今日の街角風景は、栴檀葉の菩提樹(センダンバノボダイジュ)の実と
擬宝珠(ギボウシ)の花である。
夏の終わりの暑い日であった。ワシワシヽヽヽヽと大音響を奏でたクマゼミが
終わった10日ほどあとに、何時もは姿を見せないアブラゼミが来ていた。
ジージ、ジージと少数で。
栴檀葉の菩提樹(センダンバノボダイジュ)に房状の実がなっている
モクゲンジ ムクロジ科 別名栴檀葉の菩提樹(センダンバノボダイジュ)
本州、朝鮮、中国に分布しているという
栴檀葉の菩提樹 邪気を払う木とされる
房の中に黒い種子が入っている この種子で数珠を作るとか
初夏には黄色い花を穂状に咲かせていた
栴檀葉の菩提樹の黒い種子
擬宝珠(ギボウシ) 玉簪花(ギボウシ)
貝原益軒の花譜(元禄七年 1694年)巻之中の六月の項に次の如くある
玉簪花(きほうし) 二月に苗を生ず。五月に一莖より、くき十計いづ。
六月に花さく。人の喉(のど)に魚の骨たちたるを治(ぢす)。牙(は)
に著べからず、牙をつる也。毒草也。又一種、さぎ草という物あり。
玉簪花の別種也。是もきほうしと云。○名花譜曰、玉簪花日かげを好む。
陰地にうふべし。花ひらくとき、清水をそゝぐべし。
夏の季語とか
絶壁に 擬宝珠咲きむれ 岩襖(いわぶすま) 久女
杉田久女:明治23年鹿児島市生まれ。本名赤堀ひさ。明治44年、愛知県
の現豊田市出身で旧制小倉中学の美術教師で画家の杉田宇内と結婚し
福岡県小倉市に住む。
「ホトトギス」同人であったが、後に除名された。
昭和21年福岡県筑紫郡太宰府町で死去、享年57 という。
擬宝珠(ギボウシ) 玉簪花(ギボウシ)
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