2023-24 Serie B 第1節 Ternana 1-2 SAMPDORIA 開幕戦勝利!!

2023-08-22 14:40:34 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は

出場停止:無し

怪我:ボリーニ、リッチ、ジレッリ、コンティ、ヴィエイラ、モンテヴァーゴ

その他:レリス

というわけでコッパも点を取って。ここまでずっとレギュラー起用だったレリス突然の召集外は、おそらく移籍決定したんでしょう⇒ストークシティ(イングランド)濃厚

さようなら、ありがとう

レリスの代わりで、デッレモナケとバルサカンテラ育ちで、コッパで堂々のサンプデビューを果たしたペドローラが両翼で先発かと思いきや、意表を付いてデパオリの前線押し上げ起用。もう干されきってるのかと思ってたベレジンスキが久々の本職右SBでの起用で、しかもキャプテンマークを巻くというサプライズでした

そしてGKは、加入したてのスタンコビッチJr.が初先発となりました!

その他はコッパと同じ顔ぶれ

CBは新境地開拓してるつもり中のムッルー

 SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

    ⑳ラ・グミーナ(72分⑨デ・ルーカ)

⑪ペドローラ     ㉓デパオリ(81分⑭ストッパ)

 ⑩ヴェッレ    ⑧⓪ベネデッティ(72分⑤アスキルドセン)

     ㉘ジェペス(81分⑥パナダ)

㉑ジョルダーノ         ㉔ベレジンスキ(c)

  ㉙ムッルー   ㉕フェラーリ

 (53分⑧⑦ギラルディ)

     ①スタンコヴィッチ

ベンチ:GK㉒ラヴァーリア;DF:②アクイノ、③バッレーカ、⑨⑦パオレッティ;MF:⑰マラグリーダ;FW:⑱ディ・ステファノ、⑦⑦デッレ・モナケ

イエロー:ヴェッレ


※一方のテルナーナはクリスチャン・ルカレッリ監督の3-5-2

ルカレッリは私が住んでた事があるリヴォルノ出身の大スターで、レッチェやトリノ、そのリヴォルノで活躍したFWです

また弟もDFとして活躍したので、ルカレッリ兄弟の名はリヴォルネーゼで知らない人はいないでしょう

2020年からテルナーナを率いて1年目でCからBに昇格。ただ、昨季は成績不振で一時は解任されながらまた呼び戻されました

テルナーナも最近会長が変わったばかりで、状況は非常によろしくない

補強もまだ全然追いついてない状況であります

しかもあの詐欺師フェレーロがいまだに淡々とテルナーナを狙っている・・・

Ternana <3-5-2>監督:クリスチャーノ・ルカレッリ

   フェッランテ ファッレッティ(c)

  (46分ライモンディ)  (77分ファヴィッリ)

コッラード          カサソラ(66分パゲーラ)

ファヴァスリ(73分ディ・ステファノ) ダミアン(46分ピーティア)

     プロイエッティ

 チェッリ      ディアキテ

      ボグダン

     イアナレッリ

ベンチ: Gabriel, Sorensen, Capanni, Mantovani, Capuano, Travaglini, Marginean.
監督:ルカレッリ

イエロー:ファッレッティ、チェッリ、ボグダン、プロイエッティ

*備考:アボナメント1.615 人+有料入場者数5.687人、芝状態良くない
★土曜20:30キックオフで行われたアンティチポ


<あらすじ>

ハイライト動画

📰ガゼッタ・デッロ・シューポルト式採点

※私はあの、ガゼッタのものすごい比喩表現をちりばめた選手個別採点が好きなので、今季はちょっとやってみようかと

  • Gkスタンコビッチ 6 デビュー戦は上々。セーブは俊敏で危なげなかったが、組み立ての時にヒヤッとするパスが何本か有った
  • DFベレジンスキ 6 ずっと廊下に立たされていた生徒が突然学級委員長に任命された!プレーは終始優等生でした。失点は相変わらずボールウォッチャーに
  •  フェラーリ 6 可もなく不可もなくDFラインを統率。ムッルー怪我した後はCB右側から左側にポジションを移したが特に変わらず。意外な攻め上がりも1回有った
  •  ムッルー 6.5 CBに慣れてきた感がある。ロングボールへの対応含めて、巧く相手の攻撃を食い止めていた。ただ、怪我して後半早々に交代
  •  →53分ギラルディ 6 突然の出場だったが、無難にこなした。若いのにものすごく落ち着きを感じる
  •  ジョルダーノ 5.5 素晴らしかったプレシーズンから比べると、コッパとこの開幕戦はちょっとトーンダウン。クロスの処理で尻もちつく場面も。疲れが出てるか。 
  • MFベネデッティ 6.5 攻守にわたって貢献。怪我で退いてしまったのが心配 
  •  →72分アスキルドセン 7 限られた出番で、見返させるべく奮闘。2点目につながるアシストは見事。それ以外もベネデッティ不在を感じさせない攻守の出来
  •  ジェペス 6.5 的確なパスを散らしてゲームを作る。守勢に回った時のディフェンス力は相変わらずの課題  
  •  →81分パナダ ND 
  •  ヴェッレ 6.5 それほど目立たなかった、安定して90分プレーした。セリエBレベルだと彼は違いを作り出せる
  • FWデパオリ 7.5 PK獲得とゴール。2得点に絡みコッパでの汚名返上を果たした。新ポジションが合ってるのか?
  •  →81分ストッパ 6.5 わずかな出場時間で、3点目のおぜん立てになりそうな突破を見せたが。あれがサンプでの最後の雄姿となってしまった(8/22カタンザーロにレンタル移籍)
  •  ラ・グミーナ 6.5 PKながら重要な先制点をもたらし。他はそんなに目立ったプレーは無かったが、FWはとにかく点を取ってナンボ。前半もう1個惜しいボレーを決めていれば7だった
  •  →72分デ・ルーカ 6 ラ・グミーナより起点になるプレーは多かった。しかしパスすれば3-0に出来た場面でシュートを選択して外してしまったので・・・
  •  ペドローラ 6.5 可能性しか感じない。バルサカンテラブランドの絶大なる信頼感もあるし、若いドリブラーにありがちな無謀な突破に明け暮れる事もない。
  • 監督 ピルロ 7 勝ち星を目標にしてそれを達成。デパオリのコンバートもハマり、交代も怪我により余儀なくされたのも多かったが的確だった

後半、5人全員投入してからのフォーメーションはこうなりました

[後半36分~ 4‐3-3]

    デ・ルーカ

ペドローラ    ストッパ

ヴェッレ    アスキルドセン

    パナダ

ジョルダーノ   ベレジンスキ(C)

 フェラーリ ギラルディ

   スタンコビッチ


 (ポイント)

・最終的なポゼッションはサンプ33分:02秒:テルナーナ35分02秒

最終シュート数はサンプ11本(枠内7):テルナーナ6本(枠内3)

・前半はサンプの方が22分02秒:テルナーナ16分48秒で圧倒していたが、2-0になって守勢に回ってからは逆転しました

3/19のエラス戦以来、カンピオナート実に5か月ぶりの勝利!なんかこういう感じ久しぶりだなぁと思いましたが、それはそう。

去年3勝しかしてないんですから・・・

・勝点マイナス2スタートを、1試合でとにかく脱却したのが最大の功績!

・久々先発の選手、途中出場の選手、多くの選手が関わってのチーム全体での勝利

・若手中心のチームとはいえそこは開幕戦。とりわけこの日は、ラ・グミーナ、デパオリ、ベレジンスキ、ブッルー、フェラーリ、ヴェッレなど今のサンプだとベテランになる層が先発し、落ち着きをもたらしていました

・アウェイながら、前半はしっかり自分たちのペースでボールを回してゲームを支配できました

・後半ロスタイム、CKから点を許してからは結構ヒヤヒヤ。終了間際のピンチはスタンコビッチ好セーブで、何とか同点許しませんでした

・81分、3-0にできたチャンスで決めきれなかったのがその要因

・ベネデッティとムッルーの怪我がちょっと心配です


 さて、前号から正式決定の変化はほぼ無いですが、ちょっとだけメルカート情報を

’23-’24 メルカート 新入団選手

※移籍情報総まとめ<2023・8・21現在>

IN(金額は全て推定)

GKフィリップ・スタンコヴィッチ(21)⇒インテルから買取OP付きレンタル(300万€)。セルビアU-21代表
 
DFファビオ・デパオリ(26)⇒エラス・ヴェローナからレンタルバック
DFアレックス・フェラーリ(29)⇒クレモネーゼからレンタルバック
DFバストシュ・ベレジンスキ(31)⇒ナポリからレンタルバック。ポーランド代表
DFダニエレ・ギラルディ(20)⇒エラスから買取OP付きレンタル。イタリアU-20代表
DFシモーネ・ジョルダーノ(21)⇒アスコリからレンタルバック
DFアントニオ・バッレーカ(28)⇒カリアリからアウジェッロー200万€で完全移籍
 
MFレオナルド・ベネデッティ(23)⇒バーリからレンタルバック
MFロナウド・ヴィエイラ(25)⇒トリノからレンタルバック
MFシモーネ・パナダ(21)⇒アタランタから買取OP付きレンタル
MFステファノ・ジレッリ(22)⇒クレモネーゼからフリーで完全移籍
MFマッテオ・リッチ(29)⇒フロジノーネから完全移籍
MFヴァレリオ・ヴェッレ(29)⇒パレルモからレンタルバック
MFクリストファー・アスキルドセン(22)⇒ベネヴェントからレンタルバック
MFマッティア・ヴィターレ(18)⇒カターニャからレンタルバック
 
