ほぼ週刊SAMP通信 第37節 SAMPDORIA 2-5 Napoli ホーム最終戦は惨敗・・・

2014-05-12 20:56:45 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第37節   @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 2-5 ナポリ
 
 ホーム最終戦。ボスコフの家族を招いた試合も惨敗。マン(ウーマン)オブザマッチは彼女↓↓

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 ☆第37節、ついにホーム最終戦。日曜のデーゲーム。

Marcatori
(前半19分) ナポリ① サパタ:右のコーナーキックからフェルナンデスがドンピシャでヘッド。一度はフィオリッロが手に当ててバーに逃れるも、詰めていたサパタに再びヘッドで押し込まれて先制を許す。
(前半27分) ナポリ② インシーニェ:ペナやや外、ちょっと左寄りでボールを受けたインシーニェ。ワンタッチから右足アウトフロントキックで、強烈なミドルシュート。GKフィオリッロ、反応はして、ボールの正面には行くも鋭い変化に対応しきれずゴール。
(前半30分) サンプドリア エデル⑪:パロンボの楔のパス。マクシ・ロペスが落としてエデルへ。軽くバウンドした球をエデルガ強烈なミドルシュート。ボールはグラウンダーでゴール右隅に突き刺さる!
(前半32分) ナポリ③ カジェホン:ペナやや外、ちょっと右寄りのFK。蹴るのはカジェホン。壁の右側を巻いた低いボールは、強烈なカーブを描きGKの手前でワンバウンド。飛び込んだフィオリッロの上をボールが越えていく・・・
(後半2分) ナポリ④ ハムシク:右サイド、カウンターからガスタルデッロのマークを振り切って縦に突破したサパタ。GKとDFの間、ゴール前に低くて早い絶妙なクロスを入れると、飛び込んできたハムシクがきっちり合わせる。
(後半16分) ナポリ⑤ オウンゴール(ムスタフィ):右サイドをカジェホンに深くえぐられて、中へのクロス。戻ってきたムスタフィが懸命にカットにいくも、ボールはゴールの中へ。ムスタフィが触らなくても、後ろから詰めてきた選手に入れられていたと思うが・・・ダメ押し・・・
(後半43分) サンプドリア ゾレック:右サイド、ボールを受けたゾレックは右足で切り返して、左足で豪快なシュート。ゾレックはこんな点差では嬉しくないだろうが、自身セリエA初ゴール!!
SAMPDORIA <4-2-3ー1> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
        マクシ・ロペス 
 (80分ゾレック)  
エデル    ソリアーノ  ガッビアディーニ
 
                          (64分サンソーネ)
 

   クルスティチッチ パロンボ 

 
      (58分レナン)
 

レジーニ           デ・シルヴェストリ

  ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ 
 
       フィオリッロ 
 

 ベンチ:GKダ・コスタ、ファルコーネ、

DFコスタ、サラモン、M・ロドリゲス、フォルナジエール
MFビャルナソン、ロンバルド、セストゥ、
 
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Napoli  (4-2-3-1): Reina (34' s.t. Doblas); Maggio, Fernández, Mesto,  Réveillère; Jorginho, Inler; Callejón (27' s.t. Zúñiga), Hamsik (20' s.t.  Mertens), Insigne; D. Zapata.
A disposizione: Colombo,  Henrique, Pandev, Radosevic, Ghoulam, Lasicki,  Romano.
Allenatore: Rafael  Benítez.
Arbitro: Chiffi di  Padova.
Assistenti: Gava di Conegliano e Musolino di  Taranto.
Quarto ufficiale: Iori di Reggio  Emilia.
Arbitri addizionali: Banti di Livorno e Manganiello  di Pinerolo.
Note: ammonito al 18' s.t. Mustafi per gioco  scorretto; recupero 0' p.t. e 3' s.t.; abbonati 19.108 (rateo gara 156.124  euro), paganti 1.543 (incasso netto 32.110 euro); terreno di gioco in discrete  condizioni.

 すでに3位確定で、来季のCL予選出場権を取得しているナポリをホームに迎え撃つ。そしてホーム最終戦となるこの試合、先日亡くなったボスコフ監督の家族、妻のYelena Boskovと娘さんのAlexsandraを招待して行われた。彼女らはSUDの下で挨拶。「夫も喜んでいるでしょうと」・・・偉大な男の影に偉大な妻有り、という感じの方だった。

 ナポリは今季マッツァーリからベニテスに監督が代わり、ガラッと陣容やフォーメーション、そしてやってるサッカーも変わったがしっかり結果を残した。サンプもユーヴェやミラノの2チームは無理だとしても、ナポリぐらいのクラブの立ち位置に早くなりたい。サンプは前回CL予備予選に出場した時、クラブの規模がそれに耐えきれず、結果B落ちと言う最悪の結果となった。逆にナポリは、CL出場からも崩れることなく、ここ数年安定した成績を残している。ちなみに元サンプの選手はクリスチャン・マッジョが挙げられる。
ミハイロビッチは前節の4-2-3-1とほぼ同じ布陣を敷く。ムスタフィが出場停止から戻ってきて、代わりにオカカが出場停止。先発FWはマクシ・ロペス。

★ナポリはベニテス監督の下、同じ4-2-3-1の布陣を敷いてくる。イグアインはいないが、若いサパタが1トップ。そしてカジェホン、ハムシク、インシーニェの強力な2列目が支える。

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(さあ試合)

  • 前半13分 最初の決定的なチャンスはサンプ。ソリアーノの右足はわずかに外れる・・・

半19分 サパタGoal

半27分 インシーニェGoal

  • 前半28分 ガッビアディーニのパスからエデルのループシュート。しかし外れる。

前半30分 エデルGooooooooooooool!!

