「床下温水蓄熱ヒートポンプ全館暖冷房」のヒートポンプについて説明しましょう。
以前 新住協代表の鎌田先生は、
「電気を使った暖房は、エネルギー効率が悪い(発電・送電過程での無駄なロス)」
「安いからと言って深夜電力利用はダメ、地球の為にならん」
と言っていたのですが、ヒートポンプ技術が確立されると
「エアコンは省エネで安価で扱いやすい。冷房としても使える」
と床下や階間エアコンの技術開発・普及を進めるようになりました。
もっとも大きな理由は、冷房負荷も同時に解決できることのようです。
(1)エネルギー効率が良い。
例えると1の電気エネルギーから2~4倍の暖房効果が期待できます。
現在最も効率的な暖房装置です。
(2)冷房にも使える。
使用しているエアコンは冷房としても使えます。(志村建設の基礎2参照)
室内機一台で工夫すれば全館冷房も可能です。
(3)熱源(エネルギー)として扱いやすい。
単相200Vの家庭用電気コンセントがあれば、取り付け出来ます。
オイル配管タンク・ガス配管等がいりません。工事費が低減できます。
太陽光・風力発電・蓄電池と組み合わせれば
オフグリッドのゼロエネルギー住宅へ発展できます。
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