医療法人真正会霞ヶ関南病院スタッフブログ

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柿の木の下で

2024年12月16日 15時59分29秒 | 外来

実家の庭には、ずっしりと実った柿の木がそびえ立っている。

秋風が吹き抜ける中、オレンジ色の柿は、まるで太陽の光をいっぱい浴びて熟した宝石のように輝いている。

父も母も今は有料老人ホームで穏やかに暮らしている。かつてこの庭で一緒に柿を収穫した日々が懐かしい。

 

庭の隅には、父が手作りした竹製の柿の収穫台が残っている。

総合受付 H

その台に腰掛け、父が教えてくれたように、熟した柿を丁寧に収穫していく。

 

柿の皮は、太陽の光を浴びて、しっとりとした感触。

手のひらに伝わる温かさが、懐かしい思い出を呼び起こす。

 

今年は、父と母と一緒に収穫することはできないけれど、彼らの分まで、大切に収穫しよう。

 

収穫した柿は、昔のように皆に配ってみよう。

甘く実った柿を口にすれば、父と母の笑顔が目に浮かぶだろう。

 

実家の庭には、二人の思い出が詰まっている。

これからも、この庭を守り、季節の移り変わりを感じながら、父と母の思い出を大切にしたい。

 

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