Happy New Samp 2025!!

2025-02-04 16:05:13 | ほぼ週刊サンプ通信'24-'25
サンプファンのみなさま
サンプファン以外のこのBlogに間違えて入ってしまったみなさま
あけましておめでとうございます‼


・・・・・・ってもう中国の正月も過ぎてるやないかーい!

さすがに正月に合わせてこの投稿を準備していたのですが、「どうせなら試合勝ったら華々しく更新復活しよう!」と思ってしまったのが運の尽き・・・

そこから勝つまで1ヶ月以上かかってしまいました。
やっと前節のコセンツァ戦で10/27以来3ヶ月ぶりの勝利!
さぁ、ついに更新するぞーーー✊


というわけで、2025年はこんな感じで↑↑
2025はこの2枚です!!
この2枚は私の「嫁さんにとにかく早く捨ててと言われ続けているユニフォームコレクション」の中でもかなり愛着がある2枚
もう左のヴェロンは今世紀は変わる事ないのかな?
今後よっぽど背番号20で好きな選手が出現しない限り・・・
と言うわけで20番ヴェロンの説明は去年のをコピペします↓↓

-20 ファン・セバスチャン・ヴェロン(96-97サンプ3rdユニ)
ヴェロンは言わずも知れた元アルゼンチン代表のスターですね。ボカ・ジュニオールズ出身の彼は、故マラドーナ氏とも交流が深くマラドーナが亡くなった時には何本かインタビューされてました。サンプ時代の思い出はたくさんありますが、とにかく試合前のスタジアムでのアップでピッチの端から端まで使った彼とマンチーニのロングパス交換は圧巻でした。コーナーからダイレクトボレーを決めてコーナーフラッグを抜いて高々上げて喜んでいるシーンとか。まぁユニを2つ持ってるぐらい私も大好きな選手でした。ルイジ・フェラリスで出待ちをしていたら、ヴェロンの黒いフェラーリにひき殺されそうになったのは今でもはっきり覚えています。それも含めてカッコよかったなぁ。

⁻25 ネナド・クルスティチッチ(2014-15サンプAwayユニ)
サンプの25番で記憶に残る選手はなかなかいませんが、私的には右SBとして活躍してミハイロビッチの助監督も務めたネナド・サキッチかこのクルスティチッチの”2人のネナド”です。ネナドって言う名前だと、学校の出席番号で25番とかだったのかな?私は”Horiuchi”で大体常に23~26番でした。

さてクルスティチッチは2008年9月に18歳でサンプに加入。ところが加入間もない11月に悪性リンパ腫が見つかり、長期間の闘病生活を強いられることになりました。そんな彼をサンプは見放さずに闘病生活を援助した結果、彼はこの困難を克服し約1年半後の2010年4月にユースチームの試合で復帰しました。その後順調にトップチームに昇格して、サンプがちょうどA復帰した2012-13と良く13-14はレギュラーとして活躍。ミハイロビッチ監督とはセルビア代表とサンプで共に深い絆を築きました。最終的には10番も背負ったり、サンプで92試合2得点の成績を残しました。サンプに恩義を感じて、活躍してもなかなか外に出ていく素振りも見せずに「Futuro Capitano」=未来のキャプテンなんて言うあだ名も一時期ついていました。しかし、好事魔多し。2013-14のDERBYで悪役マトゥザレムに喰らった大怪我が彼の選手生命をかなり変えたと言えるでしょう。それ以来、彼本来のフォームを取り戻すことなく、結果的にはサンプからも去る事になってしまいました。2018-19のレッドスターを最後に、わずか29歳にしてそのキャリアを閉じる事になりました。現在は出身でもある地元のOFK Belgradoのユースの責任者を務めています。憎きマトゥザレム


さて、更新途絶えていた間ももちろんサンプのストーキングは止めておらず、書きたい事は貯まりに貯まっていたのですが・・・
やはりリアルタイムじゃないと書けない事も多いので、難しいですね。
前回更新から監督すら変わってしまって・・・

現状のサンプを知らない人は、「え、サンプって今セリエBなんだー。そうは言っても、Bの中じゃさすがに強いからまたすぐ上がってくるんでしょー??」
とか、渋谷センター街の街頭インタビューばりの軽いノリで言ってくると思うのですが、いやいや現実はどうして・・・
これが38試合中24試合終わった時点での”世界最凶リーグ”セリエBの順位表です。

そこにはっきり書かれている通り、UCサンプドリアは20チーム中16位。なんなら降格プレーアウト圏内です...

