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静岡県の定着度調査の報告書が届いた。
まだ中をしっかり読んではないので詳しくはわからないが、
例の『学力テスト』より、かなりできている。
6年算数で87.4点、国語で78.6点。
本校より、算数で10点、国語で14点高い。
どうしてだろうか。
本校は4月の学力テストで算数が県平均、
国語が少しだけいいという結果であったが・・・。
今までは、『定着度調査』は定着を調べるもの、
という観点から一切の練習をしないでやろう、
と言うことになっていた。
(それが学力テスト、国語Aで最下位を招いたのかもしれないが)
県知事の発言、マスコミの報道を受けて過去問の練習をしたのだろう。
(学習に差し支えない範囲で大いに練習すればいい、と私は思っている。
1月にテストをし、3月に結果がまとまりそのまま学年末を迎えるより
まだましだからである。)
問題は「問題文」にある。
毎年、ほとんど同じ問題である。
練習しても練習の成果がわかるという同じ問題ではなく
学力がわかる問題を出したいものだ。
かつて作成に携わったこともあるので、強くそう思う。
今年の問題は昨年の8月上旬に作成されたが、その後に学力問題が報道された。
全く同じ傾向の問題を作ったのだ。そして、修正はしなかった。
これでは学力を測れはしない。
もし、定着度調査を継続するなら、問題を変えるだろう。
いや、変えなくてはならない。