2年ぶりのブログ投稿
その年は日本の国民の祝日として「山の日」が制定され、
そして2016年の今年は、その「山の日」が施行されました。
ということで、今回訪れた山は「浅間山」
浅間山は標高2568mで群馬県と長野県の県境に位置し、
日本百名山・花の百名山にも選ばれています。
と言っても、ご存知の方は多いと思いますが、浅間山はまさに火山活動中。
立ち入りが認められている黒斑山(くろふやま)などの外輪山を回ってきました。
梅雨時期に入り、天候も心配されましたが
火山ガスを放出し、今まさに活動し続けている浅間山の雄大な姿
その裾野に広がる大自然の中で咲き始めた花々を見ることができ感動でした。
浅間山の火口周囲4km以内は警戒区域として立ち入りが禁止されています。
しかし、一部登山道に限り噴火警戒レベルに応じて立ち入りが認められています。
※ただし、自己責任での入山となります。小諸市や気象庁のHPで必ず火山活動情報を確認してください。
近々では2015年6月に小規模噴火があり
噴火警戒レベルがレベル1から2に引き上げられ、今に至ります。
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主な登山コースは大きく分けて車坂峠から登るコースと浅間山荘からのコース
今回は車坂峠からのコースで
槍ヶ鞘→トーミの頭→草すべり→賽の河原→Jバンド→仙人岳→蛇骨岳→黒斑山に至る登山道を選びました。
総距離:約10km、標準タイム:約5時間30分、標高差:約900m
登山口の車坂峠で標高は2000m付近で、今回最も標高が高い黒斑山は2404m
アップダウンはありますが、登りやすい山だと思います。
車坂峠から登るとまず表コースと中コースのどちらか選択を迫られます。
下山は中コースを利用しましたが樹林帯を歩く道
表コースはアップダウンが比較的多いのですが景色良く、
天気が良ければ開けた場所から奥秩父方面の山、遥かに富士山、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスを見ることができます。
振り返れば写真左側の高峰高原ホテルあたりが出発点
奥側が高峰山や水ノ塔山、東篭ノ登山(こっち側も歩いてみたい)
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槍ヶ鞘まで行くと目の前に浅間山がドーンと現れます。
トーミの頭ではこの後の登山コースの全貌が見渡せます。
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右に牙山と剣ヶ峰、中央に浅間山(前掛山)、左側に鋸岳・仙人岳・蛇骨岳・黒斑山
ここから眼下に広がる湯の平まで草すべりの急坂を下り、左奥から再び外輪山を登り稜線を歩いて戻ってきます。
登ったり、下ったり・・・何のために?
と思う方もいると思いますが、
面白いんです。感動するんです。
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賽ノ河原周辺、今回最も浅間山(前掛山)に近い場所です。
噴火警戒レベル1ではこの前掛山に登ることができます。(いつか必ず・・・)
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Jバンドに差し掛かったところで賽ノ河原を見下ろす。
うっすら登山道が見えますが、
奥から手前に向かって歩いてきました。
Jバンドを登り切れば鋸岳
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後は仙人岳、蛇骨岳、黒斑山の順に稜線を進みます。
左側には浅間山、眼下に広がる湯の平
右側は雲が迫ってきてますが、合間に四阿山を望むことができました。
・・・本当に気持ちが良いんです。
一方、花の百名山にも選ばれているだけあり、
多くの高山植物が花を咲かせていました。
ハクサンイチゲ、イワカガミ、ツガザクラ、ユキワリソウの群生
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その他にゴゼンタチバナ、ミヤマキンバイ、ミツバオウレン、アズマシャクナゲ、
マイヅルソウ ???
他にも数多くの花があり家に帰り調べましたが
結局、わからないのもたくさんありました。
(詳しい方いましたら教えてください)
7月、8月とこれから咲き始める花々も沢山あります。
一方で虫もかなり元気に飛び回っていますので虫除け対策は忘れずに!!
