1、ローコスト住宅には要注意
ローコスト住宅の営業マンが本当に住宅のプロなのかチェックする。
契約まで金銭の授受はしないほうが良い。
ローコストの割には派手な宣伝・広告をしている会社はいずれなくなる。
私達の会社に住宅建築を依頼する方は、若い世代の方が多いのですが、
主要な建築資金がローンの場合が多いので、当然のように予算が限られます。
ここでローコストメーカーの価格の安さに惹かれるユーザーがいます。
しかし宣伝にある価格は基本価格で、その額面だけでは建たないのが現実です。
基本価格+A+B+C+D+… などと増えていって最終的には
坪単価45万~50万になるのではないでしょうか。
ではA、B、C、D、…は何なのいう事になります。
会社によって違いますが、建物から道路までの諸配管設備、照明器具、
要望によるによる図面変更、基本仕様からのグレードアップなどです。
裏話になりますが、坪30万程の見込み客からオプションで坪45万以上まで上げるのが
ローコストメーカーの営業マンに要求される能力だそうです。
そして、そこまで坪単価が上がらないとメーカーは工事に着手しないそうです。
坪45万の住宅が価格にあった住宅であれば問題はないのですが、
ベースは坪30万、住宅性能は最低レベルとなってしまいます。
最初の坪単価はキャッチコピー、計画段階で着手金を要求し客が逃げないようにする業者に至っては、
法に触れるギリギリの商売と言っても良いでしょう。
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