FWファビオ・ボリーニ(32)⇒カラギュムリュク(トルコ)からフリーで完全移籍
FWマルコ・デッレ・モナケ(18)⇒ペスカーラからレンタルバック。イタリアU-18代表
FWアントニオ・ラ・グミーナ(27)⇒ベネヴェントからレンタルバック
FWロレンツォ・ディステファノ(20)⇒グッビオからレンタルバック
FWエスタニス・ペドローラ(19)⇒バルセロナ(スペイン)から買取OP付きレンタル

  総額0ユーロ 

OUT (金額は全て推定)

【さよならサンプ】※契約満了でフリー、もしくはレンタルバック

  1. FWクアリアレッラ ⇒未定
  2. FWランメルス ⇒エンポリ⇒グラスゴー・レンジャース
  3. FWヘセ・ロドリゲス ⇒未定
  4. MFウィンクス ⇒トッテナム⇒レスター・シティ
  5. MFジュリチッチ ⇒パナシナイコス
  6. MFサビリ ⇒フィオレンティーナ
  7. MFキュイザンス ⇒ヴェネツィア
  8. MFプッセット ⇒ワトフォード
  9. MFリンコン ⇒サントス(ブラジル)
  10. MFイルカン ⇒トリノ
  11. DFザノーリ ⇒ナポリ
  12. DFヌイティンク ⇒NEC
  13. DFアミオーネ ⇒エラス・ヴェローナ
  14. DFギュンター ⇒エラス・ヴェローナ
  15. DFムリージョ ⇒アル・シャマル(カタール)
  16. DFオイコノモウ ⇒パネトリコス(ギリシャ)
  17. GKトゥルク ⇒パルマ
GKヴラディミーロ・ファルコーネ(28)⇒レッチェに400万€で完全移籍。イタリア代表
GKエミル・アウデーロ(26)⇒インテルに買取OP付きレンタル
GKイヴァン・サイオ(21)⇒ブリンディシ(セリエC-C)にレンタル移籍
GKマッテオ・ラスパ(21)⇒セストリ・レヴァンテ(セリエC-B)にレンタル移籍 ※ちなみにヴァスコ・レジーニと同僚になる
 
DFトンマーゾ・アウジェッロ(28)⇒カリアリにバッレーカ+200万€で完全移籍
DFマルコ・ソンマ(21)⇒プロパトリア(セリエC-A)に完全移籍
DFエマヌエル・エルコラーノ(20)⇒ラティーナ(セリエC-C)に完全移籍
DFトンマーゾ・ファラベゴリ(23)⇒サンジュリアーノ・シティ(セリエC)に完全移籍
DFジュリアン・チャボット(25)⇒1FCケルン(ドイツ)に250万€で完全移籍
DFエルトン・ジェガ(21)⇒アレッサンドリア(セリエC-A)にレンタル移籍
 
MFシモーネ・トリンボリ(21)⇒マントヴァ(セリエC-A)に完全移籍
 
FWフェリーチェ・ダミーコ(22)⇒アヴェッリーノ(セリエC-C)に完全移籍
FWエリック・ジェルビ(23)⇒ルメッツァーネ(セリエC-B)にレンタル移籍
FWマノーロ・ガッビアディーニ(31)⇒アル・ナスル(UAE)にフリーで完全移籍
FWマッテオ・ストッパ(22)⇒パレルモからレンタルバック⇒カタンザーロ(B)にレンタル移籍

   総額850万ユーロ

収支 +850万ユーロ

※その他いま噂になっていて、一番早く今週中ぐらいに決まりそうなのが、

OUT

MFレリス⇒ストーク・シティ(イングランド)

DFベレジンスキ⇒エンポリ

IN

・GKーアレッサンドロ・ファッローニ(ヴィス・ペザロ)

・DFージャンマルコ・フェッラーリ(サッスオーロ)

・DFーファクント・ゴンザレス(ユヴェントス)

・DFーペーター・ストヤノヴィッチ(エンポリ)

・FWーセバスティアーノ・エスポージト(インテル)

です。この5人が来たらかなり盤石になります。そしたら逆に人が溢れるのでレンタル含めて余剰人員の整理が急務です

そして狙っている大物、元ウディネーゼのMFロベルト・ペレイラの交渉も水曜に行われる予定です

ピルロとは現役時代ユーヴェで共にプレーした事もあるペレイラ。彼なんかBならまだバリバリやれるでしょう

彼まで獲得できたら、ここ数年の不遇のメルカートを過ごしてきた我々としては狂喜乱舞せざるを得ないでしょう!


さて、開幕戦は無事に結果が出ましたが、世界最凶リーグはそんなに甘くないという事は私は良く知っています

Bでは否が応でも昇格候補になるサンプ。次はホームで、開幕戦延期でまだ試合をしていないピサ

こういう相手は特に引いてカテナチオで守ってくる可能性が高いです

ピルロのサッカーは理想は高いですが、ガチガチに守られて肉弾戦になった時にどうなるかは見物ですねー

アボナメントも17000人を超えたサンプ

ホームでの大声援を武器に、連勝スタートだーー!!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第2節 2023年 8/26(土) 対ピサ@ジェノヴァ 現地20:30Kick Off(日本時間深夜3:30)

’23-’24 SERIE B 

1試合 1勝0分0敗 勝点1(-2点ペナルティ) 得点2 失点1 得失点差 +1 暫定5位


2023-24 Coppa Italia 2回戦 SAMPDORIA 1-1(PK7-6) Südtirol とりあえずベスト3回戦進出!

2023-08-19 14:58:53 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

[Formazione]

※サンプの招集外は 

出場停止:無し

怪我:ボリーニ、リッチ、ジレッリ、コンティ

ここまで夏のサンプ攻撃陣をけん引してきたボリーニがこの試合の直前に負傷で欠場。これは痛いですが、重症ではないようで第2or3節ぐらいには戻れるようです。あとは新加入のリッチとジレッリはここまでずっと怪我でまだまともなプレーを見ていないので、早くみてみたい!リッチは少なくともレギュラー候補ですからねー。おかげで代役のジェペスが頑張っていますが・・・

そして、この試合からいよいよ今季の背番号が発表になりました

注目の10番は「ヴァレリオ・ヴェッレ」さん!まぁ、いなくなる可能性もありますけどね

ちなみに彼はサンプ在籍中だけでも

21⇒8⇒5⇒10 と4つ目の番号。確かに10番っぽいプレーヤーですが、他クラブ含めて10番を背負うのは初です

SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

    ⑳ラ・グミーナ(71分⑨デ・ルーカ)

⑦⑦デッレ・モナケ(62分⑪ペドローラ) ㊲レリス(90分㉔ベレジンスキ)

 ⑩ヴェッレ(100分⑭ストッパ) ⑧⓪ベネデッティ

      ㉘ジェペス(71分④ヴィエイラ)

㉑ジョルダーノ         ㉓デパオリ

  ㉙ムッルー(c)   ㉕フェラーリ(105分⑧⑦ギラルディ)

      ㉒ラヴァーリア

ベンチ:GK:①スタンコヴィッチ;DF:②アクイノ、③バッレーカ、⑨⑦パオレッティ;MF:⑤アスキルドセン、⑥パナダ、⑰マラグリーダ、㉚ヴィターレ;FW:⑱ディ・ステファノ

イエロー:フェラーリ


ズュートティロルはビゾリ監督の中盤台形の4‐4‐2

引いてしっかり守り、FWのナイジェリア系イタリア人のオドグゥに預けて押し上げる堅守速攻型のチームです

DFは💩ェノア臭がする37歳のマジエッロがCBに。ボランチのタイトがキャプテンマークを巻きます

Südtirol (4-4-2)

  カシラギ (92分ロナルディ) オドグゥ (100分チエルヴォ)

ダヴィ             ローバー(71分 チスコ)

  コフラー(86分メルカイ) タイト(c)

カニャーノ (46分クオモ)    ギリンゲッリ

  マジエッロ  ジョルジーニ(46分ブロー)

      ポルッツィ

ベンチ: Drago, Dregan, Vinetot, Shiba.
監督:ビゾリ

イエロー:Giorgini、Rover

*備考:有料入場者数10,948人(122,184€)、芝状態良好
★月曜18:00キックオフで行われた薄暮ナイター


<あらすじ>

ハイライト動画

この試合、いくつか目についたポイントを

  • 特に前半、ジェペスを中心にパスを繋ぎいくつか良いコンビネーションは見られました
  • 先制点はおそらくこの試合一番良かったヴェッレの左で持ち替えてからのクロスから
  • その他、可能性を感じたのはベネデッティのミドル
  • CFはやはりラ・グミーナじゃ厳しい。デ・ルーカの復活は嬉しいし、確かに彼に代わってからの方が良かったが、まだまだ彼もレベル的には・・・
  • 前半、あの時間帯からのミスで同点を許したのは大反省点。こんな事をしていては世界最凶リーグは勝ち抜けない
  • デッレ・モナケ、ペドローラは2人とも非常に可能性を感じさせるサンプ公式戦デビュー

延長戦になったのも有りまして、最終的には6人選手が代わったので最後のフォーメーションはこうなってました

[延長後半1分~ 4‐3-3]

     デ・ルーカ

ペドローラ     デパオリ

ストッパ     ベネデッティ

    ヴィエイラ

ジョルダーノ    ベレジンスキ

  ムッルー ギラルディ

    ラヴァーリア

PK戦  Südtirol    SAMPDORIA

  1.    〇    〇 ストッパ   
  2.    〇    〇 デルーカ   
  3.    〇    〇 ペドローラ
  4.    〇    ✖ デパオリ
  5.    ✖    〇 ヴィエイラ
  6.    〇    〇 ベレジンスキ 喜ばず
  7.    〇    〇 ベネデッティ
  8.    ✖    〇 ムッルー キャプテンが最後決めました!