が、

しかし、

一応は昇格プレーオフに参加できる8位までもわずか勝点5差
ここら辺が世界最凶リーグのスゴいところですねー

さて、更新途絶えていた間に監督もまたまた変わり3人目となっております。ちょうど前回の更新の時に「ソッティル新監督、期待しましょう!」って言う感じだったのに・・・
その3人の成績を振り返ると
  • アンドレア・ピルロ(45)
3試合 0勝1分2敗 勝点1 得点4 失点6 得失点差-2 1試合平均勝点0.33 1試合平均失点2.00

  • アンドレア・ソッティル(51)
13試合 4勝4分5敗 勝点16 得点17 失点21 得失点差-4 1試合平均勝点1.23 1試合平均失点1.62

  • レオナルド・センプリチ(57)
8試合 1勝5分2敗 勝点9 得点7 失点8 得失点差-1 1試合平均勝点1.13 1試合平均失点1.00

 前号でも述べた通り、ピルロはあの時点ではサンプファンの誰もが解任を望んでいました。しかしソッティルがあの状況をさらにここまで悪化させる事はあまり誰も想像していなかったでしょう。
 ソッティルのスタートは順調でした。ピルロ時代に無かった闘魂を注入したように見えたし、何よりCoppa ItaliaでDERBYに大大大勝利!!
就任4試合で2勝1分1敗とまずまずの滑り出しでした。しかし10/4のJuve Stabia戦に1-0からホームで逆転負けを喰らっておかしくなりました。次のCesena戦も勝ったものの3失点(5-3)。ディフェンスの不安定さが見えるようになり、攻撃は個人技頼み。序盤好調だったCoda&Tutinoコンビの調子が落ちてくると攻め手が無くなりました。そして、なによりロッカールームの掌握に失敗。監督だけのせいでは無いかもしれませんが、過剰に人数の多いチームをまとめきれずに、ゴールを決めても誰も喜びにいかない始末。今季のBで最強ではありますが、サッスオーロ戦に1-5で完敗と、「サンプドリアがセリエBで喫してはいけない点差で負け」た事により解任されました。

 センプリチは前節やっと初勝利を挙げたばかりでまだまだわかりませんが。と言うか、彼はまずチームの人員が多過ぎる(最大31人になっていた)と言う事で、一応はゲームで試したりもした後に
  • FWボリーニ
  • MFカザミ
  • DFバッレーカ
  • GKシルヴェストリ
  • GKラヴァーリア
をバッサリ切りました。
その後、彼らは冬のメルカートで移籍か契約解除(ボリーニだけ、彼自身がサンプ復帰を願っている)
そして、
  • DFベルアット
  • MFウダン
  • FWニアング
などこの冬のメルカートはかなりセンプリチの要望の、セリエBとしての即戦力が多くなってます。やってもらわなきゃ困る!!
ちなみに彼は20万€で2025年6月30日まで契約。昇格時ボーナス、そして契約延長オプションがついている57歳のおじさんです。

と言うわけで、次号はかなり動きのあった冬のメルカート総集編をお届けする予定です。
したいと思います。
いや、します!!

※画像に特に意味はありません・・・w
Foooooooorza Saaaaaaamp!!
次節:セリエB 第5節 2024年 9/15(日) 対コセンツァ@コセンツァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)
’24-’25 世界最凶リーグ Serie B 
24試合 5勝10分9敗 勝点25 得点28 失点35 得失点差 -7 16位

次節:セリエB 第25節 2025年 2/8(土) 対モデナ@モデナ 現地17:15Kick Off(日本時間深夜01:15)