今ほど、学校教育がやりづらい時代はないと思います。
かつては「教師は聖職者」と社会からも保護者からも大事にされていました。
今は普通の公務員と給料を揃えようとする動きさえあります。
毎月数十時間の勤務外の仕事をしても残業手当もなく働いているのにです。
また、給料が年々下がり、あげくには退職金や年金が下げられつつあります。
ごく一部の人の不祥事がマスコミに大きく取り上げられ不適格な教師が増えているような印
象を社会に与えています。
学校現場では、変化しつつある社会、子ども、保護者への対応に四苦八苦です。
勤務時間は変わらないのに、授業時間が増え会議や授業準備の時間が削られています。
そのため勤務時間外の会議や授業準備も増えています。
私は郡の教職員美術展の審査委員を長くやりましたが、
20年ほど前はほとんどが現職教員からの出品でした。
しかし年々現職者からの出品が減り、
今ではほとんどが退職教員からの出品になってしまいました。
先生方にそんなゆとりがないのが現状です。
中には新聞も十分読む時間も持てない先生もいてびっくりしています。
(それでは良い教育はできません)
もっと良い教育にしていくために、教師も声を上げていく必要があります。
私は、現場の様子をみなさんに知って頂く必要があると思っています。
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