わにの日々-中西部編

在米30年大阪産の普通のおばさんが、アメリカ中西部の街に暮らす日記

街の中のオアシス・Cox Arboretum

2016-10-23 | Museumsとイベント
 犬は相変わらず、つま先歩き。家でゆっくり養生させて、私は「No Pets Allowed(ペット立入禁止)」なので、今まで行ったことのなかったコックス植物園(Cox Arboretum)に行ってみました。いつも行くデイトンのメトロパーク・システムの一つで、環境教育や持続可能なガードニングの研究を行う施設でもあります。石畳で舗装された遊歩道や教育センター、モネの橋が掛かる池、そして物見台が設えられた、街中のオアシスで、沢山の家族連れや高齢のカップルが、ハイキングを楽しんでいました。

 私の目当ては、81段の階段を登ると、周辺のマイアミ・ヴァレー地域一帯が見渡せるという展望台。秋色の景色を見晴らすのは、さぞやステキだとうと期待していたのですが、修理中で立ち入り禁止なってました なによー!だったら予め、ホームページ等で通知しといてよー(ブーブー)次の機会にお楽しみ下さい、って看板が掛かっていましたが、ここまで来るまで小一時間掛かるし、犬禁止じゃなー 

  
モネの橋とビジターセンター

        
左が目当てだった物見台。オレンジ色の柵で囲まれて立入禁止

  
あっちもこっちも黄金色


お天気よくて亀さんも輝く


 ところで、遊歩道の傍らにひっそりと生えていたこれ、うちの裏庭で2年連続、猛威を振るい、昨日も熾烈に戦ったフキもどき(セイヨウフキというらしい)にそっくりなんですけど?公園に生えてるってことは、ちゃんとコントロールできるということなのでしょうか?もし、こやつらを管理し、所構わず増えさせずに、ひっそり日陰の暮らしで満足して頂く方法があるなら知りたい!超知りたい!!

 対応策を立てるには、まず根底原因の解明が必要。敵の正体明確化が重要かと調べてみたのですが、こやつの学名は「Petasites hybridus」、Wiki先生曰く、古代ギリシア時代から利用されてきた薬草で、『「片頭痛」「鼻づまり、花粉症」「尿管の炎症」などを改善させる効果が科学的に検証され利用されている』のだそう。実は偉いヤツだったのか?と、一瞬思ったのですが、『急性肝炎や肝不全になる可能性が報告されたため、日本の厚生労働省は2012年2月に消費者に摂取を控えるよう呼びかけた。』とのことで、やっぱ悪者じゃないか!

 でもアメリカでは、根がサプリとして普及してるのだそう。昨日だけでも、30ガロンのゴミ袋一杯分の根を抜いてゴミ箱に突っ込みましたが、これってホメオパシー療法とかでハーブ使う人なら利用法があるかも?欲しい人がいたら、いっくらでも持ってって欲しい。好きなだけとは言わず、ぜーんぶ引っこ抜いて、持ってって-!!