goo blog サービス終了のお知らせ 

福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2014.4.1(火) 太宰府の都府楼址に桜を見る

2014-05-06 | 万葉紀行
太宰府の都府楼址の北側に花見をした。大野山の南面の麓である。

IMG_3885-1.jpg  都府楼址の北側の桜

IMG_3882-1.jpg  前の写真のすぐ裏側である大野山の麓にある万葉歌碑

IMG_3880-1.jpg  万葉集巻五の巻頭を飾る大伴旅人の万葉歌碑

  世の中は空しきものと知る時し

     いよよますます悲しかりけり    

   大伴旅人 万葉集巻五-793

IMG_3881-1.jpg  大伴旅人の万葉歌碑の説明プレート 

IMG_3879-1.jpg  大伴旅人の万葉歌碑  万葉集巻五・雑歌の巻頭を飾る大伴旅人の歌が刻まれている

雑歌

大宰帥大伴卿の、凶問(きょうもん)に報(こた)ふる歌一首


     世の中は空しきものと知る時し

        いよよますます悲しかりけり  

         (大伴旅人 万葉集巻五-793)

          神亀五年(728)六月二十三日

大宰府の帥(そち)(長官)として大伴旅人が赴任したのは、728(神亀五)年の冬一、二月ごろという。そのとき帯同した妻の大伴の郎女(いらつめ)は、大宰府到着後まもなく病死したという。
この歌は大宰府に赴任し、まもなく妻を失った悲しみがうたわれているという。

IMG_3875-1.jpg  枝垂れ桜の万葉歌碑の前で

   
  
  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