半32分 カジェホンGoal

  •    37分 サンプ右サイド、ムスタフィのクロスにマクシ・ロペスがダイビングヘッド。ミートは完璧だったが、GK正面
  •    42分 サンプ、左サイドのレジーニのクロス。ファーで胸トラップしたソリアーノがシュート。しかしGKにキャッチされてしまう。
  •    43分 サンプ、後方からのロングフィードをペナ内でソリアーノが落とす。落としたボールをダイレクトでデ・シルヴェストリがクロス。マクシが合わせるが、わずかに左。ロスタイム無し。

前半はナポリの3-1で終了。サンプのゲームへの入りは良かったが、点を取られてからはガタガタ。ポゼッションは一応上回っていたが、ナポリの攻めの方が鋭かった。

  • 後半1分 開始18秒でいきなりサンプにチャンス。ガッビアディーニのスルーパスに抜け出したマクシ・ロペス。しかしわずかにGKレイナの飛び出しの方が早かった。このチャンスを決められないと・・・

後半2分 ハムシクGoal

  •   13分 サンプ最初の交代。クルスティチッチに代わってレナン登場

後半16分 ムスタフィOWNGoal

  •    20分 サンプ、サンソーネとガッビアディーニが交代。ナポリは怪我したハムシクに代わりメルテンス
  •    29分 サンプ、パロンボのFK。ガスタルデッロが右足でコントロールして左足でシュート。しかし弱すぎ。
  •    35分 サンプ最後の交代。マクシに代わってゾレック投入そのゾレックが交代してから約8分後に

後半43分 ゾレックGooooooooooooool!!

  •    45分 サンプ、サンソーネの直接FKは惜しくも交代して入っていたGKドブラスにCKに逃れられる。ロスタイムは3分。このまま試合は終了・・・

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ホーム最終戦としてはかなりさびしい内容となってしまった。やはりなんだかんだ言って、モチベーションの低下は否めないであろう。ミハイロビッチ監督曰く「A残留と言う目標を掲げており、一時はそれすら危ぶまれていたが、冬のメルカートから盛り返し、結果的にかなり早い段階で目標を達成した。なんとか気合を再注入しようとしているが、今のところはそれに成功していないと・・・」まぁその通りだろう。

 来季はとにかくシニサを納得させる補強、そしてCL圏ぐらいの高い目標を掲げて欲しい。そうしないとおそらくインテルあたりにシニサは取られるのであろう。

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ちなみにピッチに乱入してきた彼女は、最終的にこうなりました。

でも実はサンプの来季の年間チケットのコマーシャルの為の、キャンペンガールだった模様。でもこんなチャンスがあるなら、私もルイジ・フェラリスの警備員やりたいです! 

 次節はいよいよ今季最終戦。順位は1個下のウディネーゼ戦。来季に向けてのアピールの場。ミハイロビッチの去就も気になる・・・なにもかかっていないが、有終の美を!!

 次節:セリエA最終節 5/17(土) 対ウディネーゼ @ウディネ 現地20:45Kick Off(日本時間3:45)

 Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 勝点44 37試合 12勝8分17敗 得点 45 失点 59 得失点差 -14 12


ほぼ週刊SAMP通信 第36節 Parma 2-0 SAMPDORIA 同盟国対決は完敗。カッサーノゴール。

2014-05-07 21:23:29 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第36節   @エンニオ・タルディーニ(パルマ)

サンプドリア 0-2 パルマ
 同盟関係を祝うお祭り試合。ただ試合は一方的に負け・・・

 ☆第36節、テッセラ・デル・ティフォーゾ無しでも入れるアウェーの試合。日曜に行われたデーゲーム。

Marcatori
(前半8分) パルマ① カッサーノ:カウンターから3対2の数的有利の攻め。ビアビアニーが右からドリブルで仕掛け、左サイドにラストパス。フリーのカッサーノが落ち着いてダイレクトで決める。サンプ愛の強いカッサーノは当然、喜ばず。
(後半45分) パルマ② スケロット:右サイドでアクアーが1対1から縦に仕掛けて突破。グラウンダーのマイナスのクロスは、1番遠くに走りこんできたモリナーロのところへ。モリナーロのダイレクトシュート(シュートクロス)をスケロットがGKの鼻先でコースを変えてゴール・・・・
SAMPDORIA <4-2-3ー1> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
          オカカ 
 
エデル    ソリアーノ  ガッビアディーニ
 
(66分セストゥ)   (28分サンソーネ)
 

   クルスティチッチ パロンボ 

 
      (78分マクシ・ロペス)
 

レジーニ          デ・シルヴェストリ

  ガスタルデッロ(Cap) フォルナジエール 
 
       フィオリッロ 
 

 ベンチ:GKダ・コスタ、ファルコーネ、

DFコスタ、サラモン、M・ロドリゲス、ベラルディ
MFレナン、ビャルナソン、ロンバルド
 
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Parma (4-3-3): Bajza; Cassani,  Paletta, Lucarelli, Molinaro; Acquah, Marchionni (29' s.t. Gargano), Parolo;  Biabiany, Amauri (1' s.t. Schelotto), Cassano (36' s.t. Palladino).
A  disposizione: Pavarini, Mirante, Galloppa, Cerri, Gobbi, F. Jankovic,  Munari, J. Mauri, Rossini.
Allenatore: Roberto  Donadoni.

Arbitro: Giacomelli di  Trieste.
Assistenti: Citro di Battipaglia e Cariolato di  Legnago.
Quarto ufficiale: La Rocca di  Ercolano.
Arbitri addizionali: Peruzzo di Schio e Bruno di  Torino.
Note: ammoniti al 37' p.t. Molinaro, al 39' p.t.  Paletta, al 1' s.t. Okaka per gioco scorretto, al 46' s.t. Schelotto per  comportamento non regolamentare; recupero 3' p.t. e 3' s.t.; terreno di gioco in  discrete condizioni.

