ちゃらりーまん「海と山と酒の備忘録」

本性を隠してサラリーマン生活を送る仮面ちゃらりーまん。
趣味や資格取得に費やした日々の日記です。

「副業による税金」

2016-08-26 12:56:02 | FP
マイナンバー制度が開始され、あらゆる情報が一元化される方向ですね。
これは、社会保険番号やら納税者番号やらの番号が1つの番号になってなんでもこの番号があれば分かっちゃうようになります。
これによって、一つの番号だけでなんでも済むので楽になりますね。

しかし、恐ろしいのは全てのお役所様が全て繋がって管理できてしまうことです。
ってことは、税務署の情報が社会保険事務所や年金機構のお役所様にガラス張りで見えちゃうってことですね。つまり収入で変わる税金なんかが変化するってことじゃないですか(??)

しかも、お小遣い稼ぎのバイトがばれちゃうかもしれない・・・
税金を払わないといけなくなるかもしれない・・・
ってことになっちゃうかもしれません。

どういうことかというと
お給料の場合、年間65万円までは給与所得控除というのがあって、最初から税金がかからないんですね。
つまり、年末にもらう源泉徴収票では納税額が0円になっています。
例えば、毎月5万円を12か月で年間60万円のバイト代だったとしたら
お給料60万円―給与所得控除65万円=△5万円
なので
所得は0円となり当然税金も0円です。
普通
お給料の税金は、給与天引きなので毎月お給料から引かれてるのですが、
0円はひいても0円ということになります。
本来ならこれで終わり(^。^)y-.。o○

しかし、
月5万円のバイトを2本掛け持ちしていたらどうなるかということですが、
税金の計算上は、
[(60万円+60万円)-65万円]×5%=27,500円の税金が発生します。
ところが、
違う2つのバイト先では、それぞれが65万円以下なので税金を天引きしていない。
従って、
確定申告による納税が必要になっちゃうんですね。

で、
今までは、税務署もバイトのことを全部把握できていなかったのが、マイナンバーによって管理が出来ちゃうようになるというのです。

本来なら、もとから納税しないといけないのは変わらないのですが、
というより
払わないといけないものを払わずにばれなかっただけなんですね。
でも、
ばれるのを嫌がる人はたくさんいらっしゃるみたいですね。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