♪♪♪「島崎城跡保全活動応援ソング」の歌詞紹介♪♪♪
作詞家 高塚和美氏の島崎城跡関連の歌詞作品、三点を紹介します。
1.「島崎城址」
①果てなき戦(いくさ)に 刃(やいば)折れ 平氏はいずこも 敗れたり
この世の宿命(さだめ)に 朽(く)ちたとて 島崎城址よ 何思う
②時代は変われど 今もなお 左衛門播磨(はりま)の 夢の跡
曲輪や虎口を のぞき見て 鳶(とんび)がきれいな 輪を描く
③行方台地を 駈(か)けめぐり 勝ちどきあげたは 幻か
映えある栄華を 偲びつつ 島崎城址よ とこしえに
2.「島崎盛衰記」
①島崎城を たずねれば 曲輪の跡が よみがえる 桓武平氏を 祖とあおぎ
ここぞとばかりに 杭を打つ ああ 高幹(たかもと) 左衛門尉よ
②にわかに起こる 時の声 騒ぐは鳥か せせらぎか 勝って兜の 緒を締めて
上戸のお寺に 名を残す ああ 長国 郷土の誉れ
③瞼(まぶた)を閉じて 立たずめば 武士(もののふ)達が ひざまずくたとえ時代の 流れとて
討たれし主は 無念なり ああ義幹(よしもと) 徳一丸よ
3.「島崎城慕情(しまざきぼじょう)」
①島崎城の 城跡は 風がそよいで 歴史を語る
高幹(たかもと)立ちて 成幹(なりもと)築く 曲輪に空堀 虎口を望む
この地はまさに 武士(もののふ)の夢
②戦に明けて また暮れて 馬を休ませ 兜を締める
昨日は鹿島 明日は麻生 島崎長国 左衛門尉は
上戸の寺に その名を残す
③哀れをさそう お手投げの 松は時代に 埋もれて眠る
儀幹(よしもと)お里 徳一丸の 無念の思いを 偲んではるか
香澄の里に 夕日が沈む
以上、三点の作品の中から③の「島崎城慕情(しまざきぼじょう)」が「島崎氏」の歴史や城主の名前を歌詞の中に表現されており、また「島崎城跡」のイメージにあっているとの理由により選ばれ、山口正光氏の作曲・編曲を依頼してこの作品が完成しました。
島崎城慕情(しまざきぼじょう)楽譜
「島崎城跡を守る会」の会員の愛唱歌として、島崎城跡の保全活動と共に末永く歌いつないでいって欲しいと願っています。
【カラオケ版】
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