 イタリアサッカー界ではありえないほど、友好的な関係、そして本当にお祭りのような雰囲気の中行われたゲーム。今セリエAでは、アウェーの席で応援したい人は「テッセラデルティフォーゾ」と言う身分証明書が無いと買えない様になっている。しかし、この試合は初の特例として、両ティフォージが仲が良くて危険性が無いという事で、このテッセラが無くてもアウェー席に入れる事になっていた。
 元々サンプとパルマのGEMELAGGIOは長くなっているが、現在はパルマのチーム内にも元サンプの選手がものすごく多い。GKミランテ、DFロッシーニ、カッサーニ、MFムナーリ、FWビアビアニー、つい最近までいたポッツイ、さらにはカッサーノ。そろそろ一つのチームが作れそうだ。そして何よりこの試合は、先週亡くなった元サンプドーロ(サンプ黄金時代)の監督「ブヤディン・ボスコフ」の追悼試合にもなった。
ミハイロビッチは前節の4-2-3-1とほぼ同じ布陣を敷く。ムスタフィが出場停止の為、そこにフォルナジエールが入る。また、ガッビアディーニが怪我明けでスタメンに戻ってきた。そしてGKはもうシーズン最後までいくであろう、フィオリッロ。

★パルマはドナドーニ監督の下4-3-3布陣。ビアビアニー、カッサーノ、アマウリの3トップは強力。アンカーにはコンバートが成功したマルキオンニ。まだかろうじてEL出場権が残っている9位。

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(さあ試合)

半8分 カッサーノGoal

  • 前半11分 最初のチャンスで先制したパルマ。続けざまに決定的なチャンス。スルーパスに抜け出したアクアー。GKフィオリッロと1対1。ここはフィオリッロがセーブ。
  •    12分 続いてパルマ、CKから波状攻撃。まずポスト、そしてDF、さらにGkが何とかセーブ。
  •    28分 早くもサンプ最初の交代。簡単なパスミスが多く、シュートとパスの選択を間違えていたという事でソリアーノ交代。代わりにサンソーネがトップ下に。
  •    32分 サンプのチャンス、ガッビアディーニ。久々得意のカットインから左足のミドルシュート。パルマGK、若手のバイサがCKに逃れる。
  •    33分 ガッビアディーニのラストパスから、ペナ内でサンソーネが決定機。左足のシュートはGK正面に飛んでしまう。
  •    35分 ゴールやや右寄りからのFK。ガッビアディーニの強烈な低い弾道のシュート。かなり厳しいコースにいったが、GKのファインセーブ。
  •    39分 サンプFKからサインプレー。ファーへのクロスをヘッドで中に折り返してシュート。しかしCKに逃れられる⇒そのCKをオカカがヘッドで合わせるも、枠外。
  •    44分 クルスティチッチの落としをエデルがシュート。これも枠外。
  •    47分 パルマ、カッサーノのFKからアマウリのヘッド。これはGK正面。ロスタイムは3分。このまま終了。

前半はパルマの1-0リードで終了。前半の前半は圧倒的にパルマペース。30分ぐらいからやっとサンプが目覚めた。しかしゴールを割るには至らず。ちなみにジェノヴァからは約3000人のティフォージがパルマに詰めかけた。

  • 後半11分 後半からパルマはアマウリに代えてスケロットを投入。より速さを重視し、カウンター狙いに。その狙い通り、ロングパス1本で抜け出したビアビアニー。後ろから落ちてきた高いボールを、ダイレクトでボレー。これはわずかにゴール左へ
  •    12分 カッサーノのスルーパスから、モリナーロに左サイドをえぐられて、決定的なクロス。しかし中に詰めてくる選手にはわずかに合わず。
  •    21分 サンプのセストゥ。移籍直後のDERBY以来久々、自身2度目の登場。エデルに代わって左サイドハ-フに
  •    25分 サンプ、左からのクロスを、オカカが倒れこみながらオーバーヘッドで合わせようとする。しかし空振り三振。
  •    27分 パルマ右からのCK。ファーサイドから折り返して、中のスケロットがドンピシャのヘッド。やられた!と思ったが、ポストに救われる。
  •    28分 右サイドからデ・シルヴェストリのクロス。突っ込んできたクルスティチッチがちょっと厳しい体勢からダイレクトボレーであわせるが、クロスバーのはるか上・・・
  •    34分 カッサーノの優しいクロスからスケロットがヘッド。決定的だったが外す。そのこぼれ球もさらにパルマが波状攻撃。
  •    36分 我らがヒーロー「カッサーノ」と我らがアンチヒーロー「パッラディーノ」(昔ジェノアにいた頃DERBYで点を取り、サンプファンを挑発した)が交代。   

後半45分 スケロットGoal
  • 後半終了間際にダメ押し点を取られ、ロスタイムは3分。そのまま試合は終了・・・

 ミハイロビッチ監督曰く「目標を失った選手達は、リラックスし過ぎていた。勝利への執念が全く足りない。ソリアーノはテクニカルな理由で交代させた」と。確かにお祭り気分の様子が抜けず、サンプにとって凡庸な試合となってしまった。パルマはやはりカッサーノの存在がでかい。そして、個々の選手が分相応にやるべき事をわかってる。それがこの順位の差であろう。そんなにメンツ的には変わらないのだから。

 唯一気迫が感じられたのがオカカ。自分を放り出したパルマを見返してやるという気合が見て取れた。しかしイエローを貰ってしまい、次節出場停止なのは残念。残り2試合、夏のメルカートに向けてもいよいよ選手たちにとっては重要になっていく。この試合の結果、すでにセストゥの買取オプションを行使しないことが決定した。しかし私個人的には、それ以外の選手でサンプから出て行って欲しい選手はほぼいない。若手が多いので、将来楽しみな選手がものすごく多いのだ。夏のメルカートでは、せっかく育ててる将来性豊かな選手を、簡単に放出せず、さらに多くは望まないから3人ぐらいの即戦力補強を!そしてシニサ残留・・・・これがまず一番の課題であろう。パロンボも、「シニサに長期政権を取ってもらって、サンプの新しい時代を築いて欲しい」と。その通りだと思う。

 次節はホーム最終戦。裏伊太利亜ダービーのナポリ戦。ホームの有終の美を!!

