しおちゃんの小学生への教育指導

子どもの自立に向け体験を通し楽しみながらいろいろな知識や技能を身につけていく。机上で覚えさせるだけは学力にはなりません。

懐かしの運動会

2014-03-09 21:18:00 | 小学校の教室で
今日は半日、写真をプリントしていた。
写真を懐かしんでいるとあっという間に時間が過ぎていく。



これは37年前の運動会である。


カメラを持っている人は1人しか写っていない。
現在の運動会の写真と大違いでおもしろい。

かつて、保護者は我が子やチームを夢中になって応援していた。
今は写真を撮るのに忙しい。

中にはトラックやフィールドの中に入ってまで撮影している人もいる。



もうすぐ卒業式だが、写真撮影はやめ
誕生から12年間を振り返ったり、卒業を祝福したりしたいものである。


自然と授業をつなげる(ヒカンザクラ)

2014-03-06 20:18:00 | 小学校の教室で
今、家の庭にヒカンザクラが咲き、満開です。

庭の東側に歩道があるので、枝がそちらに伸び歩道にはみ出してしまいます。

それで、花が咲くこの時期に枝を切って小学校に持っていきます。



5年生の社会科で、4月に南北に長い日本の気候の違いを学習します。
(私は現在は5年生社会を教えていませんが・・・。)

沖縄で一番早く桜が咲き、桜前線はどんどん北上し北海道に達します。

その沖縄だけソメイヨシノが咲きません。

私の庭に咲く、ヒカンザクラが咲くのです。


それで、学習にも生きますので玄関に置き、みんなに見てもらいます。

やはり本物を見て学ぶのが一番です。
(百聞は一見にしかず)





LED電球のすばらしさを授業する

2014-03-05 20:47:00 | 小学校の教室で
6年生の理科の新単元に「電気の性質とはたらき」がある。


ここでの学習に1つにコンデンサーを使い電気をため、豆電球とLED電球で

どちらの方が電気のついている時間が長いかを調べる。

LED電球の方がかなり長い時間点灯している。


NHK教育TVの6年理科でそれに関する番組がある。
その中で発熱電球、蛍光灯、LED電球の消費電力と寿命、価格を比べている。



おもしろい比較なので子ども達は大変興味を持って見た。


LED電球の価格は高いが、消費電力は少ないので4年半使うと支出は逆転する、と

新聞記事に以前出ていた。


家の周りの街灯もほぼ、LEDに変わった。
通勤途中の信号機も半分はLEDになった。
自転車や車のライトもLEDになってきている。



そして、今日の新聞に「消えゆく蛍光灯 パナ、住宅用器具終了へ」とある。

http://www.asahi.com/articles/DA3S11009887.html



はやり、LEDが主流になっていくのだ。


あ り が と う !学校、子ども・先生達 写真展 

2014-03-03 21:24:00 | 小学校の教室で
あ り が と う ! 

学校、子ども・先生達 写真展

日時:平成26年4月3日(木)~8日(火) 10:00-17:00(最終16時)
会場:柳屋ギャラリー (焼津市東小川2-1-10)焼津水産高校近く          
会場tel 054-629-2108

入場無料




4月3日から、これまで撮り貯めた150枚以上の写真を展示します。


昨年、文科省が行った小学校6年生の学力テスト国語Aの分野で
静岡県が全国最下位でした。

先生方がまじめに頑張っているだけに残念な結果でした。

そんなこともあり、子ども達や先生方が頑張っている姿を
写真を通して多くの人たちに伝えたいと思い計画しました。

これまで勤務した8校の遠足・運動会などの
特色ある学校行事や工夫を凝らした授業の様子等を
写真を通して多くの人たちに伝えたいと思いました。

よろしかったらご覧ください。


定着度調査はこのままでいいのか

2014-03-01 18:40:00 | 小学校の教室で


静岡県の定着度調査の報告書が届いた。

まだ中をしっかり読んではないので詳しくはわからないが、
例の『学力テスト』より、かなりできている。

6年算数で87.4点、国語で78.6点。
本校より、算数で10点、国語で14点高い。


どうしてだろうか。

本校は4月の学力テストで算数が県平均、
国語が少しだけいいという結果であったが・・・。


今までは、『定着度調査』は定着を調べるもの、
という観点から一切の練習をしないでやろう、
と言うことになっていた。
(それが学力テスト、国語Aで最下位を招いたのかもしれないが)


県知事の発言、マスコミの報道を受けて過去問の練習をしたのだろう。
(学習に差し支えない範囲で大いに練習すればいい、と私は思っている。
 1月にテストをし、3月に結果がまとまりそのまま学年末を迎えるより
 まだましだからである。)

問題は「問題文」にある。
毎年、ほとんど同じ問題である。

練習しても練習の成果がわかるという同じ問題ではなく
学力がわかる問題を出したいものだ。

かつて作成に携わったこともあるので、強くそう思う。
今年の問題は昨年の8月上旬に作成されたが、その後に学力問題が報道された。
全く同じ傾向の問題を作ったのだ。そして、修正はしなかった。
これでは学力を測れはしない。


もし、定着度調査を継続するなら、問題を変えるだろう。

いや、変えなくてはならない。