というわけで、課題はまだまだある物の、とりあえずトーナメントなので勝った事が重要

正直、延長後半最後に肝を冷やすピンチをラヴァーリアに救ってもらったり、PK戦もこの日の「逆マンオブザマッチ」であったデパオリが外した時点では負けを覚悟しました。しかし💩ェノア野郎のマジェッロが外してくれて何とか助かりました。慣れしたんだはずのマラッシで枠を外し、グラウンドの芝のせいにしていたのは笑える

ちなみに勝ち抜いたサンプの次の相手はカンドレーヴァ率いるサレルニターナです。11月2日ごろ予定。そしてそれも勝てれば逆賊ユーヴェ戦が待っとります!


さて、ここで軽くメルカート情報を

’23-’24 メルカート 新入団選手

※移籍情報総まとめ<2023・8・18現在>

IN(金額は全て推定)

GKフィリップ・スタンコヴィッチ(21)⇒インテルから買取OP付きレンタル(300万€)。セルビアU-21代表
DFファビオ・デパオリ(26)⇒エラス・ヴェローナからレンタルバック
DFアレックス・フェラーリ(29)⇒クレモネーゼからレンタルバック
DFバストシュ・ベレジンスキ(31)⇒ナポリからレンタルバック。ポーランド代表
DFダニエレ・ギラルディ(20)⇒エラスから買取OP付きレンタル。イタリアU-20代表
DFシモーネ・ジョルダーノ(21)⇒アスコリからレンタルバック
DFアントニオ・バッレーカ(28)⇒カリアリからアウジェッロー200万€で完全移籍
MFレオナルド・ベネデッティ(23)⇒バーリからレンタルバック
MFロナウド・ヴィエイラ(25)⇒トリノからレンタルバック
MFシモーネ・パナダ(21)⇒アタランタから買取OP付きレンタル
MFステファノ・ジレッリ(22)⇒クレモネーゼからフリーで完全移籍
MFマッテオ・リッチ(29)⇒フロジノーネから完全移籍
MFヴァレリオ・ヴェッレ(29)⇒パレルモからレンタルバック
MFクリストファー・アスキルドセン(22)⇒ベネヴェントからレンタルバック
MFマッティア・ヴィターレ(18)⇒カターニャからレンタルバック
FWファビオ・ボリーニ(32)⇒カラギュムリュク(トルコ)からフリーで完全移籍
FWマルコ・デッレ・モナケ(18)⇒ペスカーラからレンタルバック。イタリアU-18代表
FWアントニオ・ラ・グミーナ(27)⇒ベネヴェントからレンタルバック
FWマッテオ・ストッパ(22)⇒パレルモからレンタルバック
FWロレンツォ・ディステファノ(20)⇒グッビオからレンタルバック
FWエスタニス・ペドローラ(19)⇒バルセロナ(スペイン)から買取OP付きレンタル

  総額0ユーロ 

OUT (金額は全て推定)

【さよならサンプ】※契約満了でフリー、もしくはレンタルバック

  1. FWクアリアレッラ ⇒未定
  2. FWランメルス ⇒エンポリ⇒グラスゴー・レンジャース
  3. FWヘセ・ロドリゲス ⇒未定
  4. MFウィンクス ⇒トッテナム⇒レスター・シティ
  5. MFジュリチッチ ⇒パナシナイコス
  6. MFサビリ ⇒フィオレンティーナ
  7. MFキュイザンス ⇒ヴェネツィア
  8. MFプッセット ⇒ワトフォード
  9. MFリンコン ⇒サントス(ブラジル)
  10. MFイルカン ⇒トリノ
  11. DFザノーリ ⇒ナポリ
  12. DFヌイティンク ⇒NEC
  13. DFアミオーネ ⇒エラス・ヴェローナ
  14. DFギュンター ⇒エラス・ヴェローナ
  15. DFムリージョ ⇒アル・シャマル(カタール)
  16. DFオイコノモウ ⇒パネトリコス(ギリシャ)
  17. GKトゥルク ⇒パルマ
GKヴラディミーロ・ファルコーネ(28)⇒レッチェに400万€で完全移籍。イタリア代表
GKエミル・アウデーロ(26)⇒インテルに買取OP付きレンタル
GKイヴァン・サイオ(21)⇒ブリンディシ(セリエC-C)にレンタル移籍
GKマッテオ・ラスパ(21)⇒セストリ・レヴァンテ(セリエC-B)にレンタル移籍 ※ちなみにヴァスコ・レジーニと同僚になる
DFトンマーゾ・アウジェッロ(28)⇒カリアリにバッレーカ+200万€で完全移籍
DFマルコ・ソンマ(21)⇒プロパトリア(セリエC-A)に完全移籍
DFエマヌエル・エルコラーノ(20)⇒ラティーナ(セリエC-C)に完全移籍
DFトンマーゾ・ファラベゴリ(23)⇒サンジュリアーノ・シティ(セリエC)に完全移籍
DFジュリアン・チャボット(25)⇒1FCケルン(ドイツ)に250万€で完全移籍
DFエルトン・ジェガ(21)⇒アレッサンドリア(セリエC-A)にレンタル移籍
MFシモーネ・トリンボリ(21)⇒マントヴァ(セリエC-A)に完全移籍
FWフェリーチェ・ダミーコ(22)⇒アヴェッリーノ(セリエC-C)に完全移籍
FWエリック・ジェルビ(23)⇒ルメッツァーネ(セリエC-B)にレンタル移籍
FWマノーロ・ガッビアディーニ(31)⇒アル・ナスル(UAE)にフリーで完全移籍

   総額850万ユーロ

収支 +850万ユーロ

しかし、入れ替わりが多いですなー^^

昨季のレンタルだらけのパッチワークチーム、そして新体制で空気一新、セリエBのサラリーキャップ

この3要素が重なって、しかも若手に注力すると言う方針で、まだまだこれからも放出、加入は続くでしょう

さらに噂になってるのがここら辺

【うーわさを信じちゃいけないよ♪】

まず放出

FWストッパ⇒カタンザーロ レンタル

MFレリス⇒ストーク・シティ(イングランド)

MFヴィターレ⇒カターニャ レンタル

DFベレジンスキ⇒エンポリ

それ以外に

ラ・グミーナ、ヴェッレ、ヴィエイラ、アスキルドセン、コンティ

あたりは放出候補で

ディ・ステファノ、モンテヴァーゴ、アクイノ、ロティオネン

あたりはレンタルで武者修行に出す候補となるでしょう

一方、新加入の方

・GKーアレッサンドロ・ファッローニ(ヴィス・ペザロ)

・DFージャンマルコ・フェッラーリ(サッスオーロ)

・DFーファクント・ゴンザレス(ユヴェントス)

・FWーセバスティアーノ・エスポージト(インテル)

必要なのは

第3GK、センターバック、センターフォワード

最低でもこの3人

あとは、選手過多なのでレンタル含めて人員整理した方が良いでしょう

以下、現陣容↓↓

SAMPDORIA 2023-24<4‐3‐3> 監督アンドレア・ピルロ 2023・8・18現在

        ラ・グミーナ(デ・ルーカ)(モンテヴァーゴ)

ボリーニ(ペドローラ)(ディ・ステファノ)   レリス(デッレ・モナケ )(ストッパ)

 ヴェッレ(ジレッリ)(アスキルドセン) ベネデッティ(マラグリーダ)(ヴィエイラ)   

        ジェペス(リッチ)(パナダ)(ヴィターレ)

ジョルダーノ(バッレーカ)    デパオリ(パオレッティ)(コンティ)

   ムッルー(ギラルディ) A・フェラーリ(ベレジンスキ)

   (アクイノ)      (ロティオネン)

        スタンコビッチ

         (ラヴァーリア)


ちょこっとサンプニュース

シーズンチケット、すでに昨季越え!

 以下が、8/18現在の各クラブのアボナメント(シーズンチケット)購入者数のランキング

すでにA時代の昨季の14593人を上回りセリエBのクラブとしてはダントツ1位の16600人となっています。これはちなみにユーヴェよりも多い数字です。A含めたイタリア全土でも8位

いかに昨季のサンプが愛されてなく、Bに落ちたとは言え今年のサンプの方が期待されていると言う現状がわかるでしょう。クラブは売れ行き好調の為、ホームのピサ戦の直前の8/24まで購入期限を延ばす事を発表しました。

ただ・・・・・・・憎き💩ェノアが過去最高の天変地異を起こしているのが癪に障ります。この27000と言う数字は、これまで両チーム通じて過去最高だったサンプがスクデット取った1991-92時の25,186人を超す記録となってます。どした?なにが起こった!?まぁAが久しぶりで頭おかしくなってしまったのか?元々公称33,205人と言われている現在のLuigi Ferraris。これじゃあほぼ当日券無くて、儲からないじゃないか!シーチケはだいぶ1試合平均にすると安いので。まぁ彼らはバカだからそこまで考えていないんでしょうね

  1. Inter 42.000
  2. Roma 40.000
  3. Lazio 28.400
  4. Genoa 27.000
  5. Napoli 22.000
  6. Lecce 19.949
  7. Fiorentina 17.000
  8. Sampdoria (B) 16.600
  9. Juventus 16.000
  10. Bologna 15.000
  11. Cagliari 13.500
  12. Udinese 13.000
  13. Hellas Verona 13.000
  14. Atalanta 11.080
  15. Palermo (B) 11.000
  16. Salernitana 10.100
  17. Frosinone 10.000
  18. Monza 8.000
  19. Bari (B) 7.651
  20. Empoli 7.500
  21. Parma (B) 6.600
  22. Cremonese (B) 5.278
  23. Pisa (B) 5.000
  24. Modena (B) 4.900
  25. Reggiana (B) 4.500
  26. Spezia (B) 4.000
  27. Catanzato (B) 3.560
  28. Sassuolo 3.514
  29. Como (B) 3.000
  30. Ascoli (B) 2.267
  31. Cittadella (B) 1.500
  32. Ternana (B) 890
  33. Venezia (B) 846

発表せず: Torino, Cosenza (B), Feralpisalò (B), Sudtirol (B).