 次節:セリエA第37節 5/11(日) 対ナポリ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

 Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 勝点44 36試合 12勝8分16敗 得点 43 失点 54 得失点差 -11 12


ほぼ週刊SAMP通信 第35節 SAMPDORIA 2-1 Chievo Verona 退場で1人少

2014-04-29 02:20:40 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第35節   @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 2-1 キエーヴォ
 数的不利、0-1の状況からロスタイムに逆転勝利!!連敗を3で止める。

 ☆第35節、気が付けばホーム残り2試合。日曜に行われたデーゲーム。

Marcatori
(後半21分) キエーヴォ① テレオー(PK):オビンナが倒されて得たPK。蹴るのはテレオー。テレオーは落ち着いてゴール左隅にグラウンダーで決める。・・・・先制を許す。
(後半36分) サンプドリア エデル⑩:左サイド、レジーニがハーフライン付近からずっとドリブルで持ち込む。中央に切れ込んでいき、併走するエデルにラストパス。エデルはペナ内に持ち込み。倒れながら右足アウトでシュート。GKのニアを抜く。自身10得点目は貴重な同点ゴール!!
(後半47分) サンプドリア ソリアーノ④:左サイド、レジーニの低い鋭いクロス。敵の56番ヘテマイがクリアミス。そのボールを、詰めてきたソリアーノがダイレクトボレー、右足のアウトサイドボレーで叩き込む!!ロスタイム、ついに逆転!!
SAMPDORIA <4-2-3ー1> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
          オカカ 
 
ソリアーノ  サンソーネ  エデル
 
           (64分ガッビアディーニ)
 

   クルスティチッチ パロンボ 

 
      (79分レナン)  (69分フォルナジエール)
 

レジーニ          デ・シルヴェストリ

  ガスタルデッロ(Cap) ムスタフィ64分 
 
       フィオリッロ 
 

 ベンチ:GKダ・コスタ、ファルコーネ、

DFコスタ、サラモン、M・ロドリゲス、ベラルディ
MFゾレック、ビャルナソン、セストゥ
FWマクシ・ロペス
 
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ChievoVerona (4-3-1-2): Agazzi; Sardo, Dainelli,  Cesar, Frey (46' s.t. Bernardini); Radovanovic, L. Rigoni, Guarente (36' s.t.  Stoian); Hetemaj; Théréau, Obinna (22' s.t. Lazarevic).
A  disposizione: Puggioni, Squizzi, Claiton, Canini, Kupisz, Bentivoglio,  Calello, Paredes, Pellissier.
Allenatore: Eugenio  Corini.
Arbitro: Orsato di  Schio.
Assistenti: Costanzo di Orvieto e Grilli di  Gubbio.
Quarto ufficiale: Bianchi di  Lucca.
Arbitri addizionali: Irrati di Pistoia e Fabbri di  Ravenna.
Note: espulso al 20' s.t. Mustafi per gioco  scorretto; ammoniti al 31' p.t. Guarente, al 35' p.t. De Silvestri, al 46' p.t.  L. Rigoni, al 4' s.t. Cesar, al 26' s.t. Hetemaj, al 45' s.t. Frey per gioco  scorretto; recupero 1' p.t. e 5' s.t.; abbonati 19.108 (rateo gara 156.124  euro), paganti 1.145 (incasso netto 11.811 euro); terreno di gioco in discrete  condizioni.
 
3連敗中のサンプ。目標が無くなったとはいえ、これ以上は無様な試合は見せられない・・・とミハイロビッチ監督も言っていた。前節、レギュラーが9人いなかったが、今節は一転してほとんどの選手が戻ってきた。そして敵は降格争いの渦中にいるキエーヴォ。元サンプでもあるMr.キエーヴォ、コリーニが率いる。シニーサの去就も現在かなり騒がれている中、注目の一戦だ。
ミハイロビッチはレギュラーが戻ってきた事により、4-2-3-1の布陣を敷く。ガッビアディーニはまだ怪我明けの為、ベンチスタート。エデルが右サイドハーフに入り、サンソーネがトップ下。ボランチはクルスティチッチとパロンボのコンビ。そしてGKは前節活躍を見せたフィオリッロ。おそらく残りの試合は彼がサンプのゴールマウスを任される事だろう。

 ★キエーヴォは16位。ボローニャとサッスオーロと共に、激しい残留争いを繰り広げている。コリーニは4-3-1-2を採用。ナイジェリアのオビンナ、チーム得点王テレオーが2トップを組む。

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(さあ試合)

  • 前12分 サンプ、初の決定的チャンス。オカカのスルーパスからエデルがGKと1対1に。GKと交錯したこぼれ球を、ソリアーノが左足でシュート。これがDFにブロックされて高く上がったところを、今度はサンソーネがオーバーヘッド。しかしこれもDFにブロックされる。
  •   19分 キエーヴォのコーナーからテレオーのヘッド。逆にそのカウンターからサンソーネが長いドリブル。しかし最後のタッチがでかすぎて、キエーヴォの最後の1人にクリアされる。
  •   29分 ペナ内のこぼれ球に突っ込んだサンソーネ。完璧な切り返しでキエーヴォDFを振り切って左足でシュート。しかしGKがパンチングでセーブ。
  •   31分 エデルに思いっきりスライディングをかましたグアレンテにイエロー
  •   34分 今度はサンプのデ・シルヴェストリがアフターチャージでイエロー
  •   44分 左サイドからのFK。パロンボの蹴った絶妙なボール。まずニアでムスタフィがヘッドですらし、ファーでガスタルデッロがヘッド。しかしわずかゴールまで50cmのヘッドは思いっきりポストに当たってしまう。
  •   45分 クルスティチッチのショートカウンターを、後ろからユニを引っ張って止めたリゴーニにイエローロスタイムは1分。そのまま前半終了。

前半は0-0で終了。前半は圧倒的にサンプペース。ポゼッションは倍ぐらいだったが、その割には決定機は少なかった。横へのつなぎが多く、縦への効果的な入れるボールは少なかった。あと、PKも取ってもらえなかったが・・・

