福岡万葉散歩

街の様子や木々や草花を眺め乍ら、先人の俳句や和歌を織り込んで、今の季節を楽しみたい。たまには万葉散歩も楽しみたい。

2018.3.14(水) 二水会で天神へ出る

2018-03-23 | 街角風景

二水会で天神へ出た。財務省の文書改ざんは由々しき問題だ。政治家の関与はあるのか。米朝会談は実現するか。老人施設等で人不足が起こっており、経営が成り立たない。介護人の給料が安すぎるのが原因か。北海道で水源地候補地の外国資本による買収が後を絶たないという。由々しき問題だ。日本国内の土地は外国の買収不可能とすべく憲法改正し法律で規制すべきだ。ハイテク企業も安全保障の観点から外国への流出を憲法を改正してでも阻止しなければならない。

天神交差点東側横断歩道

天神交差点北側横断歩道

天神交差点より明治通りを東の方に見る

天神1丁目交差点  天神再開発計画でビル解体中か

天神益正に至る路地

天神益正にて

市役所前交差点より明治通りを中洲方向へ見る

西中洲  冗談倶楽部


2018.3.12(月) 天神で昼食をとる

2018-03-22 | 街角風景

今日は久し振りに、二年振りに天神で昼食をとった。洋食中心のファミレス大手で、福岡に本店がある。

博多大丸東館5Fより渡辺通り4丁目交差点を見る

レストラン街

レストラン

オードブル

スープ

メインディシュ

頚椎症対応タスキ掛け姿

デザート

 


2018.3.6(火) クリスマスローズ咲く

2018-03-20 | 

クリスマスローズが咲いている。ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の多年草で、日本には明治初期に渡来したという。根にはサポニンが含まれ、ヨーロッパでは古くギリシャ時代から薬用にされたという。咳止めや去痰(きょたん)に使われたのであろうか。

クリスマスローズ

  珈琲はブラッククリスマスローズ     星野麥丘人

クリスマスローズ

  クリスマスローズ気難しく優しく     後藤比奈夫


218.3.6(水) 菫(すみれ)の花が咲いている

2018-03-19 | 万葉紀行

すみれの花が咲いている。息の長い花である。

すみれ  スミレ  菫(すみれ)    園芸種

  春の野に すみれ採(つ)みにと 来(こ)しわれそ

    野をなつかしみ 一夜(ひとよ)寝にける    山部赤人

                       万葉集巻八-1424

万葉時代には、蔬菜類は多くは山野に出て必要な野草、山菜を採取したとされる。この歌は菜取り(なとり)に関する歌であり春菜摘みの歌であるが、このすみれ採(つ)みは薬草狩りの要素が強そうだ。一夜(ひとよ)寝にけると詠っているところから見ても、すみれは早朝に採取したほうが薬効があると信じられていたのではないか。赤人はあだ名という説がある。赤ら顔だったのであろうか。とすればスミレは高血圧などに効くのであろうか。


2018.3.6(火) 梅の花が咲く

2018-03-19 | 万葉紀行

梅の花が咲いている。万葉集巻五に梅花の歌三十二首が載っている。天平二年(730)正月十三日大宰の帥(だざいのそち)・大伴旅人邸で梅花の宴が行われた時のものである。大伴旅人の生涯を飾る豪華な梅花の宴であったに違いない。その時を記した梅花の歌三十二首の序は次のとおりである。

―大宰帥大伴の卿の宅に宴してよめる梅の花の歌三十二首、また序
天平二年正月の十三日、帥の老の宅に萃ひて、宴会を申ぶ。時に初春の令月、気淑く風和ぐ。梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす。加以(しかのみにあらず)曙は嶺に雲を移し、松は羅を掛けて盖を傾け、夕岫に霧を結び、鳥はうすものに封りて林に迷ふ。庭には舞ふ新蝶あり、空には帰る故雁あり。是に天を盖にし地を坐にして、膝を促して觴を飛ばし、言を一室の裏に忘れ、衿を煙霞の外に開き、淡然として自放に、快然として自ら足れり。若し翰苑にあらずは、何を以てか情をのベむ。請ひて落梅の篇を紀さむと。古今それ何ぞ異ならむ。園梅を賦し、聊か短詠を成むベし。

梅  加賀白

  正月(むつき)立ち 春の来らば 斯く(かく)しこそ

    梅を招(お)きつつ 楽しき終(を)へめ    大弐紀卿

        梅花の歌三十二首の冒頭を飾る  万葉集巻五-815

梅   豊後

  わが園に 梅の花散る ひさかたの

    天(あめ)より雪の 流れ来るかも    主人  

         大伴旅人当時66歳       万葉集巻五-822