しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

手順を踏むのが好き、まずは地域で

2015-04-17 10:19:00 | 教育アドバーザー


38年間の教師生活で得たのものを世の中に還元したい。
そう考えた時、まずしたいと思ったのは、地元地域に還元することです。

で、子供会の総会の席でお話しさせて頂きました。
その前半部分を載せます。


1.今日は貴重なお時間をとっていただきありがとうございます。ばかなことが大好きな私です。

少しの時間をおつきあい下さい。
「すべての子が夢が叶い、幸せをつかむための本物の学力を獲得する」
そんなことを最近考えています。

また『貧困の連鎖』を断ち切ることに今、大変興味を持っています。
どういった意味だかわかりますか?
金持ちの子がいい大学に入り、収入が多い企業に就職しまた金持ちになっていく。
逆に貧乏人は十分な学力を付けることができず、賃金の安い会社に入り低収入になる。
みなさんの中で金持ちの方は教育にお金を使ってください(笑)。
きっとそれなりの効果があります。

私は金持ちでない方のために何かできないかなぁ、と思っています。
まずは、地域の子供たちみなさんにできることはないか、とおせっかいなことを考えています。

2.ご存知ですか? 収入の格差を
正規雇用の平均年収は471万円、非正規は168万円。
3倍の差、300万円の差です。(2014年)

3.塾のチラシがいっぱい来ますが、塾に通わせることで満足していませんか? 
また、高学年や中学になってから塾に通わせようと思っている方はいませんか?
ただ塾に通わせるのはお金をどぶに捨てているだけ、という場合も多々あります。

私が昨年いた学校の学力テストのデータでは塾に行っている子とそうでない子の差はありませんでした。
原因はいろいろな理由があると思いますが。


実は、今が大事なんです。

4.38年間教師をやって多くのお子さんや父母を見てきました。
また自分の3人の子どもを育ててきました。
そこから見えてくるのは、子育てに自信を持っている人はめったにいない、ということです。

5.教育方法は1つではありません。悩みながらお子さんに合った方法でプラス思考で子育てをしてほしいと願っています。

6.親が子供と密接に関われるのは小学校6年生までです。
中学校になると部活が始まり、家族旅行も大変になります。
親と過ごすより友達といる方が楽しくなります。

だから今が大事なんです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