新型コロナウイルスで休校が延長されました。
学力が心配な保護者の皆様も多いことでしょう。
3分で学力をチェックすることができます。(下にプリントをつけました)
9月から6ヶ月間、静岡県内の公立小学校の3年・5年・6年生の学級で算数授業の学習支援をさせていただきました。
毎回、このプリントを使い計算力を測り、少し指導もしてきました。
(私の持ち時間は5分、担任にお願いして実施したのです)
これまで算数指導でいろいろな方から学んだものを子ども達に還元したいと思いやってきました。
小学校教員を定年退職後、算数を特化して教える「学び方支援非常勤講師」をさせていただきましたが、
私のお世話になった小学校では、算数の学力が低下していることを感じてきました。
そこで、担当した学年で、低学年で学習する簡単な加減乗除の計算の習熟に力を入れてきました。
かなり効果がありましたので、昨年度の12学級でも授業中の5分間をいただきそれを実施させていただきました。
3分で50問の計算し、2分で私が正解を言い各自で○つけをしプリントを回収します。
各学級10回から15回くらい実施しました。
下の表は6年生のある1学級の引き算(1年生で学習)5回の結果の一部です。
1列目が点数(空欄は50点)、2列目がかかったタイム(=は時間内にできなかった児童)です。
この6年生のクラスでは90%正解できなかった子が11月13日に6人から2月8日には1人に減り、多くの子が点数やタイムが上がっています。
3学年(3年生120人、5年生122人、6年生128人)の結果を集計しますと、
たし算が90%できない子は3年16.7%(20人)、5年6.6%(8人)、6年生1.6%(2人)、
ひき算は3年39.1%(45人)、5年14.7%(17人)、6年生6.3%(8人)、
かけ算は3年13.3%(16人)、5年1.6%(2人)、6年生0%(0人)、
わり算は3年85.6%(3クラスで77人)、5年5.9%(7人)、6年生3.3%(4人)です。
学年が上がるとできない子が減ってきていますが、算数のスパイラルな単元構造によるのかはよくわかりませんが、少しでもできない子を減らしたいものです。
子ども達がこれまでやったプリントと集計用紙を各担任の机上に置かせていただきました。
子ども達が自分の4種の計算の力を知ると共に個人の伸びを見てほしいと考えています。
授業では、問題解決学習だけでは学習の習熟できません。
また、計算等の習熟中心の授業だけでは楽しくありません。
そのバランスが大切ですね。
これまでの私の体験で、こんなことができてる学級が学習の定着具合がよかったです。
○ノートの取り方をきちんとできている。
○計算を教科書の隅に小さく書いたり消したりしない。
○定規を使って計算などの線を書いている。
○計算の仕方など学習したら定着しているかチェックをしている。
○具体物を使って学習場面のイメージ化している。
○考えを隣(または班)の人に説明する場面を作り、その考えを全体にも広げている。
○3年生ではかけ算のフラッシュカードを毎時間行っている。
私は若い時、算数の授業で問題解決学習を行い、十分考えさせ話し合い正規の1.5倍の時間を使って指導したこともありました。
難しい内容の話し合いは中以下の学力の子には難しかったと反省しています。
こんなに時間をかけても、学習の定着もよくなかったこともありました。
考え方の話し合いと習熟のバランスを大切にするようになりました。
この簡単な加減乗除の計算プリントをやってみたい方がありましたらダウンロードしてやってみてください。
結果を教えてくださるとうれしいです。
たし算プリント ひき算プリント かけ算プリント わり算プリント (3分で45問できたら合格です)
学力が心配な保護者の皆様も多いことでしょう。
3分で学力をチェックすることができます。(下にプリントをつけました)
9月から6ヶ月間、静岡県内の公立小学校の3年・5年・6年生の学級で算数授業の学習支援をさせていただきました。
毎回、このプリントを使い計算力を測り、少し指導もしてきました。
(私の持ち時間は5分、担任にお願いして実施したのです)
これまで算数指導でいろいろな方から学んだものを子ども達に還元したいと思いやってきました。
小学校教員を定年退職後、算数を特化して教える「学び方支援非常勤講師」をさせていただきましたが、
私のお世話になった小学校では、算数の学力が低下していることを感じてきました。
そこで、担当した学年で、低学年で学習する簡単な加減乗除の計算の習熟に力を入れてきました。
かなり効果がありましたので、昨年度の12学級でも授業中の5分間をいただきそれを実施させていただきました。
3分で50問の計算し、2分で私が正解を言い各自で○つけをしプリントを回収します。
各学級10回から15回くらい実施しました。
下の表は6年生のある1学級の引き算(1年生で学習)5回の結果の一部です。
1列目が点数(空欄は50点)、2列目がかかったタイム(=は時間内にできなかった児童)です。
この6年生のクラスでは90%正解できなかった子が11月13日に6人から2月8日には1人に減り、多くの子が点数やタイムが上がっています。
3学年(3年生120人、5年生122人、6年生128人)の結果を集計しますと、
たし算が90%できない子は3年16.7%(20人)、5年6.6%(8人)、6年生1.6%(2人)、
ひき算は3年39.1%(45人)、5年14.7%(17人)、6年生6.3%(8人)、
かけ算は3年13.3%(16人)、5年1.6%(2人)、6年生0%(0人)、
わり算は3年85.6%(3クラスで77人)、5年5.9%(7人)、6年生3.3%(4人)です。
学年が上がるとできない子が減ってきていますが、算数のスパイラルな単元構造によるのかはよくわかりませんが、少しでもできない子を減らしたいものです。
子ども達がこれまでやったプリントと集計用紙を各担任の机上に置かせていただきました。
子ども達が自分の4種の計算の力を知ると共に個人の伸びを見てほしいと考えています。
授業では、問題解決学習だけでは学習の習熟できません。
また、計算等の習熟中心の授業だけでは楽しくありません。
そのバランスが大切ですね。
これまでの私の体験で、こんなことができてる学級が学習の定着具合がよかったです。
○ノートの取り方をきちんとできている。
○計算を教科書の隅に小さく書いたり消したりしない。
○定規を使って計算などの線を書いている。
○計算の仕方など学習したら定着しているかチェックをしている。
○具体物を使って学習場面のイメージ化している。
○考えを隣(または班)の人に説明する場面を作り、その考えを全体にも広げている。
○3年生ではかけ算のフラッシュカードを毎時間行っている。
私は若い時、算数の授業で問題解決学習を行い、十分考えさせ話し合い正規の1.5倍の時間を使って指導したこともありました。
難しい内容の話し合いは中以下の学力の子には難しかったと反省しています。
こんなに時間をかけても、学習の定着もよくなかったこともありました。
考え方の話し合いと習熟のバランスを大切にするようになりました。
この簡単な加減乗除の計算プリントをやってみたい方がありましたらダウンロードしてやってみてください。
結果を教えてくださるとうれしいです。
たし算プリント ひき算プリント かけ算プリント わり算プリント (3分で45問できたら合格です)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます