食養生365日 食材の栄養や漢方・薬膳的な効能のお話

あなたのバランスをサポートするサロンConcordia~コンコルディアのsoraがお届けする薬膳・食養生のことなど

鼻炎のゆくえ

2014-02-12 | 漢方・薬膳
先週末、鼻がかゆくて少しの鼻水と鼻詰まりがあり、かむと鼻血が( ̄□||||!!
しかも鼻血は数日続きました…今までにない経験です。

喉は痛くもかゆくもない。
花粉症かしら!?と思ったけど目は何ともない。

とりあえず家にあった鼻のアレルギー薬を飲んでかゆみは治まりました。
でもやっぱり鼻血が時々出てきます。粘膜が炎症を起こしているんでしょうね(´・ω・`)

病院へ行く前にできることをしてみようということに。
自分で実験です(^_^;)

まずはツボ押し。

迎合(げいごう)
小鼻の脇のくぼんだ所。鼻の通りをよくするツボ。鼻水・鼻詰まり・鼻血に。

鼻通点(びつうてん)
迎合のすぐ上。鼻粘膜の炎症を抑える。押すとジーンと響くような痛みがある。

お次は食養生

寒いので体を中から温めるものを中心に食べていましたが、熱がこもって炎症が治りにくくなるので、しばしお休み。
逆に熱を冷ます食べ物を少し。(冬なのでほどほどに)
漢方では鼻は肺に繋がっているとされていますから、肺をいたわる白い色の食材を、多めに摂るようにしました。

そして漢方薬

葛根湯の中に含まれる麻黄(まおう)という生薬に、鼻の粘膜の腫れを改善する働きがあり、それに期待して飲んでみました。
ちょうど肩も凝っていたので一緒に治しちゃえということで。

葛根湯は、発汗を促し熱を冷ますので、筋肉に滞ってこわばりや痛みの原因を作っている水分を発散させ、頭痛や肩こりにも有効です。
「汗の出ない」「頭痛や肩こりがある」かぜの初期症状に用いられます。
先ほどの麻黄が鼻の粘膜を広げてくれるので、鼻詰まりや鼻炎にも使えます。

ツボ、食養生、漢方薬と試し始めて3日経ちましたが、快方に向かってます(^ ^)

ちなみに葛根湯は発汗作用が強いので、体力がない人のかぜには不向きです。
汗をかくと気も一緒に外に出て行ってしまい、余計に体力を消耗してしまうんです。
「汗が出る」「体力がない」かぜには、桂枝湯が合っています。

その人の体質や、その時の体の状態に合わせて飲めるのが漢方薬のいいところ。
いろんな処方があるので、専門の薬剤師さんやお医者さんに相談して、ご自身に合ったものを見つけてください☆

それではみなさんまたお会いしましょう(^-^)ノシ



2月のワークショップ
エイジングと腎のお話 Part1受付中
カゼに克つ!春のはじめの食養生
詳しくはこちらをご覧ください


最新の画像もっと見る