引用:www.italiani.it より

ロレンツォ・キエーザ獲得!

ジェノヴァっ子でサンププリマ出身の親父 “グーフィ”(セリエAダイジェストでこう呼ばれてた……古過ぎか)ことエンリコの息子、イタリア代表のEURO2020優勝の立役者でもあるフェデリコの弟

キエーザDNAがサンプに帰ってくるのは非常に嬉しい

Lorenzo Chiesa ロレンツォ キエーザ

 ●右WG、FW

 ●イタリア フィレンツェ生まれ

 ●2004年1月25日(19歳)

兄貴同様フィオレンティーナユース出身だが、この度プロとしての初契約をサンプと結び(2026年6月まで)、とりあえずサッサリーニ率いるサンププリマヴェーラに合流しました。やはりDNA同様、早さを生かしたウィングタイプのFW。ケガがちなのが不安だが、そこはDNAの覚醒に期待しましょう!

↑↑©Telenord.it


さて、いよいよ今晩は待ちに待ったセリエB開幕戦です

アウェイで同盟国のテルナーナ戦

オーナーがやめそうで、稀代の詐欺師フェレーロに虎視眈々と狙われていますが・・・

まだ1試合もしていませんが、ペナルティで勝点-2の為にすでに最下位に沈んでいる我らがサンプ

まずは借金を返して、そこから上を目指しましょう!!

リアルタイムの詳しいスタメン予想とかは私のX(旧Twitter)をチェックしてみてください

去年と違って、なんか開幕が楽しみだぞー

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:セリエA 第1節 2023年 8/19(土) 対テルナーナ@テルニ 現地20:30Kick Off(日本時間深夜3:30)

’23-’24 SERIE A 

0試合 0勝0分0敗 勝点-2 得点0 失点0 得失点差 -0 19位


2023-24 プレシーズン×6試合!! ピルロの戦術⚽

2023-08-12 02:20:11 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

2023-24シーズン

今季から海抜1816mのLivignoに場所を移して7/12から約2週間行われた夏のキャンプ。

ロンバルディアの北端、スイスとの国境に位置するアルプス山中の町であるリヴィーニョ。

夏の避暑地として非常に過ごしやすそうで、サンプがキャンプをここで張ってる間に私も是非一度訪れてみたいと思いました。

やはりこの標高なので高地トレーニング的な意味合いもあるみたいで・・・これが良い方向に左右することを願います

ここでは、キャンプから今まで行われた練習試合6試合を全て振り返ってみます

もう旅立ってしまった選手もいますが、ピルロのフォーメーションや戦術をチェック!

↑↑©U.C.Sampdoria Official Page

後列左から:デパオリ、フェラーリ、ジョルダーノ、レリス、アウデーロ

前列左から:マラグリーダ、ジェペス、ヴェッレ、ディ・ステファノ、ムッルー、ガッビアディーニ

一発で全員正解した人は、サンプ検定2級!?


①7/16(日) 17:00@Livigno  主審:ラニエリ氏(Como出身)

サンプドリア 7-0 Rappresentativa Valtellinese

得点者:前半:11、34分ストッパ

   後半: 2分デッレ・モナケ、14分ジョルダーノ、29分マラグリーダ、33分ディ・ステファノ、45分デッレ・モナケ

[Formazione]

SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ガッビアディーニ(c)(46分ラ・グミーナ)

ボリーニ(46分デッレ・モナケ) ストッパ(46分ディ・ステファノ)

 ヴェッレ(46分ジレッリ) ベネデッティ(46分マラグリーダ)

      ジェペス(46分ヴィターレ)

ムッルー(46分ジョルダーノ)    デパオリ(46分パオレッティ)

 ロティオネン(69分フェラーリ)フェラーリ(46分アクイノ)

       ファルコーネ(46分ラヴァーリア)

ベンチ:-

Rappresentativa Valtellinese: Dolzadelli; Monti, Costantini, Caspani, Tarabini; Sterlocchi, Tomè, Bormolini; Speziali, Willing, Dominici.
A disposizione ed entrati nel corso della gara: Marocco, Panacchia, Rovelli, Mitta, Clementi, Moroni, Zarucchi, Conforti, Dallera, Pasini, Ardemagni, Varisto.
Allenatori: Faccinelli – Pozzoli.

<あらすじ>

ハイライト動画

 練習試合まず一発目は、地元ヴァルテッリーナ選抜チーム。ちなみにヴァルテッリーナはチーズが有名な村で、ゴルゴンゾーラ村やタレッジョ渓谷も近いので、ゴルゴンゾーラやタレッジョが美味しいです。

この試合、いくつか目についたポイントを箇条書きに

  • 注目のピルロのフォーメーションは4-3-3でした
  • 若手の活躍が目立ちます。昨季レンタルで修行を積んだストッパ、18歳のデッレ・モナケが共に2ゴール
  • さらに左SBのジョルダーノの”ゴラッソ”とも言える超ロングシュート!
  • 他もディ・ステファノとマラグリーダと7ゴール全部、若手によるものでした
  • パオレッティは昨季のセントラルMFではなく、右SBで起用されています。やはりSBにもビルドアップを求める現代サッカーに即したコンバートか?

このあたりでしょうか・・・


次は2試合目

国は違いますが、キャンプ地の地元チームと言っても差し支えない、ラッパースヴィール・ヨーナ(スイス)と対戦しました。

ラッパースヴィール・ヨーナ(スイス)はスイス2部リーグに所属しており、昨季は5位でした。

②7/19(水)17:00@Livigno  主審:パスクッリ氏(Como出身)

サンプドリア 5-1 Rapperswil-Jona

得点者:前半:7、15分ガッビアディーニ、21分ジョルダーノ

   後半:15分 Saliji、31分デッレ・モナケ、45分ベネデッティ

[Formazione]

SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ガッビアディーニ(c)(46分ラ・グミーナ)

ディ・ステファノ(46分ボリーニ) レリス(46分デッレ・モナケ)

 ヴェッレ(46分ストッパ) マラグリーダ(28分ヴィターレ)(46分ベネデッティ)

      ジェペス(46分アスキルドセン)

ジョルダーノ(46分ムッルー)(68分ジョルダーノ) デパオリ(46分パオレッティ)

  ムッルー(46分ベレジンスキ)フェラーリ(46分アクイノ)

       アウデーロ(46分ラヴァーリア)

ベンチ:-

Rapperswil-Jona: Steffen; Herter, Harperink, Ajeti, Duong; Volkart, Kasongo, Saliji; Yesilkayir, Chihadeh, Ribeiro.
A disposizione ed entrati nel corso della gara: Mulaj, Iapichino, Morgado, Istrefaj, Konan, Espoir.
Allenatore: Sesa.

<あらすじ>

ハイライト動画

この試合、いくつか目についたポイント

  • 1試合目は寝てたガッビアディーニが起きた(・・・まぁこの後移籍してしまうんですけどね)
  • ムッルーがCB。このレベルの相手でもやられてしまうヒドさ・・・
  • 左SBのジョルダーノが絶賛株アゲアゲ中
  • デッレ・モナケ、キッレキレ

このあたりでしょうか・・・


さらに3試合目

キャンプの打ち上げ練習試合です

こちらもLivignoお近くのアウローラ・プロ・パトリア1919。昨季はセリエCのGirone Aで12位のチームです

③7/23(日)15:00@Livigno  主審:ブロッツォーニ氏(Bergamo出身)

サンプドリア 3-1 Aurora Pro Patria 

得点者:前半:17分ボリーニ、30分ガッビアディーニ、40分Stanzini

   後半:15分ラ・グミーナ

[Formazione]

SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ガッビアディーニ(c)(46分ラ・グミーナ)

ボリーニ(46分ストッパ)  レリス(46分ディ・ステファノ)

 ヴェッレ(46分ジレッリ)(77分ヴィターレ) ベネデッティ(46分マラグリーダ)

      ジェペス(46分アスキルドセン)

ジョルダーノ(63分バッレーカ) デパオリ(46分パオレッティ)

  ムッルー(46分ベレジンスキ)フェラーリ(46分アクイノ)(53分ロティオネン)

       アウデーロ(77分サイオ)

ベンチ:ファルコーネ

Aurora Pro Patria (3-5-2): Rovida (1′ s.t. Mangano); Bashi (1′ s.t. Vaghi), Lombardoni (1′ s.t. Saporetti), Moretti (30′ s.t. Olivieri); Piran, Nicco (23′ s.t. Lamperti), Marano (1′ s.t. Caluschi), Pitou (16′ s.t. Zanaboni), Bianchi (1′ s.t. Ndrecka); Castelli (1′ s.t. Parker), Stanzani (1′ s.t. Citterio).
A disposizione: Bongini, Bertoni, Ferri.
Allenatore: Colombo.

