とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第120話  とちぎ風サーターアンダギー

2013-04-14 19:34:46 | 栃木の郷土食
きょうは友人が作ってくれた「とちぎ風サーターアンダギー」をご紹介します。

発音するとわかると思いますが、サーター:砂糖、アギー:揚げるという沖縄の方言です。
だから例の揚げ菓子をサーターアンダ(油)アギー→サーターアンダギーとなったわけです。

きょうのこのお菓子はその栃木風。菓子用ミックス粉でも薄力粉でもいいと思います。それに砂糖とサラダ油を混ぜでこねて揚げました。
クッキーのような食感が午後のひとときをホッとさせてくれました。

とちぎの「おいしい」 第119話  つるしベーコンの菜汁

2013-04-11 19:27:42 | 栃木の郷土食
きょうご紹介するのは、滝沢ハムの、その名も「麦と大地の純粋種 三元豚 つるしベーコン」というワイルドな響きのベーコンを使った菜汁です。この三元の意味は、ランドレース、大ヨークシャー、デュロック純粋種の三元交配種ということだそうです。

滝沢ハムの工場は栃木市泉川にあります。
滝沢ハム、応援しています。ハム類は私は栃木県人として栃木の企業、滝沢製品を買わせていただいています。ウインナ-もピカ一です。


きっと大地の恵みの麦を一生懸命食べた豚。だんだん、豚の気持ちになってきてしまったのできょうはこのへんで終わりにします。
菜汁はベーコンを炒め、そこにいろいろ野菜を入れて煮ます。ブイヨン、塩、コショウで味付けした具だくさんスープです。
きょうは春雨仕立てにしてみました。


とちぎの「おいしい」 第118話  馬頭高校水産科「鮭魚醤」

2013-04-10 11:01:19 | 栃木の郷土食
栃木県の東の方に「馬頭」(ばとう)というところがあります。
そこに馬頭高校という学校がありますが、そこの水産科の生徒の方々による地産地消といえる商品をご紹介します。
原材料は、地元、那珂川でとれた鮭、食塩、ブドウ糖、耐塩性酵母。
用途は一般のお醤油と同じように、刺身醤油をはじめ、卓上で話が弾む食事場面に活躍してほしいです。


きょうはほうれんそうのおひたしにかけてみました。

ちなみに、ほうれんそうの簡単調理法もご紹介しておきます。
1.根っこ3株くらいをラップして600Wで2分チンします。
2.ラップごと水を入れたボウルにとり、冷やします。
3.熱くなくなったらラップをはがして、流水に1分ほどほぐし当ててアクをとります。
4.絞って終わり。



地産地消から地産他地消のヒット商品となることを願っています!


とちぎの「おいしい」 第117話  黒米のおやき

2013-04-09 10:00:11 | 栃木の郷土食
黒米1:もち米2:白米1の割り合いで炊いたお米を、平丸型にしてさらに軽く醤油を塗り、焼いたものです。

この黒米は小山市にある「日光二荒山神社かがみ講」という献上米を作っているところのお米です。
炊きあがった黒米は赤飯とそう変わりない風味です。もち米と炊き合わせることで成型しやすくなります。

なにしろ神様に奉げるという縁起ものですから、清めの力にあやかりたく存じます。

笹の葉に巻いたもち米が、峠を越えて一服しようと笹の葉をあけたらだんごになっていた、などという話を聞いたことがあります。自力で山を越えて行ったような時代、うるち米だけのおむすびより、ちょっともち米が入っていたほうが崩れずに食べることができたのでしょう。
私もおむすびを作る予定の時には、もち米を3分の1程度いれて炊きます。

黒米は大量に生産されているものではありませんので貴重なお米です。

とちぎの「おいしい」 第116話  ドレッシング「足利物語」 on 塩豚

2013-04-08 13:43:59 | 栃木の郷土食
「足利物語」という名前のドレッシングをご紹介します。
これは人参のすりおろしがメインですが、玉ねぎのすりおろし、しょうがも少々入っており、とてもヘルシーなドレッシングです。

塩豚の作り方
豚ブロック(200~300g)はネットに入れます。

ひたひたになる程度に水と酒少々を入れ、いったん沸騰したら塩をひとつまみ入れ、中弱火で15~20分煮ていきます。
豚肉を茹でる時は、月桂樹の葉っぱなどを入れるといいらしいのですが、私は米汁などがある時にはそれを使います。
仕上がりがまろやかになります。

茹であがる7分ほど前に、皮をむいたカブなど、付け合わせの根菜などあったら鍋に入れてしまいましょう。
カブは丸ごとでも7分も茹でれば火が通ります。人参も同様。

トマトやキュウリなどとサラダテックに茹であがった豚肉をスライスして盛り付けて、ドレッシングをかけたら、やれやれ、「いただきます。」
このドレッシングはどちらかというと、肉料理に合います。お試しください。
もしかすると、餃子にもいいのではないかと思います。