  • 後半4分 後半も両チーム選手交代は無し。いきなりサンプの軽快なパス回しから、オカカにくさびの付けパス。このオカカを後ろから倒したセザールにイエロー
  •   11分 左サイドから真ん中へグラウンダーのパス。ソリアーノが落として、パロンボのミドルシュート。ゴールわずかに左。
  •   19分 怪我明けのガッビアディーニ投入。サンソーネに代えて、より得点を取りに行く。
  •   19分 FKをサンプのDFがクリアしたところ、味方に当たってしまう。そのこぼれ球をオビンナが思いっきりミドルシュート。これがポストに当たり、跳ね返ってきたボールにオビンナが自ら突っ込む。GKと1対1になりかけたところを、ムスタフィが後ろから引っ張りファール。PK&レッド。そのPKから

後半21分 テレオーGoal

  •   23分 オカカのパスから、エデルが反転してシュート。これはゴールわずかに左。
  •   24分 退場したムスタフィの穴埋めにDFフォルナジエール投入。さらにばててきたクルスティチッチに代えて、34分にレナンを投入

後半36分 エデルGooooooooooooool!!

  •   43分 ラドバノビッチの強烈なミドル。これはフィオリッロがパンチングでセーブ。そのこぼれ球を、今度はラザレビッチのシュート。今度はガスタルデッロが身体を張ってブロック。

後半48分(ロスタイム) ソリアーノGooooooooooooool!!

  •   ロスタイムは5分。そのまま試合は終了!!

 前半は終始ボールを支配していたので、負ける気は全くしていなかったが、一つのミスから先制を許してしかも数的不利に。内容で勝っていても、不運な負けか・・・・とちょっと思い始めていたところ、選手たちは見事な逆転劇を演じてくれた。その立役者は2アシストのレジーニ。スペースを見つけると、左サイドから効果的なオーバーラップを見せて、得点に絡む。エデルも得点を大台に乗せたし、ソリアーノは最早サンプの中盤で一番欠かせない存在となってきたと言えよう。

 

 しかし、試合後にとても残念なニュースが・・・・1990-91シーズン。サンプがスクデットを獲得した時の監督、ヴヤディン・ボスコフ監督の訃報が伝えられた。陽気だが、規律もしっチベーターのボスコフ。当時の会長「パオロ・マントヴァーニ」がお父さんの様な存在なら、ボスコフ監督はお兄さんのような存在だったとマンチーニも語る。この逆転は、ボスコフが勝たせてくれたものに違いない。

↓写真は、ボスコフ監督と、サンプ伝説のサポーター「タンブリーノ」

Boskov3

GRAZIE e CIAO VUJADIN BOSKOV!!

次節はジェメラッジョを結んでいるパルマとの対戦。両チームの友好関係の為、アウェーのドリアーノも”Tessera dei Tifosi”を持たなくても観戦できるらしい。そして久々に代表入りもかかっている、カッサーノが観られるか!?

4 Maggio 2014、Tutti a Parma!!

 次節:セリエA第36節 5/4(日) 対パルマ @パルマ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

 Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 勝点44 35試合 12勝8分15敗 得点 43 失点 52 得失点差 -9 12


ほぼ週刊SAMP通信 第34節 Catania 2-1 SAMPDORIA サンプBチームは敗北する

2014-04-20 18:01:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第34節   @マッシミーノ(カターニャ)

サンプドリア 1-2 カターニャ
 出場停止3人+怪我人4人、ベンチにはプリマヴェーラの選手が6人。収穫はオカカのスーパーゴールと、GKフィオリッロ!

 ☆第34節、イースター(復活祭)の為、土曜に行われたデーゲーム。

Marcatori
(前半45分) カターニャ① レト:前半終了間際。ペナ内のルーズボール。いち早く反応したレトが綺麗なオーバーヘッドシュート。絶好調のフィオリッロも届かない、右スミへ・・・・先制を許す。
(前半16分) サンプドリア オカカ④:サンプの自陣からのクリアボール。センターライン付近で受けたオカカ。敵を背負いながら反転し、怒涛のドリブルを開始。速さと言うよりはパワーで抜き去り、カバーに来たDFペルッツィも外側にボールを出して内側から抜く。あとはGKの頭上を強烈なシュートで打ち抜くだけ!この間のクラシコのベイル、又は全盛期のウェアを思わせるようなスーパーゴール!!
(後半18分) カターニャ② ベルヘッシオ:中盤のローディからのパス。走りこんだベルヘッシオがDFの裏に抜け出して、GKと1対1。今度はベルヘッシオも落ち着いて正確に決めた。
SAMPDORIA <4-3-3> 監督シニサ・ミハイロビッチ
 
          オカカ 
 
 サンソーネ        ゾレック
 
                     (88分M・ロドリゲス)
 

 レナン   サラモン  ビャルナソン 

 
         (66分クルスティチッチ) (76分マクシ・ロペス)
 

コスタ             フォルナジエール

        レジーニ  ムスタフィ 
 
        フィオリッロ(Cap) 
 

 ベンチ:GKダ・コスタ、ファルコーネ、

DFデ・シルヴェストリ、デジョーリ
 
MFロンバルド、フェナーティ
FWオネート、コルシーニ
 
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Catania (4-2-3-1): Frison;  Peruzzi (28' s.t. Peruzzi), Spolli, Gyömbér, Monzon; Izco, Lodi; Leto (13' s.t.  Castro), Barrientos (37' s.t. Fedato), Plasil; Bergessio.
A  disposizione: Ficara, P. Alvarez, Boateng, Keko, Cabalceta, Petkovic,  Capuano, Biraghi.
Allenatore: Maurizio  Pellegrino.
Arbitro: Tommasi di Bassano del  Grappa.
Assistenti: Paganessi di Bergamo e De Luca di  Pescara.
Quarto ufficiale: Marrazzo di  Tivoli.
Arbitri addizionali: Mariani di Aprilia e Aureliano  di Bologna.
Note: ammonito al 33' p.t. Bergessio per  simulazione, al 42' p.t. Spolli, al 34' s.t. Mustafi e al 46' s.t. Costa per  gioco scorretto; recupero 0' p.t. e 3' s.t.; spettatori 18.555; terreno di gioco  in non perfette condizioni.
 