<あらすじ>

ハイライト動画

この試合、いくつか目についたポイント

  • 2試合目とスタメンは9人一緒。少しずつ現在のレギュラー序列が出来てきました
  • ガッビアディーニ、ヴェッレ、ボリーニあたりはこのあたりの相手だと格上感があるが、問題はBの激しい闘いでどうなるかですねー
  • 敵のスタンツィーニのロベッシャータは見事でした
  • 新加入のジレッリがデビュー。サイドのMF
  • アクイノが軽傷を負い、途中交代

続いで4試合目

キャンプは打ち上げて、本格的な練習試合です

昨季は8月にコッパイタリアで対戦して、その時はなんとか勝ちましたセリエCのアレッサンドリア

クアリアレッラの見事なヒールゴールでした

昨季はセリエCのGirone Bで17位、プレーアウトを勝ち抜いてぎりぎりで残留したチームです

ちなみにこの練習試合は、最初Monzaとこのアレッサンドリアのスタジアムを借りてやる予定だったのが、「なんで俺たちがスタジアムを貸さないといけないんだ!」とアレッサンドリア・ウルトラの抗議を受けて、急遽アレッサンドリア自体との対戦に切り替わりました

④7/30(日)20:00@Alessandria  主審:ラウジェッリ氏(Casale Monferrato出身)

サンプドリア 1-0 Alessandria 

得点者:前半:26分ラ・グミーナ

[Formazione]

SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ラ・グミーナ(68分ボリーニ)

ボリーニ(46分ストッパ)   レリス(68分ディ・ステファノ)

 ヴェッレ(68分ヴィターレ) マラグリーダ(46分アスキルドセン)

      ジェペス(68分パナダ)

ジョルダーノ(46分バッレーカ) デパオリ(68分パオレッティ)

  ムッルー(68分ロティオネン)フェラーリ(68分ベレジンスキ)

       アウデーロ(c)(46分ラヴァーリア)

ベンチ:サイオ、デッレ・モナケ

Alessandria (3-5-2): Liverani (17′ s.t. Virano); Ciancio (17′ s.t. Gueli, 40′ s.t. Gjomeno), Checchi (1′ s.t. Belgiovine), Rota (29′ s.t. Mariello); Lamesta (12′ s.t. Ascoli, 40′ s.t. De Ponti), Nichetti (29′ s.t. Zerbo), Palombi (1′ s.t. Gazoul, 29′ s.t. Vaughn), Speranza (12′ s.t. Pellitteri), Ghiozzi (1′ s.t. Nunzella); Cori (1′ s.t. Lukanovic, 40′ s.t. Ronci), Galeandro (12′ s.t. Pellegrini).
A disposizione: Rossi.
Allenatore: Fiorin.

<あらすじ>

ハイライト動画

この試合、いくつか目についたポイント

  • この試合の前にガッビアディーニがUAEのアル・ナスルに完全移籍
  • ラ・グミーナはスタメンとなり奮起したか、一応結果は出しました
  • GKファルコーネもレッチェに完全移籍。GKはアウデーロ
  • ヴェッレが目立ってました。元々天才肌でムラがあるヴェッレ。この日はエンジェルヴェッレでした
  • 新加入パナダが早速デビュー。ピルロ期待の若いアンカーです
  • ボリーニは左WGで前半戦った後に、後半途中からCFでもテストされました。今後のメルカート次第ではボリーニCFもあり得るという事ですね

さらに5試合目は同じリグーリアのヴィルトゥス・エンテッラと対戦

地元に帰ってボリアスコにて非公開で行われました

昨季はセリエC所属のヴィルトゥス・エンテッラはカッサーノが干されてた時に練習に参加したり、ガストン・ラミレスを獲得しようとして話題になったクラブです。同じリグーリア州のスペツィアが敵になってしまった今、良好な関係のスパーリング相手の1番手と言えるでしょう

⑤8/3(木)18:00@Bogliasco  主審:ヴォルピ氏(Arezzo出身)

サンプドリア 3-1 Virtus Entella 

得点者:前半:17分Zamparo、19分アスキルドセン

   後半:24分ヴィエイラ、34分ボリーニ(PK)

[Formazione]

SAMPDORIA<4-3‐3> 監督アンドレア・ピルロ

     ラ・グミーナ(46分デ・ルーカ)

デッレ・モナケ(46分ボリーニ)  ストッパ(46分レリス)

 アスキルドセン(46分ヴェッレ) ベネデッティ(46分マラグリーダ)

      パナダ(46分ヴィエイラ)

バッレーカ(46分ジョルダーノ) パオレッティ(46分デパオリ)

  ムッルー(46分ロティオネン)ベレジンスキ(46分フェラーリ)

       ラヴァーリア(c)

ベンチ:アウデーロ、サイオ、ヴィターレ、ジェペス、ディ・ステファノ

Virtus Entella (3-4-1-2): De Lucia (1′ s.t. Siaulys); Parodi (1′ s.t. Zappella), Bonini (1′ s.t. Giammarresi, 22′ s.t. Bellotti), Manzi (1′ s.t. Reali); Tomaselli (1′ Banfi), Meazzi (1′ s.t. Tascone), Corbari (1′ s.t. Lipani), Di Mario (1′ s.t. Favale); Petterman (1′ s.t. Siatounis); Faggioli (1′ s.t. Thioune, 22′ s.t. Disanto), Zamparo (1′ s.t. Clemenza).
A disposizione: Paroni.
Allenatore: Volpe.

<あらすじ>

ハイライト動画

この試合、いくつか目についたポイント

  • ここまでどちらかと言うと出場機会が少なかった選手がスタメンに名を連ねたこの試合
  • 後半45分間、久しぶりにデ・ルーカヴィエイラが怪我から復活してフルに出場しました
  • 1点目はピルロが目指すであろう、見事なグラウンダーの繋ぎからのゴールでした
  • ポジション争いでがけっぷちのアスキルドセンが奮闘しました
  • ヴィエイラのゴールもそうですが、ピルロのサッカーは相手のDF陣にかなりハイプレッシャーをかけるのが特徴のようです
  • PKを決めたのはボリーニ。そう言えばクアリアやマノーロがいなくなり、PKキッカー1番手は彼になるのでしょうか?

この夏6試合目、練習試合のトリを飾るのは、ノヴァーラとの対戦でした

ノヴァーラは近年では2011-12に1シーズンだけセリエAにも在籍し、あの「森本貴幸」がプレーしたクラブです

昨季はセリエC、Girone Aで10位。プレーオフの1回戦で敗退しました

そう言えば、最近YouTubeで見た森本さんのインタビューは結構面白かった。直接サンプとあまり関係無いけど、彼もジャンパオロやゼンガ、ミハイロビッチとサンプゆかりの監督たちとプレーしてますし。”あの”マキシ・ロペスとポジションを争ってもいたので、そこら辺の裏話はなかなか興味深かったです。本当にイタリア、そしてシチリアが好きなんだなと言うのが伝わってきて色々共感を覚えました。ドリアーノの方も是非!↓↓

【18歳でセリエA挑戦】森本貴幸が本物のドリーマーだった。

⑥8/6(日)18:30@Novara  主審:ブレッシャ氏(Novara出身)

サンプドリア 1-0 Novara 

得点者:前半:16分ボリーニ

[Formazione]

    ラ・グミーナ(70分デ・ルーカ)

ボリーニ(70分ストッパ) レリス(79分ディ・ステファノ)

 ヴェッレ(70分ヴィエイラ) マラグリーダ(46分ベレジンスキ)

      ジェペス(70分パナダ)

ジョルダーノ(79分バッレーカ) デパオリ(79分パオレッティ)

  ムッルー   フェラーリ(70分ベネデッティ)

       アウデーロ(c)

ベンチ:ラヴァーリア、サイオ、ヴィターレ、ロティオネン

Novara (4-3-3): Desjardins (1′ s.t. Boscolo); Caradonna (16′ s.t. Khailoti), Bertoncini (1′ s.t. Bonaccorsi), Scaringi (1′ Saidi), Goncalves (25′ s.t. Martinazzo); Bagatti (25′ s.t. Fragomeni), Prinelli (1′ s.t. Gerbino), Ranieri (1′ s.t. Di Munno); Gerardini (25′ s.t. Valenti), Rossetti (1′ s.t. Scappini), Corti (1′ s.t. Donadio).
A disposizione: Menegaldo.
Allenatore: Buzzegoli.

<あらすじ>

ハイライト動画

この試合、いくつか目についたポイント

  • 怪我のリッチと代表のデッレ・モナケを除くとかなり現在のレギュラーになってしまうであろうスタメンですかね
  • 最初の15分は正直ホーム・ノヴァーラの攻勢にあい、押されていた
  • そこで一発の崩しからボリーニはさすがのゴール
  • ラ・グミーナはこの試合は存在感0の上に決定機も外す。CF補強は必須
  • 後半途中からのパナダがなかなか面白い。ピルロが好きそうな中盤の底から長短の効果的なパスを繰り出すアンカー
  • GKアウデーロは孤軍奮闘でDFを支えていましたが、この試合の後に彼もインテルに旅立ってしまいました・・・
  • 相手が格下のせいも有ると思いますが、両SBが結構上がって中に入って組み立てに参加するのが目立ちました。ピルロサッカーの特徴かな?

