宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

昔語り プロローグ

2022-05-07 20:51:54 | 昔のこと




 【酒の宝島】と【WoodyBarチュー太郎】という、どちらも時代遅れな、つぶれかけの店を経営するおじい、それが私。
今月(5月)は私の産まれた月なので、後半月もすれば、なんと66歳になるようだ。
恐らく同年代のほとんどが『自分が、まさかこんな歳になるなんて』と思っている筈。
かくいう私も、自ら【おじい】と名乗りながら、本当のところはまだ若い気でいる。
昔は、『気分は28歳』と嘯いていたものだが、流石にここまでくると『気分は48歳』なんである。
要するに、『寄る年波』に足掻いている、そんなところ。

 そんな私は現在、昼は【酒の宝島】という酒屋のオヤジで、夜は【WoodyBarチュー太郎】のバーテンダーという二足の草鞋を履いている。
モットーは【生涯現役】そして【突然死】なんである。
死んだら後のことは知らない。
終活?断捨離?
知ったことかよ。
なんとも無責任な。
でも、いいじゃないか、多分、人間、そんくらいの方が愉快に生きられる。

 相変わらず導入部が長い。
昼は、ここに打ち込む内容を、酒にまつわる、いわゆる宣伝に限定している。
そうでないと、趣味との境目が判らなくなりそうで。
その分、夜は、待機中、だらだらとTVを観て過ごすのではなく、ここに作文する時間を持とうと思っている。
この歳になると、いくら嘯いても、【老い】に気づかされる事が増えてくる。
物忘れは激しいし、気力も体力も衰えてくる。
ではせめて、歩く、そして、脳を使う、すなわち、それは私にとって、一番手軽で効果がありそうなのが【作文】なんである。

 しかし、作文といったって、何を書く?
書きたいことなんて浮かばない。
そこで考えた。
『昔のことなら書ける』


 そんなこんなで、『昔のこと』というカテゴリーを設けた。
ただ、産まれてから現在までの時系列を忠実に、なんてことはしたくない。
それじゃあ、いずれ苦行になる。

 これからやろうとしていることは、作文という作業を通しての【脳の訓練】と【なにものか】への、私なりの挑戦なのだ。
それが、どういう着地点を迎えるのか、それこそ、本人にも未知の結果といえる。



 そんな訳で、昔語りのはじまりハジマリ・・・




続く













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