 連敗中のサンプ。ミハイロビッチ監督が出場停止から戻ってきた。しかし荒れたインテル戦の代償は大きく、ソリアーノ、エデル、ガスタルデッロの3人が出場停止。さらにガッビアディーニ、パロンボ、ベラルディ、オビアングの4人が怪我で不在。前節で数字的にも残留も正式に確定した影響もあり、シニサはターンオーバーを敷く。レギュラー陣ではデ・シルヴェストリとクルスティチッチ、Gkのダ・コスタもついでに休ませて、一気に今まで出場時間が少なかった選手を試す決断をする。
その結果ミハイロビッチの4-3-3のうち、いわゆるレギュラーはレジーニとムスタフィだけ。キャプテンはコパ・イタリアの時と同じく若きGKのフィオリッロ。サラモンはボランチのポジションで、セリエAのリーグ戦初スタメン。CFはマクシでは無くオカカ先発。ベンチにはGKファルコーネ、前節初出場を果たしたロンバルド以外に、さらにプリマヴェーラから4人。合計6人も!

 ★現在最下位、降格争いが続いているカターニャ。フォーメーションを4-2-3-1。昨年の躍進の立役者で夏に出て行ったローディが、冬のメルカートでジェノアから戻ってきている。FWはインテルから同じく冬にレンタルで入ったベルヘッシオ。

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(さあ試合)

  • 前半10分 右サイド、スローインのリターンからフォルナジエールのシュートクロス。GKフリゾンがダイビングしながらパンチングで逃れる。
  •    14分 コスタが上がり遅れ、オフサイドトラップに失敗。プラシルのスルーパスにレトが完璧に抜け出してGKと1対1。しかしGKのフィオリッロは1対1に最後まで自分から動くことなく、レトは右にシュートを外してしまう。
  •    18分 再びレトにチャンス。遠目からの左足ロングシュートはわずかに外れる。
  •    22分 カターニャFKからベルヘッシオの完璧なヘッド。しかし飛び出したフィオリッロが右足1本でミラクルセーブ!
  •    33分 ペナ内でフィオリッロとの1対1で交錯したベルヘッシオが倒れる。が、これはベルヘッシオのシミュレーションでイエロー
  •    35分 左サイドからマイナスのクロス。バリエントスがダイレクトでシュート。これはDFムスタフィに当たり高く上がる。コースが変わったボールをフィオリッロがセーブ。
  •    42分 オカカへのハードヒットでスポッリにイエロー
  •    44分 オカカの長いサイドチェンジを、ペナ内でサンソーネがヘッドで競り勝ち絶妙な落とし。GKの前に落ちたボールにビャルナソンが突っ込んできてシュートを放つが、GKの足に阻まれる。サンプ前半唯一の決定機。

前半45分 レトGoal  そのまま前半終了。

前半は0-1で終了。ポゼッションはほぼイコールだったが、前半はカターニャペース。フィオリッロのスーパーセーブが無ければ、もう1,2点取られていた。

  • 後半2分 後半も選手交代は無し。しかし前線のオカカのサポート選手の位置を入れ替えて4-2-3-1へ。左からゾレック、サンソーネ、ビャルナソンのような形に。これが功を奏して、いきなりチャンス。カウンターからサンソーネの左足アウトサイドでのクロス。これはオカカが左足のシュートミス。
  •    6分 同じくカウンターからサンソーネの得意な形。ドリブルで前を向き、一人かわして左足の強烈なシュート。これはおしくもポスト。

後半16分 オカカGooooooooooool!!

  •   18分 同点の直後に、プラシルが右サイドからのラストパスに合わせて決定的なチャンス。しかしGKフィオリッロのスーパーセーブ。しかしその直後に・・・
後半18分 ベルヘッシオGoal
  •   20分 続けざまにベルヘッシオに1対1のチャンス。またもやフィオリッロのセーブ。オカカのスルーパスに抜け出したレジーニのシュート。
  •   21分 サラモンに代わってクルスティチッチ。サンプこの試合最初の交代
  •   25分 ベルヘッシオのパスからカストロの左足シュート。フィオリッロがダイブで止める。
  •   32分 元カターニャのマクシ・ロペスが、大ブーイングの中ビャルナソンに代わって登場
  •   40分 フィオリッロ、カストロとの1対1をまたもやセーブ!!
  •   42分 サンソーネの直接FK。これはバーの上
  •   44分 M・ロドリゲス、ゾレックに代わって今季初登場ロスタイムは3分。そのまま1-2で終了。

 最下位相手とはいえ、さすがに9人落ちで勝てるほどセリエは甘くない。こうやって試合を振り返って見ると、フィオリッロが孤軍奮闘したおかげで、今後にも希望が見える意味のある試合になったと言えよう。ジェノヴァ近郊で育ち(オレジーナ)、サンプユース育ち。10代の頃からブッフォン2世と呼ばれ、その抜群の反射神経から”オレジーナの鷲”というあだ名をつけられたフィオリッロ。昨年はBのリヴォルノで正GKをつとめて昇格に貢献したが、当初の期待よりはやや伸び悩んでいる感がある。そんな彼も今年24歳。そろそろ勝負の年だ。この試合はキャプテンを任され、反射神経・バネを生かしたセーブだけでなく、1対1やバックパスの処理を含めてチームに落ち着きももたらせた。私としては来年はこのジェノヴァ生まれサンプユース育ちのGKが、いよいよサンプのゴールをがっちり守ってくれることを望む。

 あとはオカカのスーパーゴールが見れた事ぐらいか・・・ターンオーバへの批判もあったが、元々7人出られない状況で、いっその事今まであまり出てなかった選手を、来季に向けてと言う意味も含めて試したシニサ。私は評価できると思うが。ちなみにこの試合の前、来季の契約に関してフロントと話し合ったミハイロビッチ。クラブに「もっと上を目指す補強をしない限りは、残らない」と言う旨は伝えた模様だが。是非シニサを満足させるプロジェクトを提示して、来季もミハイロビッチ体制で!「サンプドリア」と言うクラブの目標がA残留と言うのはあまりに悲しい。最低でも常にヨーロッパリーグ、つまり一桁順位ぐらいを最低ノルマに掲げられるクラブにまず戻らないと・・・。残り4試合。あとはジェノアより上の順位をKEEPすること。次のキエーヴォ戦は良いサッカーと結果も見せて欲しい。何気に3連敗中なのだから

 次節:セリエA第35節 4/27(日) 対キエーヴォ @ジェノヴァ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

 Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 勝点41 34試合 11勝8分15敗 得点 41 失点 51 得失点差 -10 12.