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さて、初めにも言いましたが
2016年8月11日に「山の日」を控えるなか、登山される方は多いと思います。
そしてこれからの時期は気温もぐんぐん上昇していきます。
気温の変化に注意し、脱水症・熱中症には気を付けてください。
特に登山では脱水を起こしやすい環境にあります。
いくら涼しいと言っても、登れば多くの汗をかきます。
さらにトイレが近くなるからと飲水を避けたり、荷物を軽くするためにあまり水分を持ちたがらない人もいます。
私の場合、季節や行程によっても差はありますが、
今回くらいの日帰り登山ならだいたい2〜2.5Lほどの水分を持参します。
ただし、ただの水だけは避けてください。
失われるのは水分だけでなく、電解質(主にNa)も失われています。
エネルギー源となる糖質と電解質・水分を含むスポーツドリンクは必ず持って行きます。
不足した際にすぐに作れるようなスポーツドリンクの粉などは荷物にならず、濃さも調節できるので非常に便利
予備の水(1.5Lくらい)
その他は好みでお茶やコーヒーなど
こまめに水分補給できるように500mLのペットボトルは常に出しやすいところに携帯しています。また、できるだけトイレ、水分が補充できる場所は下調べしておきます。
十分な下調べ、飲食、体力、時間など
余裕をもって準備・行動することで
皆さんも楽しい登山にして下さい。
薬剤師 S.T
その年は日本の国民の祝日として「山の日」が制定され、
そして2016年の今年は、その「山の日」が施行されました。
ということで、今回訪れた山は「浅間山」
浅間山は標高2568mで群馬県と長野県の県境に位置し、
日本百名山・花の百名山にも選ばれています。
と言っても、ご存知の方は多いと思いますが、浅間山はまさに火山活動中。
立ち入りが認められている黒斑山(くろふやま)などの外輪山を回ってきました。
梅雨時期に入り、天候も心配されましたが
火山ガスを放出し、今まさに活動し続けている浅間山の雄大な姿
その裾野に広がる大自然の中で咲き始めた花々を見ることができ感動でした。
浅間山の火口周囲4km以内は警戒区域として立ち入りが禁止されています。
しかし、一部登山道に限り噴火警戒レベルに応じて立ち入りが認められています。
※ただし、自己責任での入山となります。小諸市や気象庁のHPで必ず火山活動情報を確認してください。
近々では2015年6月に小規模噴火があり
噴火警戒レベルがレベル1から2に引き上げられ、今に至ります。
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主な登山コースは大きく分けて車坂峠から登るコースと浅間山荘からのコース
今回は車坂峠からのコースで
槍ヶ鞘→トーミの頭→草すべり→賽の河原→Jバンド→仙人岳→蛇骨岳→黒斑山に至る登山道を選びました。
総距離:約10km、標準タイム:約5時間30分、標高差:約900m
登山口の車坂峠で標高は2000m付近で、今回最も標高が高い黒斑山は2404m
アップダウンはありますが、登りやすい山だと思います。
車坂峠から登るとまず表コースと中コースのどちらか選択を迫られます。
下山は中コースを利用しましたが樹林帯を歩く道
表コースはアップダウンが比較的多いのですが景色良く、
天気が良ければ開けた場所から奥秩父方面の山、遥かに富士山、八ヶ岳、南アルプス、北アルプスを見ることができます。
振り返れば写真左側の高峰高原ホテルあたりが出発点
奥側が高峰山や水ノ塔山、東篭ノ登山(こっち側も歩いてみたい)
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槍ヶ鞘まで行くと目の前に浅間山がドーンと現れます。
トーミの頭ではこの後の登山コースの全貌が見渡せます。
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右に牙山と剣ヶ峰、中央に浅間山(前掛山)、左側に鋸岳・仙人岳・蛇骨岳・黒斑山
ここから眼下に広がる湯の平まで草すべりの急坂を下り、左奥から再び外輪山を登り稜線を歩いて戻ってきます。
登ったり、下ったり・・・何のために?
と思う方もいると思いますが、
面白いんです。感動するんです。
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賽ノ河原周辺、今回最も浅間山(前掛山)に近い場所です。
噴火警戒レベル1ではこの前掛山に登ることができます。(いつか必ず・・・)
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Jバンドに差し掛かったところで賽ノ河原を見下ろす。
うっすら登山道が見えますが、
奥から手前に向かって歩いてきました。
Jバンドを登り切れば鋸岳
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後は仙人岳、蛇骨岳、黒斑山の順に稜線を進みます。
左側には浅間山、眼下に広がる湯の平
右側は雲が迫ってきてますが、合間に四阿山を望むことができました。
・・・本当に気持ちが良いんです。
一方、花の百名山にも選ばれているだけあり、
多くの高山植物が花を咲かせていました。
ハクサンイチゲ、イワカガミ、ツガザクラ、ユキワリソウの群生
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その他にゴゼンタチバナ、ミヤマキンバイ、ミツバオウレン、アズマシャクナゲ、
マイヅルソウ ???
他にも数多くの花があり家に帰り調べましたが
結局、わからないのもたくさんありました。
(詳しい方いましたら教えてください)
7月、8月とこれから咲き始める花々も沢山あります。
一方で虫もかなり元気に飛び回っていますので虫除け対策は忘れずに!!
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さて、初めにも言いましたが
2016年8月11日に「山の日」を控えるなか、登山される方は多いと思います。
そしてこれからの時期は気温もぐんぐん上昇していきます。
気温の変化に注意し、脱水症・熱中症には気を付けてください。
特に登山では脱水を起こしやすい環境にあります。
いくら涼しいと言っても、登れば多くの汗をかきます。
さらにトイレが近くなるからと飲水を避けたり、荷物を軽くするためにあまり水分を持ちたがらない人もいます。
私の場合、季節や行程によっても差はありますが、
今回くらいの日帰り登山ならだいたい2〜2.5Lほどの水分を持参します。
ただし、ただの水だけは避けてください。
失われるのは水分だけでなく、電解質(主にNa)も失われています。
エネルギー源となる糖質と電解質・水分を含むスポーツドリンクは必ず持って行きます。
不足した際にすぐに作れるようなスポーツドリンクの粉などは荷物にならず、濃さも調節できるので非常に便利
予備の水(1.5Lくらい)
その他は好みでお茶やコーヒーなど
こまめに水分補給できるように500mLのペットボトルは常に出しやすいところに携帯しています。また、できるだけトイレ、水分が補充できる場所は下調べしておきます。
十分な下調べ、飲食、体力、時間など
余裕をもって準備・行動することで
皆さんも楽しい登山にして下さい。
薬剤師 S.T