練習試合が全て終わり、メルカートはまだまだですがピルロの4‐3‐3は現在こんな感じです

SAMPDORIA 2023-24<4‐3‐3> 監督アンドレア・ピルロ (2023・8・11現在)

赤字は今季新加入、灰字はレンタルバック、青字は噂

         エスポージト??(ラ・グミーナ)(デ・ルーカ)(モンテヴァーゴ)

ボリーニ(ペドローラ)(ディ・ステファノ)   レリス(デッレ・モナケ )(ストッパ)

 ヴェッレ(ジレッリ)(アスキルドセン) マラグリーダ(ベネデッティ)(ヴィエイラ)   

        ジェペス(リッチ)(パナダ)(ヴィターレ)

ジョルダーノ(バッレーカ)    デパオリ(パオレッティ)(コンティ)

  G・フェラーリ(ムッルー) A・フェラーリ(ギラルディ)(ベレジンスキ)

   (アクイノ)      (ロティオネン)

        スタンコビッチ息子

        (ラヴァーリア)(サイオ)

なんじゃ、こりゃ!?
結局、昨季サンプでプレーしてた選手なんてほとんどいないじゃないか!(笑)

さて、その他のプチ情報


ちょこっとサンプニュース

①新シーズン、サンプは勝点マイナス2からスタート予定

 再審要求、再審要求でいまだに出場する20チームが決まっていないセリエB(^^;

 イタリアらしいと言えばそれまでなんですが・・・もう開幕まで2週間も切っているのに・・・

 どうやらレッコはほぼ決まりで19チーム。あとは追い出されそうなレッジーナが粘っていて、ダメなら一度は落ちたはずのブレッシャが奇跡のカムバックとなるでしょう

 おそらく開幕に間に合わないので、この20チーム目の”謎のX(エックス)”というチームと対戦するクラブは、少なくとも3節までは延期で後日開催と言う形になりそうです。

 そんな中、選手への給料未払いとかレガカルチョへの登録費支払い遅れとかで罰則に引っかかっていた我らがサンプは、なんとか勝点2だけマイナスと言う形で決着しそうです

 まぁ、破産でセリエDまで転げ落ちる可能性もあった昨季のサンプなので、勝点2ですめば御の字と思うべきかと思います。この2点に泣いて昇格を逃すなんて事が無い様に、プレーオフすら関係無いダントツの2位以上の成績で堂々とセリエAに返り咲きましょう!

②開幕戦の相手は同盟国、テルナーナ

 なんですが、テルナーナのスタジアムの芝コンディション不良の問題で、もしかしたら中立地開催の可能性が出てきてます。

 ホントにセリエBの運営、大丈夫なのかな!?

③コッパイタリア

 セリエB開幕に先駆けて行われるコッパイタリア、我らがサンプは2回戦から出場で、同じセリエBのズートティロールと対戦します

昨季の順位が上なのでサンプホーム

勝てば次はSALERNITANA-TERNANAの勝者との対戦。さらにそこも勝てばベスト16で逆賊ユーヴェとの対戦が待っています

ちなみに対戦するズュートティロールはこんな感じのチームです

  • Südtirol ズュートティロール スタジアム=Druso 5,539人 昨季Serie B6位 

昨季クラブ史上初のセリエB昇格から一気にプレーオフ圏内へと旋風を巻き起こした、半分イタリア・半分オーストリアのクラブ。惜しくも昇格はなりませんでした。昔はサンプも良くキャンプを張っていたボルツァーノが本拠地

 正直、まだまだ補強も半ばで、昨季までの主力は放出しまくってるサンプ

しかし待ったなしで早くも公式戦が始まってしまいます

 セリエBの昨季の強豪に、若手だらけのサンプはどんな試合をするのでしょうか

新生ピルロ・サンプ。期待と不安で胸がドキドキです!

次号はその様子と、メルカート情報を

Foooooooorza Saaaaaaamp!!

次節:コッパ・イタリア 2回戦 2023年 8/14(月) 対ズュートティロール@ジェノヴァ 現地18:00Kick Off(日本時間深夜1:00)


新生ピルロ・サンプ

2023-07-30 15:19:16 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

Andrea Pirlo  アンドレア・ピルロ

  • 1979年5月19日生まれ(44歳) 
  • イタリア ブレッシャ出身
  • イタリア代表歴 116試合 13ゴール
  • 監督歴 2020 U-23ユヴェントスFC
    2020-2021 ユヴェントスFC
    2022-2023 ファティ・カラギュムリュクSK(トルコ)

今さらですが、新生サンプの目玉とも言えるでしょう。新監督の”マエストロ”ことアンドレア・ピルロです

そして、ピルロは信頼するスタッフ全員を連れてきました

  • ロベルト・バローニオ Roberto Baronio (助監督)
  • マウロ・ベルトーニ Mauro Bertoni (コーチ)
  • パオロ・ベルテッリ Paolo Bertelli (フィジカルコーチ)
  • ニコラ・パヴァリーニ Nicola Pavarini (GKコーチ)

親友のバローニオ助監督は鉄板で、フィジカルコーチがユーヴェ時代のベナルッシじゃなかったのが意外です……

ロベルト・バローニオは約1歳半年上ですが、同じブレッシャ郊外出身

Voluntas Bresciaと言うジュニアチームで共にプレーして、その後ブレッシャユースに共に入りました

イタリアアンダーや1999-2000のレッジーナでも一緒とか(フル代表はバローニオはほとんど選ばれていない)

これはもうマンチョとヴィアッリ並みのコンビでしょう

 バローニオは「ちょっと豚顔」のMFでした。ラツィオのイメージが強いですが、当時のラツィオは強くて、MFもネドヴェドやヴェロン、アルメイダとか良い選手とかたくさんいたので、なかなかレギュラーを掴みきれませんでした。運動量豊富なセントラルMFです。

 ちなみにコーチのベルトーニもGKコーチのパヴァリーニもブレッシャ出身。ピルロはサンプをユーヴェ色にすると思われがちですが、実はそうではなく、故郷ブレッシャ派閥を築いております。新加入選手のジレッリもブレッシャ出身で、幼少時代にベルトーニの教えを受けた事が有ると言ってました。

 そして、"我らがキャプテン"アンジェロ・パロンボはピルロのスタッフには入りませんでした。代表でも親交があるし、サンプを良く知る人間として入るかなと思いましたが・・・これはピルロの意向なのか、全てを0からやりたいラドリの意向なのか・・・?ちなみにパロンボはインヴェルニッツィ率いるユースチームの中で、U-15かU-16を指揮するのではと言われています


 実際、サンプにユーヴェ色を持ち込む可能性があるのは会長始め、フロント陣の方ですね

今度はフロント陣容を見てみましょう

  • テクニカル・ディレクター Nicola Legrottaglie ニコラ・レグロッタリエ
  • チーフスカウト Lorenzo Giani ロレンツォ・ジャーニ
  • スカウト Andrea Mancini アンドレア・マンチーニ
  • アカデミーマネージャー Giovanni Invernizzi ジョヴァンニ・インヴェルニッツィ
  • チーフドクター Marco Cesarini マルコ・チェザリーニ

  ユヴェンティーノであるラドリッツァーニは旧知の仲であるファビオ・パラティチにアドバイスを求めます。ご存じの通りパラティチは2004-2009、マロッタの右腕としてサンプのスポーツディレクターとして腕を振るいました。その後マロッタにくっついてユーヴェに行き、マロッタがインテルに移った時にユーヴェの実質トップに昇格。しかし、3年後にはユーヴェからトッテナムへと移る事となります。今回のレグロッタリエTD、そして長年パラティチの下でスカウトとして腕を振るったジャーニの招聘、さらにはピルロ監督も間違いなくパラティチの助言のもとでしょう。

 2012-13から長年SD、TDを務めたカルロ・オスティもついにサンプを離れる事となりました。つい最近、やめた後のインタビューで彼は

「サンプでの日々は、終わりは良くなかったが素晴らしいものだった」

「私はエドアルド・ガッローネに請われてサンプに来たので、フェッレーロではなくエドアルドには恩義がある」

失敗だった移籍を問われ

マティクラックこと「マティアス・ロドリゲス」

そして「ルイス・ムリージョ」

の2人を挙げてました。オスティもまだ他でやる可能性有るのに、現役のムリージョとか言って良いのかな、と思いましたが(笑)

まー妥当な後悔ですな

 また、ラドリッツァーニはリーズの時同様、一気にクラブを自分色、に改革しようとしております。その一環として1984年から長きに渡ってサンプのチームドクターを務めていたアメデオ・バルダーリもついに交代する事となります。個人的にも親交があったDOCなので非常に残念です。ただし、もう約40年近くサンプに尽くしてきたバルダーリももう66歳。一つの良い機会だったのかもしれません。新任のチェザリーニは45歳。昨季はイングランドのシェフィールド・ユナイテッドのチーフドクターを務めていました。その前の経歴はフルハム、ヘナン、ワトフォード、ミラン、ブレッシャ。ここら辺もミラノ出身で直近までプレミアで仕事をしていたラドリッツァーニの色が良く出ていると言えるでしょう。

 そんな中サンプ色が残る話題としては、我らが”マンチョ”の次男、「アンドレア・マンチーニ」もサンプのスカウト陣入りしました。後のスポーツディレクターを目指してキャリアを積んでいくようです。マンチーニに捧げられたこの「Roberto」という歌で登場しているのは長男のフィリッポ・マンチーニですが、彼よりは少しだけプロサッカー選手としての可能性も有ったアンドレア。兄貴と同じく、親父さんが監督を務めていた当時のインテル下部組織からキャリアをスタートさせ、ハンガリーやアメリカMLSでもプレーしました。しかしやはり親父さんは偉大過ぎました。選手としてはなかなか活躍できないまま、2017年には25歳にして引退を決断。そして2018年にはスポーツディレクターを目指して、フィオレンティーナで仕事を始めました。当時のDSはサンプにもゆかりがあったダニエレ・プラデ。ここら辺もサンプと親密な関係が有るマンチョの働きかけも有ったのでしょう。