ほぼ週刊SAMP通信 第33節 SAMPDORIA 0-4 Inter イカルディ、お前の振る舞い、ドリアーニは絶対許さない!!

2014-04-13 21:58:00 | ほぼ週刊サンプ通信 '13-'14

セリエA 第33節   @ルイジ・フェラリス(ジェノヴァ)

サンプドリア 0-4 インテル
 イカルディのアホな振る舞い、ハンダノビッチのミラクルセーブ連発、早々に退場で一人失い敗戦。

 ☆第33節、清々しい晴れの中、日曜のデーゲーム。

Marcatori
(前半13分)インテル① バカルディ:スローインから右サイドをパラシオが抜け出して、低いクロス。ニアサイドに詰めてきたイカルディが一瞬早くボレーで叩き込み先制。
(後半16分)インテル② サムエル:エルナネスのコーナーキック。密集地帯で頭一歩競り勝ったサムエルが、ヘッドで強烈に叩き込んで追加点。
(後半18分)インテル③ バカルディ:オフサイドぎりぎりで抜け出したパラシオがGKと1対1に。パラシオは落ち着いて左のイカルディにラストパスを提供し、イカルディがトラップミスしながらも左足で叩き込む・・・
(後半34分)インテル④ パラシオ:アルバレスに楔のパスを出したパラシオ。そのままゴールに突っ込んでいき、リターンを貰う。DF陣の間からペナ内に割って入り、GKと1対1を落ち着いて決め4点目
SAMPDORIA <4-3-1-2> 監督ネナド・サキッチ(シニサ・ミハイロビッチ出場停止)
 
 マクシ・ロペス  エデル21分 
 
        サンソーネ
 
            (67分オカカ)
 

ソリアーノ  パロンボ  オビアング 

 
           (84分ロンバルド)   (58分クルスティチッチ)
 

レジーニ           デ・シルヴェストリ

 
  ガスタルデッロ(Cap)ムスタフィ 
 
  
 
         ダ・コスタ 
 
 
 

 ベンチ:GKフィオリッロ、

DFコスタ、サラモン、M・ロドリゲス、フォルナジエール
 
MFレナン、ゾレック、ビャルナソン、セストゥ
 
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Inter (3-5-2): Handanovic; Rolando,  Ranocchia, Samuel; D'Ambrosio, Hernanes (30' s.t. Taider), Cambiasso, Kovacic  (35' s.t. Milito), Nagatomo; Icardi (23' s.t. Alvarez), Palacio.
A  disposizione: Castellazzi, Carrizo, Zanetti, Andreolli, Guarín,  Campagnaro, Kuzmanovic, Botta.
Allenatore: Walter  Mazzarri.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Arbitro: Valeri di Roma  1.
Assistenti: Posado di Bari e Tasso della  Spezia.
Quarto ufficiale: Ghiandai di  Arezzo.
Arbitri addizionali: Celi di Bari e Di Paolo di  Avezzano.
Note: espulso al 21' p.t. Eder per doppia  ammonizione; ammoniti al 13' p.t. Icardi, al 15' p.t. Costa, al 21' p.t. Samuel  per comportamento non regolamentare, al 20' p.t. Eder per simulazione, al 28'  p.t. Ranocchia, al 39' p.t. Soriano, al 20' s.t. Regini, al 28' s.t.  Gastaldello, al 31' s.t. Krsticic per gioco scorretto; recupero 1' p.t. e 2'  s.t.; abbonati 19.108 (rateo gara 156.124 euro), paganti 4.952 (incasso netto  106.077 euro); terreno di gioco in buone condizioni.
 
 
 0対4。結果だけ見れば、「あーまたサンプが強豪のインテルに圧敗したか」とほとんどの人が思うのだろう。しかしこの試合は一つのドラマだった。ゲームと言うより、ドラマだ。正直、この敗戦はもう順位的にはサンプにとってほとんど影響は無い。ただ、もうELも目が無くなり、ホントに上も下も目標が無くなっただけだ。しかし、この試合は多くのドリアーニの胸に刻まれる試合となったであろう。
 
 試合前から因縁はあった。サンプで育ててもらった、先輩FWマクシ・ロペスの元妻をかっさらっていった男、FWイカルディ。この試合の前から両FWの直接対決が相当注目されていた。試合開始前、両FWは眼すら合わせず。そのイカルディが前半13分に先制ゴール。そしてゴールを決めた、サンプのゴール裏の真下でティフォージを挑発するポーズ。これにドリアーニは切れた。サンプベンチ内でも、選手のコスタがブチ切れ。ずっとイカルディを罵り続けてイエローカード。
 
 そして直後に得たPKを、マクシが有ろうことか外してしまう。まぁ間違いなく普通の精神状態では無かったのだろう。その直後に、ドリブルをファールで止められたエデルがシミュレーションを取られてイエロー。そして「なんだそのダイブは」と言うサムエルの挑発に乗ってしまったエデル。サムエルと取っ組み合いになり両者イエローでエデルは退場。あとから考えると、やはりこの前半21分で試合は決まってたのだろう。ただ、10人になったサンプも、前半は猛攻をみせた。PKを含み、4つのミラクルセーブを繰り出したインテルGKハンダノビッチの活躍が無ければ、前半中に追いつき下手すれば逆転していただろう。前半のサンプのシュート数は7本(うち枠内5本)、それに対してインテルは決まったイカルディの1本だけだったのだから。
☆この試合までミハイロビッチは出場停止。怪我でガッビアディーニを欠くためサキッチは4-3-1-2の布陣を敷く。キャプテンのガスタルデッロやムスタフィは怪我で出場が危ぶまれていたが出場。守備重視かオビアングが久々先発。そしてマクシの周囲をエデル、ソリアーノ、サンソーネで固める。

