志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

ドイツ・オーストリアBAU視察研修 65

2017-03-28 17:18:00 | ドイツ・オーストリア

新社屋は南面に採光・採熱の為の大きなガラス面をもっています。

ピロティーの奥に玄関があり、内側から見えた大きな窓がその上にあります。

開口部の構成 トリプルガラス 高性能パッシブハウス仕様でしょう。

右側にウッドファイバーに塗り壁のサンプルがあります。外壁の仕上げです。

簡単な構成ですが、雨が少ないから出来るのかな?

板貼りの外壁の例です。物置小屋がそうでした。

黒いのが防水紙、通気胴縁があります。

西方設計の新築の自邸の外壁と同じです。

外壁の内部構成の展示です。下が室内側。配管スペースが確保されてます。

15ミリの石膏ボード、20ミリの配管スペース、100ミリのウッドファイバー

防湿シート、24ミリの面材、240ミリのセルローズファイバー

35ミリの木質面材、30ミリの通気層、外壁となっています。

これがパッシブハウス基準をクリアーする構成なのでしょう。