。
(こりゃ傑作だ。柴崎と明日飲む酒の肴に使わせてもらおう・・・・
欲求不満の松岡に、小泉か石川をあてがったら、すぐにまた落ちそうだな)
俺は、大嫌いでいつも俺の目の上のタンコブの松岡をどうにかして落としいれる算段を考え始めた。
**第二部 第七章「もうひとつの・・・」NO.46へつづく**
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/688e6103f15071a415f9354a8c1a449d
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)
にほんブログ村
↑よければポチしてください♪
アラシゴト中心の日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
過去の小説一覧
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/7a68ca5ccfad81ab3cc156c0c126dc98
よければこちらにも遊びにいらしてください♪
文中に一部今までの小説とは違った、男女の恋愛描写が描かれている部分がございますので、ご了承の上お読みください。
また、この物語に関しては、長編小説初挑戦で現在作成途中のため、不定期に掲載される場合があります。
当小説は、作者のオリジナルフィクション物語であり、登場する人物、団体名は実在するものとは全く関係ありません。
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
ご訪問ありがとうございます♪
最初からお読みになる方は下記からお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/c45e8109514fc86cd817de86c809fa80
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
第二部 第六章「情報」~No.45~
いつものように俺達は、ベッドで抱き合い、一息つくために俺が、タバコに火をつけたときだった。
「昌樹・・・・うちらの同期の松井さんているじゃない?」
「あぁ・・・あの優等生っぽい奴な・・・・」
結局、俺と中森は、その後もずるずると付き合っていた。
俺も30歳。係長にもなり、課長の椅子も見えてきたところだし、そろそろ自分の出世に役立つ女に乗り換えようと考えていた矢先のことだった。
「松井さんって、処女みたいだよ。」
「へぇ・・・29歳で処女って。何でお前がそんなこと知ってるの?」
「この間ね、短大時代の友達と夕食を食べにいったとき、たまたま、私達の後ろの席が、松井さんと綾部さんだったの。」
「綾部と松井?また面白い組み合わせだな・・・・」
「あの二人、地方で大学一緒だったみたいよ。で・・・・松井さん、今、同期の松岡君と付き合っているんだって。」
「え・・・・」
俺は、大嫌いな松岡の名前が出て、一瞬気分が悪くなった。
「あの松岡が松井と・・・・まぁ堅物同士お似合いだな・・・・・」
というと俺は、苦虫を噛み潰したような顔をした。
「でもね。綾部さんの話によると、松井さん、昔、お姉さんが妊娠させられた男に捨てられて自殺したらしくて、両親に結婚するまで、男の人とそういう関係になるのを禁止されているんだって。それで、綾部さん、松井さんに、松岡君はそれでも我慢しているの?って感じで訊いていた。」
俺は、俺が差し出した餌の小泉にすぐに飛びついてきた松岡の男の性(サガ)を考えると少し、哀れに感じてクスリと笑った。
「そりゃ・・・ずいぶん、古風な話だ。いいじゃん。さっさとやっちゃって既成事実作って結婚すりゃ・・」
というと大きな声で笑いだした。
「でも、ちょっと松岡君かわいそう・・・・彼女がいるのに手を出せないなんて。
彼女達の話だと松井さんのご両親、教師らしくて。ものすごく厳しいんだって。」
「まぁ、この時代、処女なんて珍しいから、そりゃそれで、松岡もラッキーだったんじゃねえか?」
と言うと、身を寄らしてきた中森をもう一度ベッドに押し倒した。
(こりゃ傑作だ。柴崎と明日飲む酒の肴に使わせてもらおう・・・・
欲求不満の松岡に、小泉か石川をあてがったら、すぐにまた落ちそうだな)
俺は、大嫌いでいつも俺の目の上のタンコブの松岡をどうにかして落としいれる算段を考え始めた。
**第二部 第七章「もうひとつの・・・」NO.46へつづく**
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/688e6103f15071a415f9354a8c1a449d
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・
小説の感想、ポエムのリクエスト、感想もお待ちしております。
よければ、気軽にコメ下さい。
(以前、H系及び中傷コメがあったため、承認制になっております。)

↑よければポチしてください♪
アラシゴト中心の日々つぶやきブログもよろしく!
★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~
http://blog.goo.ne.jp/shelly0324
☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・'★,。・:*:・゜'☆,。・:*:・゜'★,。・:*:・
過去の小説一覧
http://blog.goo.ne.jp/sherry0324/e/7a68ca5ccfad81ab3cc156c0c126dc98
よければこちらにも遊びにいらしてください♪