★インテルはマッツァーリ元サンプ監督の十八番の3-5-2。バカルディが先発でパラシオと2トップ。長友は左サイドハーフで先発。元サンプ勢はベンチにDFカンパニャーロや第2GKカステラッツィがいる。

(さあ試合)

  • 前半10分 サンプのオープニングシュートは気合の入ってるマクシ。右タッチライン際から、ドリブルで一人抜いてミドルシュート。しかしGK正面。

前半12分 イカルディGoal そのままゴール下でサンプファンを挑発したイカルディにこの試合初のイエロー

  •    14分 イカルディの振る舞いに逆行したベンチのコスタ。イカルディを「Figlio di Puttana」(売春婦の息子)と罵りまくり、イエロー
  •    17分 ガスタルデッロ、ペナ内でラノッキアに倒されてPK獲得。しかしマクシのPKはハンダノヴィッチのファインセーブに止められる・・・
  •    20分 エデルのドリブルはファールで止められたかに見えたが、判定はダイブ。そしてこの交錯を巡ってサムエルとエデルがやりあい、両者イエロー。エデルは2枚目で退場サンプ、数的不利に。
  •    28分 マクシのドリブルを止めたラノッキアにイエロー
  •    32分 ツケパスを受けたマクシ。反転からシュート。絶妙なコースに飛んだが、ハンダノビッチのスーパーセーブ。
  •    33分 サンソーネが30m位の距離から、左足で強烈な直接FK。しかしゴール右隅へ飛んだボールを、またもやハンダノビッチのスーパーセーブ。
  •    44分 カウンターから右サイドをデ・シルヴェストリが疾走。絶妙なクロスに、走りこんできたソリアーノがダイレクトボレーできれいに合わせる。しかし4度ハンダノビッチのミラクルセーブ。このセーブが一番すごかった。

前半は0-1で終了。イカルディの挑発に燃えたサンプ。数的不利にもかかわらず、圧倒的に攻め立てる。しかしハンダノヴィッチの分厚い壁が立ちはだかる。

  • 後半4分 カウンター、3対2からサンソーネがラノッキアを外してシュート。しかしシュートははるか上。
  •    7分 サンプCKからラノッキアがハンドを犯したかに見えたがノーファール。そこからカウンターをくらい、パラシオのクロス。GKダ・コスタが弾くがガスタクリアで間一髪難を逃れる。
  •   14分 パラシオがスルーパスから抜け出して、GKと1対1.しかしこれはダ・コスタが右手一本でセーブ。
後半16分 サムエルGoal
後半18分 イカルディGoal
  •   19分 ソリアーノの楔のパス。受けたマクシが反転からシュート。これはゴール左にわずかに外れる。
  •   20分 ダンブローシオを倒したレジーニにイエロー。
  •   22分 サンソーネに代わってオカカ投入。2トップへ。代わりざまにオカカはドリブルからシュート。CKとなる。
  •   23分 インテル、イカルディ交代。スタジアムから大大大ブーイング
  •   28分 アルバレスを倒したガスタルデッロにイエロー。ガスタルデッロは次節出場停止
後半34分 パラシオGoal
  •   36分 オカカのスルーパスに抜け出したレジーニのシュート。
  •   38分 元祖キャプテン「パロンボ」に代わって、未来のキャプテン「マッティア・ロンバルド」投入。”鉄人ポパイ”アッティリオ・ロンバルドの息子、ついにセリエAデビュー
  •   39分 ティフォージへのせめてものサービスでロンバルドを出してくれたのだろう。しかしロンバルドはいきなり得たFKを蹴る。ロスタイムは2分。そのまま0-4で終了。

 試合後のコメント:

サキッチ監督「イカルディのあの振る舞いを見れば、彼がどういう人間かわかる」

キャプテン・ガスタルデッロ「イカルディの行為は、サンプティフォージ、育ててくれたクラブ、元チームメイト、全ての人への敬意に欠けている」と

 当たり前だこのやろー。20歳の若造が!バルサのカンテラを首になったのを、再起させてあげたのはサンプのおかげだろう。ゴシップネタはどうでもいい。プライベートは好きにやって構わないと思う。ただ、あのSUDへの態度は絶対許されない。元々、自分一人で点を取るタイプではないし、ドリブルはただ早いだけ。俺でも止められるっつーの。確かに、サンプデビューの頃から元々大物ぶりは感じていた。あれだけブーイングを受けても点を取るあたり、只者ではない。ロマーリオっぽく、今後さらに活躍してしまう可能性もあるだろう。しかし、ドリアーニは絶対許さない。まぁ敵がいると燃えるし、来季は個人的に、是非サンプーインテル観に行きたくなった。

Lombardo  

 言葉が過ぎてしまったが、この試合唯一の明るいニュース。ロンバルドJr.ついにセリエAデビュー。父アッティリオが最後にサンプのユニを脱いでから12年。嬉しいニュースだ。もうあまりモチベーションが無くなってしまったサンプ。悪いニュースでは、オビアングがもう今季絶望というニュースもある。最近出場機会が激減していたのは、筋肉系のトラブルをずっと抱えていたせいらしい。

 大敗を喫したが、ライバルのジェノアがトリノにロスタイムで2点取られて逆転負けした。そのおかげで連敗も順位は変わらず。残り5試合、このロンバルドJrや、フィオリッロあたりを是非試して、来季以降につなげて欲しい。

 次節:セリエA第34節 4/19(土) 対カターニャ @カターニャ 現地15:00Kick Off(日本時間22:00)

 Fooooooooooooooooorza Saaaaaaaaaaaaaaaaaamp

  ’13-’14 SERIE A 

 勝点41 33試合 11勝8分14敗 得点 40 失点 49 得失点差 -9 12.