彼は生粋のドリアーノであり、今回の入閣はマンチョとの連携をより強固にするためにも大歓迎であります。

このようにして、現在のサンプは

ユーヴェイングランドのエッセンスにブレッシャのそよ風が吹いて、たまにトルコのエスプリが効いたチーム

そんなチームと言えるでしょう

さて、ここまでわずか約2ヶ月ですが、ラドリッツァーニが早速やってきた事を振り返ってみたいと思います

題して

ラドリッツァーニの〇と✖

  1. クアリアレッラ 〇 セリエBのレギュレーションにおいて、年棒と年齢、そして若手主体で行くと言う方針のもとで彼との再契約を見送ると言う決断は致し方ないか・・・彼が選手としての再就職先が見つからなかった場合、なんらかの形でサンプに残して欲しいですが 
  2. パロンボ △ パロンボをコーチとして入閣させませんでした。パロンボはサンプと外様の良いつなぎ役として機能すると思ったのですが。まぁ最終的に下部組織でやらせるなら、まぁ良いと思いますが。ただ、最近は引退してすぐやる若手監督も増えている中、ここまでサンプの監督へと名前も上がらないパロンボの監督としての資質は、ちょっと疑問符が付いてきました
  3. バルダーリDOC 〇 上でも書きましたが、彼を交代させた事も意外と思い切った人事ですが。なんせどんなにオーナーが変わろうが、監督が変わろうが、彼だけはここ40年間ずっと変わらなかったのですから。ただ、物事に永遠はあり得ない。年齢を考えるとちょうど一つの機会だったのかもしれませんね
  4. サンプフットサル 〇 ここ2年間、Sampdoria Futsalとして活動したCDM Genovaはサンプとの2年契約が終了して、更新されなかったために元のCDM Genovaへと戻りました。私はサンプフットサルも追っかけ始めて、フォルトゥーナ会長とも仲良くなれたので残念ではありますが。やはり、イタリアのフットサル界はクラブ運営自体が非常に厳しい中、この2年間サンプが援助してくれた事に対して会長も非常に感謝しておりました。元々彼がドリアーノだったのも有って実現したこのプロジェクト。やはりサンプ的には採算は全く合っていなかったのでしょうが・・・いつの日かまたフットサル部門に戻って欲しい物です
    BENTORNATA CDM FUTSAL!

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    L'intervista a Matteo Fortuna, presidente di CDM Futsal

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  5. サンプWomen ✖ サンプフットサルと同じく、突然サンプWomen(女子)からもサンプは手を引く事となりました。ただ、これはダメでしょう。フットサルはかなり前からすでに、2年で一旦終わると言う話がきちんとされてましたが、女子は本当に青天の霹靂だったみたいで。せっかく結構なミラクルで昨季のセリエA残留を勝ち取って、大喜びで”Lettera daAmsterdam”を大合唱していたサンプガールズ。さぁいよいよ今季も頑張るぞ、と言うタイミングで突然のチーム撤退だったようです。何も知らされなかった選手もかなり失意の模様で。そりゃあいきなり務めていた会社が無くなってしまうのと一緒ですからねー。「イタリア女子サッカー全体への冒涜だ」とまで言ってる選手もいます。まぁもちろんサンプガールズが儲からないのはよくわかりますが・・・。ただ、猛烈な抗議を受けたラドリッツァーニ&マンフレディも少し考え直したみたいで、再開できるようにスポンサーを探し始めたようです。少なくとも選手達の今後が落ち着くように、救いの手を伸ばす事を期待します

さて、その他のプチ情報


ちょこっとサンプニュース

①ヴィアッリ追悼試合

 9/10(日)21時~ レッジョ・カラブリアのオレステ・グラニッロにて“The Legend Gianluca Vialli”と銘打たれて、ジャンルカ・ヴィアッリの追悼試合が行われます。以下が出場予定元選手達

Ivan Zamorano, Marco Materazzi, Cafù, John Terry, Vincent Candela, Ernesto Chevanton, Vincenzo Iaquinta, Marcio Amoroso, Amauri, Julio Cesar, Kelvin Kuranyi, Marek Jankulosky, Tommaso Rocchi, Giuseppe Sculli, Simone Pepe, Jorge Vargas, Francesco Cozza, Fausto Pizzi, Andrea Damante, Sebastien Frey, Diego Lugano, Francesco Colonnese, Cristian Terlizzi, Ignazio Moser, Pierluigi Par

②プリマヴェーラはサッサリーニ新監督

 サンプ・プリマヴェーラはトゥファノからダヴィデ・サッサリーニへと監督が代わりました。トゥファノは2018のU-17、2019にU-18の監督を務めてそのままプリマの監督に昇格して3期に渡って指揮を執りました。選手の評判も良かったのですが、サッサリーニには彼を超える指導を期待します。ちなみにサッサリーニは同じリグーリア州のLa Spezia出身の51歳。2021-22はピルロが来る前のFatih Karagümrük(トルコ)でアシスタントマネージャー。ファリオーリの助監督ですな。その後ピストイエーゼ、さらにサンプのサテライトクラブでもあったVis Pesaroで指揮を執りました。つまり色々サンプゆかりが有る監督ですな。期待しましょう!


旧体制からの脱却

 ラドリッツァーニはやはり新たな体制をアピールすべく、今までの陣容は一掃する傾向にあります。幸いと言うべきかわかりませんが、昨季でチームは壊れていたのでそれほど惜しまれる功労者は少ないのかもしれませんが・・・次号でメルカートは詳しく書こうと思いますが、セリエBに落ちた事により相当年棒も制限しないといけないので、選手の方もかなりドラスティックに変わるでしょう。

1年間でセリエAに戻るチームを作ってくれるのか、とりあえずとにかく膿を出し切ってゆっくりチームを作っていくのか。それは今後のメルカートの状況で分かっていくでしょう

 

その様子は次号で!

Foooooooorza Saaaaaaamp!!


サンプの新会長 アンドレア・ラドリッツァーニって誰? 夏メルカート開幕!!

2023-07-08 17:21:38 | ほぼ週刊サンプ通信'23-'24

6/20のセリエB登録期限ギリギリで、ようやくサンプの2023-24シーズン・セリエB出場が決まりました

ここからはいよいよ新シーズンを睨んで、なんとか1シーズンでセリエBに戻るために補強が始まります

”補強”

良い言葉ですなー

前も言いましたが、昨季は補弱でした

もちろん今季はセリエBで戦うので制約もたくさんあるけれども、一応はちゃんと戦略を練って夏の移籍市場を戦えるでしょう

それもこれも新オーナーのおかげ

さて、この新オーナー

私自身も全然知らなかったので、ちょっと調べてみました

※イタリアの様々な記事を読み漁ったのと、一番面白かったのがこのYouTube

リーズのファンマガジン”ザ・スクエア・ボール”の記者であるクリス・マクメナミーと言うジャーナリストに、実際ラドリッツァーニはリーズのオーナーであったこの6年間

どのような人物であったかをサンプファン目線でインタビューしてます

ヒマな人は聞いてみて下さい(聞き取りにくい英語とイタリア語翻訳ですが)

その内容も含めて、ちょっとまとめてみました

Andrea Radrizzani  アンドレア・ラドリッツァーニ

  • イレブンスポーツ 会長
  • 1974年9月10日生まれ(48歳) 
  • イタリア ミラノ出身

【経歴】(ここはたいして面白くないので、飽きたら飛ばしてください)

 ラドリッツァーニはイタリアの実業家であり、スポーツ放送グループイレブンスポーツの会長兼創設者です。

ミラノの大都市圏ローで生まれました。ローはミラノで見本市がよく開かれるFieraがあるところで、東京で言えばさしずめ幕張メッセがある幕張でしょうか。 彼は 1996 年に IULM 大学で広報の学位を取得して卒業しました。熱狂的なサッカーファンですが、ミラノ出身ながらなぜか熱烈なユヴェンティーノです

はい、ここ。

💩ェノアは当然ですが、私は熱狂的なアンチユーヴェでも有るので、20年前だったらこれだけでラドリッツァーニに生卵を投げつけに行っていたかもしれません。しかし年を取って私も牙を抜かれてしまって・・・交友関係が変わったのもありますがフェッレーロがヒドすぎたおかげもありまして、今回は何とかそこは目を半分つぶる事が出来ました。まぁ仮に彼が失敗に終わった場合、「やっぱりあの糞ユヴェンティーノはダメだったと言い出すでしょう

話がそれました。ちょっとラドリの経歴に戻します

1999 年にデジタル スポーツ コンテンツのディストリビューターである Media Partners でスポーツ メディアでのキャリアを開始し、Media Partners の中国事業を設立しました。その後彼は 2004 年にシンガポールで MP & Silva を共同設立。同社はその後、プレミア リーグ、UEFA、F1、ラ リーガ、NBA などの権利保有者と協力して、世界中に 20 のオフィスを構える国際的なスポーツ権利会社になりました(WSBC)。2004 年に一部のセリエ A チームとのメディア権利分配契約を主導し、2006 年にセリエ A チームの大部分の権利を取得しました。MP & Silva はその後も目覚ましい成長を続けましたが、彼は2014年に日常業務から身を引きました。 2016年5月、MP & Silvaを中国の投資グループに10億ドルで売却した後、ラドリッツァーニはMP&Silvaの副会長に任命されました。

2017年1月、ラドリッツァーニはリーズ・ユナイテッドの株式資本の50パーセントに投資し、クラブの共同所有者となりました。その後2017年5月23日、ラドリッツァーニは残りの50%の株式を以前の所有者マッシモ・チェッリーノ(かつてのカリアリのオーナー)から買い取り、リーズ・ユナイテッドの完全所有権を取得しました。 彼はビクター・オルタをフットボール部長に、イヴァン・ブラボを戦略部長に、アンガス・キニアを最高経営責任者に任命するなど、リーズの裏方スタッフに変更を加えました。そして5月25日はリーズがギャリー・モンクヘッドコーチの契約延長オプションを発動する前日でしたが、新オーナーのラドリッツァーニはモンクがクラブを辞任すると発表しました。このように、買収からわずか2日後から彼は大胆にクラブを変えていきました。


さて、ラドリッツァーニは実際どんな人物か 

クリス記者によると

長所

・非常に野心家。自身もサッカー好きな為、サッカー界に対する情熱も強い

・2017年にエランド・ロード(スタジアム)の購入を完了して、2004年以来初めてリーズ・ユナイテッドの所有物としたように新しい挑戦をどんどんしていく。アイデアマンである

・リーズを買収した時はまだ42歳。しかもサッカー界の経験が0。様々なチャレンジを試みて、もちろん失敗も有った。ただしこの6年間の経験がここにきて財産になっているだろう。ビジネスマンとして培ったノウハウをサッカークラブ経営にも少しずつ導入成功しつつある

短所

・批判に全く耳を貸さない。かなり突っ走る性格

・短気である。三顧の礼で迎えたビエルサ監督は長期政権だったが、彼を首にした後の2022-23シーズンはなんと1年間で4人も監督を変えた。名物会長・ザンパリーニを思い出しますな

・我々も良く知る某元会長と同じで、彼も口が先に出るタイプ。実際、彼が獲得したと記者に口を滑らせた選手が空港まで来て移籍が破断になった事が有る

リーズでは、初めのうちは順調でした。2部リーグ13位だったリーズに、三顧の礼でビエルサ監督を迎え入れ(当時、ビエルサ監督は2部のクラブの監督をするような格では無かった)、チームの再建に成功。すぐさま2部優勝での昇格から、プレミアでも最高9位まで復活しました。しかし、2020-21にビエルサ監督が更なる補強を望み始めてからおかしくなりました。短所にもあった通り、あまり人の意見に耳を貸さないラドリッツァーニ。更なるステップアップを目指すには補強が不十分と言うビエルサ監督を筆頭とする声を退け続け、最終的には成績も降下してきたビエルサ監督と衝突して、最終的にはクビにしてしまい・・・。その後のリーズは迷走をはじめ、昨季はサンプと同じく2部リーグ降格となってしまいました・・・

ちなみに某元会長のように、毎試合のようにスタジアムに訪れたりはしません。と言うより、リーズでは最初の1年はさすがに良く来ていたみたいですが、その後はほとんどスタジアムに現れていません。その代わりSNSは多用しており、特にTwitterには出没するようです

このように、短所も長所も有るラドリッツァーニ。ただ、間違いなく言える事は彼と彼のファンドパートナーであるマンフレディ(Gestio Capital CEO)の資金だけでは、全ての負債をひっくるめると1億9,000万ユーロにも上ると言われるサンプ買収のための資金は無いという事。サンプを買収した後にリーズの49ersへの売却が発表されたので、とりあえずはサンプに集中してくれる事は間違いなさそうですが、いずれにせよカタールの助けは不可欠でしょう

まぁ、とにかく今までよりは数万倍マシ!チーム再建に期待しましょう


【メルカート】

さて、ここからはちょっとだけサンプの今夏メルカートの展望を

まず大前提として、セリエBの規定により年棒総額はNETで2400万ユーロ以内に収めなければいけません
また1999年12月31日生まれ以前の選手、つまり大体23.5歳以上の選手は18人しか登録できません
ですので、いくらラドリッツァーニが本気で一気にチームを強くしてくれようとしても、そこまでの大型補強は現実的にできません

ちなみに2022-23、こんなに酷かったスカッドのサンプでも、まだ年棒総額は2700万ユーロぐらいあるとされてます。つまりはまださらに年棒総額は減らさなければなりません。そして新監督は若いアンドレア・ピルロ。元々彼は若手を積極的に登用する監督です。なので、とりあえず年棒が高いベテラン選手はどんどん放出して、積極的に若手を獲得していくと言う移籍の傾向は続くでしょう。本人は望んでいましたが、ここ数年のサンプのシンボルとも言えるクアリアッラとの再契約を見送った事で余計にはっきりしましたね

またセリエBの別の規定で、そのクラブに4年連続以上在籍した選手が2人必要です
サンプの場合は
クアリアレッラ
ガッビアディーニ
アウデーロ
アウジェッロ
がそれに当たります
と言うか今はそれしかいません
ベレとファルコーネは戻ってきたら該当するのかな?

残念ながらFQ27と契約を更新しない事が決定してしまいました。ですので、GKどちらか1人とガッビアディーニとアウジェッロの内の最低1人でこのリストは埋めるつもりなのでしょう

まぁここら辺はセリエAと全然規定が異なるので、いきなりBに入るクラブは結構大変だと思いますけどね
年棒総額規定はむしろAでやって欲しいぐらいですが……


7/1からメルカートも正式にOPENしまして、契約切れやレンタルバックなども更新されました。

そこでメルカートが始まる前のサンプが保有権を持っているたたき台の主要陣容を見てみます

一旦、フォーメーションは適当に4-4-2ですが

SAMPDORIA <2023・7/1~> 監督アンドレア・ピルロ 

※赤字がレンタルバック

  デ・ルーカ(モンテヴァーゴ)ガッビアディーニ(ラ・グミーナ)(ストッパ)

 

デッレ・モナケ(マラグリーダ)(ダミーコ)   レリス(ヴェッレ)(トリンボリ)

  ベネデッティ(パオレッティ) ヴィエイラ(アスキルドセン)(ジェペス)

 

アウジェッロ(ムッルー)(ジョルダーノ) ベレシンスキ(コンティ)(デパオリ)

    フェラーリ   ボンファンティ

        アウデーロ

      (ラヴァーリア)(ファルコーネ)

 
☆各ポジションを細かく見ていくとこんな感じです
  • FW陣 ⇒”偉大なるカピターノ”が去た事で、ガッビアディーニを残してシンボルっぽくする気がしますが。デ・ルーカの復活に期待したいですが、それでも手薄過ぎてあと2人は必要。モンテヴァーゴはレンタルで武者修行に出して良いと思いますが、逆にすでにサンプレベルまで達してきて来たら控えFWは彼で

   今現在挙がってる名前では、ピルロ監督が昨季まで指揮を執ったトルコのFatih Karagümrükで昨季20ゴールを挙げたファビオ・ボリーニの名前などが挙がってる

  • MF陣 ⇒総入れ替えに近くなるMF陣。昨季バーリで活躍したベネデッティは残るか?ゼーマン・ペスカーラで名を挙げたデッレ・モナケが今のサンプ保有選手で一番の金の卵。ただ、ウィンガーなのでピルロが4-3-3を使えば、ウィングでしょう。パオレッティ、マラグリーダ、ジェペスの若手3羽ガラスから1人でも化けて欲しい。レリスがエースになる様だと厳しい・・・

   守備的MFではボリーニ同様Fatih Karagümrükでプレーしたマッテオ・リッチの名前などが挙がってる

  • DF陣 ⇒CBは圧倒的に人材不足。正直一番補強が必要なのはCB。4人欲しいぐらいです。アミオーネを再獲得出来たらこの上なくうれしい。ボヌッチは本当に勘弁。SBは充実と言うか整理が必要。左SBはムッルーが売れてアウジェッロ残留成功で控えに若いジョルダーノが理想。右はベレ残留はさすがに難しいのかな・・・そうなるとスぺ体質のコンティとサンプで活躍しないデパオリの、しかも2人ともドリブル得意で守備あまり上手くないと似ているから不安

 

  • GK陣 ファルコーネ買い戻したので、アウデーロと2者択一になるでしょう。わざわざ買い戻したので、ユース出身のファルコーネを残して何とかアウデーロを高く売る方向が良いと思いますが。残りは世界最高の控えGKラヴァーリアと若手サイオタンタロッキで良いんじゃないでしょうか?

【さよならサンプ】

  1. FWクアリアレッラ ⇒未定
  2. FWランメルス ⇒エンポリ⇒グラスゴー・レンジャース
  3. FWヘセ・ロドリゲス ⇒未定
  4. MFウィンクス ⇒トッテナム⇒レスター・シティ
  5. MFジュリチッチ ⇒パナシナイコス
  6. MFサビリ ⇒フィオレンティーナ
  7. MFキュイザンス ⇒ヴェネツィア
  8. MFプッセット ⇒ワトフォード
  9. MFリンコン ⇒未定
  10. MFイルカン ⇒トリノ
  11. DFザノーリ ⇒ナポリ
  12. DFヌイティンク ⇒NEC
  13. DFアミオーネ ⇒エラス・ヴェローナ
  14. DFギュンター ⇒エラス・ヴェローナ
  15. DFムリージョ ⇒未定
  16. DFオイコノモウ ⇒未定
  17. GKトゥルク ⇒パルマ

そして昨季、給料もまともに払われなかったサンプでプレーしてくれた選手達。ほとんどがレンタルだったのもあり、こんなにもクラブを去りました~

この中ではやはりザノーリとアミオーネ。この2人には大いなる成功を確信しております。

ウィンクスとヌイティンクとはもう2年前ぐらい、違う形で会いたかった・・・

そしてクアリアレッラ様は本当にお疲れ様でした

 

と言うわけで、いきなり来季期待できるすでにいる若手だと

デッレ・モナケ、モンテヴァーゴ、パオレッティ、ジェぺス、ジョルダーノ、ベネデッティ

あたりでしょうか

まぁ補強次第で、この中の何人が残るかわかりませんが。特にデッレ・モナケとモンテヴァーゴは手放してはいけないプロスペクトだと思います

とにかくここ数年CBが泣き所なので、個人的にはセンターバックの若手に積極的に投資して欲しい!!

次号はピルロ監督。そしてやんわりサンプのメルカートに触れていきたいと思います

Foooooooorza Saaaaaaamp!!